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2009/01/23

映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」感想

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を試写会で見てきました。
音楽も美術も素晴らしく、ベンジャミンが生まれる1918年からハリケーン・カトリーナが上陸する2005年8月末までを素晴らしい映像で巧みに描いていて見応えがありました。
映像技術と特殊メイクが可能にした映画化ですね。上映時間166分と長いのですが、ベンジャミンの物語に引き込まれてしまうのであまり気になりません。でもあと30分カットしテンポを良くしても良かったかも。

時計職人ガトー、アーチスト、シェイクスピア好きな男、7回雷に打たれた男、ピアノを教えてくれた老婦人、ドーバーを泳いだ女、ボタン会社の男、母親、踊る人など様々な人生がベンジャミン・バトンの人生と交差し死によって分かたれていきます。80歳で生まれ赤ん坊に成長していく彼は出会った人々と同じ歳月を生きる事はできません。

このベンジャミンの人生とアメリカの歴史を縦糸に人物との関わりが横糸として織られる物語は、美しく切なく進行します。彼の関わる人々の描写はそれぞれは短いながらも個性的で、人生の輝きに満ちています。

ただ、ベンジャミンという人物は何がしたかったのかが分らない。49歳(見た目30歳くらい)の時の行動とその12年後(見た目20歳くらい)の行動がすとんと胸に落ちてこないんですよね。
特に12年後の行動が最後にしに来ただけ?って感じでもやもやしました。

またアカデミー主演男優賞にノミネートされる程の凄い演技かと聞かれるとちょっと疑問です。特殊メイクや特殊効果のお陰だと思います。でも若者メイクのブラピを見て、「テルマ&ルイーズ」のヒッチハイカーとか思い出して昔のブラピはまぶしいくらい綺麗だったなぁと感慨しきりでした。

原作の「見た目も中身も老人」で、生まれながらに話したり、老人同士ということで祖父と仲がよかったり、幼児なのに喫煙して父に嫌がられたりというのと、映画の設定は全く違い「見た目は老人・中身は子供」でした。
原作の飄々とした感じも好きでしたが、映画版の見た目と中身のギャプからくる苦悩や切ない感じも良かったです。
あの原作からこの脚本を書いたのは「フォレスト・ガンプ/一期一会」のエリック・ロスで第81回アカデミー賞脚色賞にノミネートされていますが、良くできた脚本だと思います。

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」は 下記の通り今回最多の13部門にノミネートされています。
・作品賞 
・監督賞:デビッド・フィンチャー
・主演男優賞:ブラッド・ピット 
・助演女優賞:タラジ・P・ヘンソン
・脚色賞 
・撮影賞 
・編集賞 
・美術賞 
・衣装デザイン賞
・メイクアップ賞 
・視覚効果賞 
・録音賞 
・作曲賞

デビッド・フィンチャー監督作品として考えたら「セブン」や「ファイト・クラブ」の方が良かったので、この作品で監督賞はとって欲しくないとか言ったら怒られるかなぁ?
日本公開は2009年2月7日です。若くて綺麗なブラピを大きなスクリーンで堪能して下さい。あ、ケイト・ブランシェットもスタイル良くてとても綺麗でした。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008)
原題:THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
監督: デヴィッド・フィンチャー
原案: F・スコット・フィッツジェラルド
脚本: エリック・ロス
出演: ブラッド・ピット
    ケイト・ブランシェット
   ティルダ・スウィントン
日本公開日:2009年2月7日
公式:http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/

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Comment
面白くなかったわけじゃないけど、特撮以外に特に見るところがある映画でもないですよね。原作の方が面白そうと思いました。

http://princesschu.blog23.fc2.com/blog-entry-604.html
>チュチュ姫 サマ
そうですね、特撮凄かったですね!どうやって撮影したの?って映像がいっぱいでした。
反面、ベンジャミンの物語が弱くなり、周囲の人達の群像劇っぽかったですね。第一次世界大戦後から21世紀までの「時代」をさらっと描いた作品になってましたので、ベンジャミンという人物の物語を期待すると肩すかしかもしれません。
原作はベンジャミンの人生についての物語なので全く別の楽しみ方ができると思います。ネット上に英文のテキスト(25P程度)がありましたよ~。
TBありがとうございました。
TB有難うございました。
80歳の老人の姿で若返っていく。
奇抜なストーリーながら、
この世に生まれ、人生の折り返し、
そしていつかは誰しも訪れる死
自分の人生を思わず振り返ってしまう…
そんな映画でした。
老いたくないですね…
時間が戻せたらいいのに…

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
>シムウナさん
どんな人生も死に向かって時計の針が進んでいるんですね。
ベンジャミンの場合は逆回転なだけで、全く普通の人生として描かれ、周囲の人の方が却ってドラマチックな人生というのが面白い映画でした。

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デビッド・フィンチャー監督とブラッド・ピットのコンビ作品 がまた見れると胸躍りました。「セブン」、「ファイトクラブ」と あっと驚く仕掛けを用意してくれる・・・ この題材を選んだときにびっくりしました。

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