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2008/12/23

「風が強く吹いている」原作感想

風が強く吹いている風が強く吹いている
(2006/09/21)
三浦 しをん

商品詳細を見る


奇跡のような出会いから、清瀬灰二と蔵原走は無謀にも陸上とかけ離れていた者たちと箱根駅伝に挑む。それぞれの「頂上」めざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた、超ストレートな青春小説。 (「MARC」データベースより)

陸上経験者3人しかいない寮生10人で予選会を経て箱根駅伝を目指す10ヶ月弱の話です。
箱根と言えば才能ある高校生を全国から集め鍛えさらに選抜して挑む競技なので、素人同然のチームが挑戦するなんて絶対あり得ない設定なのですが、読み進めるうち読者も一緒に応援したくなる作品です。ストレートにぐいぐい進み、文体も読みやすく、キャラも魅力的で一気読みでした。

何より作者がランナーの美しさに魅せられ書いたのだろうというのが伝わってきますね。主人公の走りに魅せられる清瀬同様、読者もタイムや勝敗抜きに純粋に「走る」って何だろうという意味を求めて走る主人公の姿に引き込まれていきます。
他のキャラも魅力的で、ストーリー進行するためだけに存在するような捨てキャラがいません。皆がそれそれのドラマをもって生きています。

ライバル校の藤岡の「タイムや順位ではなく、変らない理想や目標が自分のなかにあるからこそ走る」、清瀬の「長距離選手に必要なのは、本当の意味での強さだ。『強い』と称されることを誉れにして、毎日走るんだ」 という台詞は陸上経験ない人間の心にも響く普遍的な言葉です。
何かに熱中したり打ち込んだ経験が誰しもあると思いますが、その時の気持ちを端的に現わしていて強く頷く台詞ですね。

というわけで運動音痴の私も読んだ後、ランニングを始めたくなりました。
読後感もすっきり爽やかな青春ものとしておすすめです。
二年前の作品なので既に読まれた方も多いでしょうが、未読の方はお正月の「箱根駅伝」を見る前に是非どうぞ。

おすすめ度★★★★★
風が強く吹いている
単行本: 512ページ
出版社: 新潮社 (2006/9/21)
ISBN-10: 4104541044
ISBN-13: 978-4104541041
発売日: 2006/9/21
商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 3.2 cm


映画は2009年秋公開。
原作:三浦しをん 脚本・監督:大森寿美男 キャスト:小出恵介(清瀬灰二)林遣都(蔵原走)
公式HP:http://www.kaze-movie.com/

林遣都はバッテリーでも天才ピッチャー役でしたが、今度は天才ランナー役です。近寄りがたい静謐なイメージがぴったりです!
公式HPではエキストラ募集してました。ランナー、観客、駅伝スタッフと年齢・性別・陸上経験関係なく応募できそうですね。

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Comment
こんばんは~
ちょっと、興味あるな~この本。
いつも、お正月は、「箱根駅伝」を観戦しに行っているので。
また今度も、お正月に行ってきます。
生の「箱根駅伝」は、感動物です!
選手達1人1人の一生懸命、命を懸けて走りぬく姿に、涙が出てしまうほどです。どの選手にも「がんばれ~!!」と声をかけてあげたくなるよ~(T_T)
おすすめです~!
こんばんは~!
おおっ、箱根駅伝観戦に行かれるのですね。でしたらその前に読まれると感動が二倍三倍になりますよ!私も毎年TVで見てるのですが、今年は例年よりずっと熱心に見てしまいそう。

生で見たら、感動ひとしおでしょうね~。いいな~。街道の応援の声って結構選手に聞こえてて、とても励みになるそうですよ。走るのに良い天候だといいですね!(あ、でもそれだと応援する人にとっては寒いので、温かくしてお出かけくださいね。)

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