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2010/03/20

映画「カラヴァッジョ 天才画家の光と影」感想

「カラヴァッジョ 天才画家の光と影」見てきました。カラヴァッジョという画家の数奇な人生を、彼を取り巻く3人の女性、世相、政治的駆け引きなどを交えて描き、興味深い内容でしたが、時々話が飛躍しカラヴァッジョについて基礎知識がない私には分かりにくい部分がありました。面白い時代の劇的な人生描いているので、背景や心理をもう少し詳しく描いて欲しかったです。

2007年にイタリアで放送された全2話のテレビ・ミニシリーズを1本の映画作品とした、16世紀イタリアを代表するバロック絵画の巨匠カラバッジョの生涯を描く伝記映画です。

ルネサンスの調和と清謐が重んじられた様式から、劇的な感情表現と激しい一瞬の動きを捉え、明暗のコントラストをはっきり付けたバロック美術の先駆者となったカラヴァッジョですが、激情型の性格で酒場で喧嘩を繰り返し果ては決闘で人を殺しローマを追われた時期があるというくらいしか知りませんでしたので、同時代に活躍した有名画家も数名出てきて、ちょっぴり知識が増えた気がするのはお得でした。

日本で言えば関ヶ原の戦いの頃ですし、本当はどんな人生だったか詳しいことは分かって無いと思います。だからこそ自由にドラマを作れそうなのに、なんか中途半端に詰め込みすぎ、駆け足で沢山の人物が出てきました。脇に出てくる歴史的人物達はどの人達も面白そうなので、ついつい沢山出したんでしょうね。日本で言えば「ねね様」や「淀君」みたいに、名前だけでどんな背景の人物か分かるイタリア人向けのTVドラマとは言え、とっても分かりにくかったです。
コロンナ侯爵夫人を頼ってローマに行ったのかと思ったら、何故か浮浪者になってるし、斬首されたのがチェンチ男爵の娘ベアトリーチェだというのも家に帰って公式HP見てからやっと分かりました。
あらかじめカラヴァッジョについて調べておくともっと楽しめたと思います。
でも出てくる絵画と音楽も良く、美術もしっかり作ってあり、画面は綺麗で見ごたえあります。
俳優さんも格好良いし、TVドラマでこのクオリティは凄いと思います。
カラヴァッジョについてもっと知りたくなった映画でした。


邦題:カラヴァッジョ/天才画家の光と影
原題:Caravaggio
監督:アンジェロ・ロンゴーニ 
撮影:ビットリオ・ストラーロ
製作国:2007年イタリア・フランス・スペイン・ドイツ合作映画
上映時間:2時間13分
配給:東京テアトル
公式HP:http://caravaggio.eiga.com/


映画の感想 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
これ見たい!
ですねー。アメリカでレンタルしてないか、ちょっと探してみます。

大学で美術史をやって、ルネサンスに惹かれるようになりました。
>LimeGreenさん
おぉ、美術史をやってる人が見たら楽しい場面がいっぱいあると思いますよ。絵を見るときも題材にどんな物語があるか、静物画に描かれた果物にどんな意味があるか、知って見ると二倍も三倍も楽しめますもんね!
私はNHKの日曜朝やってる美術番組をたまに見る程度なのでちょっと判らない部分も多かったです。
ただ残念ながらIMDbのリリースデータによるとアメリカでは放送されず、DVDにもなってないようです。
http://www.imdb.com/title/tt0814042/

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