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2010/01/20

映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」感想

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」見てきました。
とてもしっかり作られたミステリー映画でハラハラドキドキ2時間30分引き込まれて見ました。女性が暴力を受ける重い話ですので見る人を選びますが、ヒロインのキャラクターが面白く、見ごたえのある映画でした。

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ストーリーは、「スウェーデン・ストックホルム。大企業ヴァンゲル・グループ一族が住む孤島で、40年前、ひとりの少女が忽然と姿を消した。グループの前会長ヴァンゲルが事件の調査を依頼したのは、裁判で有罪となり失業中の記者・ミカエル。調査の過程で彼は、鼻ピアスと背中にドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカー・リスベットと出会い、互いに協力し様々な秘密を明らかにしていく。やがて、ひとりの少女失踪事件から、大富豪のヴァンゲル一族の深い闇と、過去に隠されたおぞましい罪があぶり出されていく――。」というものです。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 上 (単行本(ソフトカバー))


原作は全世界で2100万部を超える大ベストセラーとなった傑作ミステリーだそうです。(未読です)
耳なじみのないスウェデーン語だし有名なハリウッド俳優が出ている訳でもないのに、しっかりしたプロットときっちりとした描写で2時間32分引きつけられました。少女失踪・殺人事件・ハッカー・ナチス・冤罪など盛り沢山の謎と、斬新なヒロインのキャラクターが巧く融合して飽きさせません。脚本や・カメラアングル・音楽などどれもハラハラドキドキを盛り上げています。
スウェーデンの大金持ち一族が住む孤島っていうロケーションが素敵で、これだけで何が起こるんだ~!っとワクワクしてしまいますよね。何軒かでる住宅の内装がそれぞれ異なっているのも素敵でした。
ただ若くて綺麗な女優さんも出なければ格好いい俳優さんもいないのが残念です。ミカエル役はもう少し若くて格好よくても良かったかも…。

ヒロインのリズベットは鼻ピアスしてパンクな格好している小柄な23歳、天才的なハッカー能力と頭脳を活かし事件を解決していきます。彼女は女性に暴力を振るう男を憎んでいて、その反撃は防衛の域をこえて暴力行為そのものです。
自分への暴行犯に対し制裁を加え、絡んできたゴロツキに徹底抗戦します。
普通女性は喧嘩しても基本口げんか、論理で自分が正しかったと認められたい、肉体的に相手をいたぶるより精神的ダメージを与え、正義が自分にあると味方して貰うのが好きです。その点、リズベットの行動はとっても男性的で、女性らしさがないです。
逆にリズベットの冴えた推理を元に事件を解決するミカエルの役割は「女性的」お色気担当って感じのキャラクターで、敵対する人物を社会的に葬る事に心血を注いでいます。
そう、本作は単に男女の役割を逆にして構成し直したような内容なんですよね。そこがちょっと不満でした。
(とはいえミカエルが素直に愛情表現するところはやっぱり胸がきゅんとしてしまいました。こういうマメで気持ちを素直に言葉に出来る男は万国共通モテますね。)

本書に出てくる女性に対する暴力は凄まじく、映像としてもかなりショッキングです。男尊女卑の人間は日本にもいますが、憎しみの質が違う感じ、女性を憎む動機が異次元過ぎでした。北欧って男女同権・高福祉で社会的弱者に優しい国というイメージが強いのですが、光が強い分それに憎しみを覚える狂信者も強烈なのでしょうか?
またナチスの問題などスウェーデンの第二次大戦あたりの歴史を知ってると更に理解が深まりそうです。

原作三部作の残り2作品も同じ出演者で映画化されたとの事なので、そちらも是非見たいですね!それに原作も是非読みたいです。
エンドロールの後に「ミレニアム2 炎と戯れる女」予告が流れるので最後まで見ましょう。

「ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女」予告


邦題:ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女
原題:Män som hatar kvinnor
監督:ニールス・アルゼン・オプレブ
プロデューサー:ソロン・スターモス
原作:スティーグ・ラーソン
脚本:ニコライ・アーセル、ラスムス・ハイスタバーグ
撮影:エリック・クレス
音楽:ジェイコブ・グロス
編集:アンネ・ストラッド
出演:ノオミ・ラパス、マイケル・ニクビスト、スベン=バーティル・トープ、ステファン・サウク
製作国:2009年スウェーデン映画
上映時間:2時間33分
公式HP: http://millennium.gaga.ne.jp/

「ミレニアム2 炎と戯れる女」予告


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映画の感想 | Comments(4) | Trackback(1)
Comment
わーいコメント欄!
復活ですね。嬉しいです。

私はこの映画のことはなにも知りませんでしたが、そういう設定はありだなぁって思います。最近の映画では腕力のある女性がもてはやされていますからね。

多分実際の世界で中々出来ない(でも出来たら気分が晴れるだろう)ことを映画の中で具現化しているのではないでしょうか。

Stellan Skarsgård のおかげでスウェーデンに目がいくようになりました。でもスウェーデン産の映画って見たことあるか思い出せないですね。
>LimeGreen さん
ご無沙汰して申し訳ありません。
本格復帰までは無理せずひっそりやって行こうと思ってます。

>でも出来たら気分が晴れるだろう
確かに一理ありますね~。それに女性的陰湿ネチネチだと桐野夏生になっちゃうかも…。

文字が化けちゃってますがステラン・スカルスゲールドでしょうか?顔見たら、「あ、見た事ある」って分かりましたが名前を知りませんでした。渋いところに目をつけていらっしゃいますね。
スウェーデンの監督というとイングマール・ベルイマン、ヴィクトル・シェーストレム、ラッセ・ハルストレムあたりが浮かびますが、この辺になると英語台詞のハリウッド映画になっちゃいますね。あ、「やかまし村の子どもたち」はスウェーデン映画だった気がします。
昨年人気の吸血鬼映画「レット・ザ・ライト・ワン・イン」は日本では公開されなかったんですよ。残念です。
No title
素晴らしいブログを読ませていただきありがとうございます。
これからも更新頑張ってください。
>出会いとはなんたるか さん
いらっしゃいませ!こんばんは
最近は不定期更新となって申し訳ありません。
温かいコメントありがとうございます。

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