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2009/12/25

映画「アバター」感想

「アバター」3Dで見てきました。いや、体験してきましたって感じですね。
3Dメガネの先には惑星パンドラの美しい景色が色鮮やかに描写され、映像にすっかり引き込まれ2時間42分があっという間です。
これは2Dより3Dで、DVDより映画館で見るべき映画だと思います。

ストーリーは「22世紀、地球から遠く離れた惑星パンドラへとやってきた元海兵隊員ジェイクは、自らの分身となる“アバター”を操り、先住民ナヴィと交流するが、やがて鉱物資源を巡って勃発する人類とナヴィとの戦争に巻き込まれていく。」というものです。
「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督が12年ぶりにメガホンをとった作品としても、様々な新技術を使っている点でも注目を集めていましたが、本当に映像が凄かったです。

3D映画というと博覧会の短編映画としてやディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど遊園地のアトラクションとして何度も体験していますが、基本的に画面から映像が飛び出して見える演出が多かったと思います。よく子供達が目の前の空間に飛んでくる映像を掴もうと手を伸ばしてますよね。でもこの映画は手前じゃなくて、奥に立体感をもたせてあります。だから観客の方がスクリーンの中に引き込まれそこにいるような感じ持つんでしょうね。

その奥行き感がある3Dで描写された色鮮やかなパンドラの自然が、本当に綺麗で、巧みな構図で描かれた風景をもっと見ていたい気持ちにさせられます。
また、実写部分の美術も素晴らしい。大佐が操るロボットはアニメの世界ではお馴染みでしたが、実写と特殊効果でリアルな映像になっています。

ただストーリーは予告段階から予想された通りポカホンタスでした。こうなるだろうなと思った通りに展開します。でも異世界が映像で丹念に描写されるので全く飽きません。3Dで眼が疲れますから、シンプルなストーリーの方が頭が疲れずにちょうど良かったです。

ただ、これは映画館で迫力の映像を楽しんだからそう思うんであって、DVDで見たらストーリーの粗が気になるかもしれませんね。
よく考えると6年もかかる距離の宇宙航行が可能で、アバターに精神融合させる技術があって、あんな小さい酸素マスクがあり、ホログラムで表示した地図を音声で操作できるのに、車椅子が20世紀然としていたり、武器がぜんぶ火器だったりと22世紀が舞台なのに技術の発展がアンバランスです。実戦配備される二足歩行戦闘ロボット技術で、素晴らしい義足が出来るはずですし、アバターを作る遺伝子操作技術で多能性幹細胞から脚を作り出すことくらい簡単にできるはずです。

また自分の文明に嫌気がさした文明人が野蛮人の崇高さに心酔するという構図も60年代のヒッピーっぽいし、「ありのままの自分」を否定してるラストも倫理的にどうなんだろうかと冷静になってツッコミだしたら切りがないです。

俳優の表情を小型カメラで撮り、その目の動きや表情をリアルに再現しているのでナヴィ族の表情が豊かで、見ているうちにだんだん人間らしく見えてきます。逆に人間っぽいな~と思って見ると、ナヴィ族の笑顔が怖くて、不気味の谷は深くて険しいなぁと思わずにはいられませんでした。

ただそういう粗は映画を見てるときは、迫力の映像におされてあまり気になりません。逆に映像の迫力を感じられないDVDで見るとこの映画の良さは分からないかもしれません。高くても3Dを劇場で見るのが一番だと思います。


B002QVBX7Uアバター
原題:Avatar
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
撮影:マウロ・フィオーレ
美術:リック・カーター、ロバート・ストームバーグ
音楽:ジェームズ・ホーナー
上映時間:2時間42分
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョバンニ・リビシ、ジョエル・デビッド・ムーア、CCH・パウンダー、ウェス・スチュディ、ラズ・アロンソ

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おもちゃ見たら主演のはなくて何故か大佐のばかり売られてました。

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映画の感想 | Comments(6) | Trackback(3)
Comment
見ました。
3D自体は自然に見せるための奥行き程度にしか感じられなかったですが、心配していた疲れすぎにもならなかったです。
ストーリーの単純さも、見ることを妨げないかんじでしたが、ちりばめられたメッセージを十分消化した感がないのはなんなのでしょう。ジェイクの子供っぼさからの成長とか、ナヴイ族が戦うことの動機やらなんやら。大佐が象徴するおろかさなどなどもっと描いて欲しかったなぁ。それやると時間たりないか。
>らまさん
こんばんは
いらっしゃいませ
そうなんですよね~。結構長時間なわりに人物に厚みを持たせてないのが物足りないですよね。
多分世界のマーケットを考えたら、誰にでも理解しやすいように人物の役割を単純にしておく必要があるんでしょう。
まぁ三部作になるらしいので、そこら辺はこれから描くつもりなのかもしれませんが…。
映像の驚きは1作目で味わったので2作目、3作目はストーリー重視脚本にして欲しいですよね。
No title
先月観ましたがまた観に行きたいですね。できればIMAX 3Dの劇場で。
ストーリーは誰が観てもわかりやすいように描かれていて、しかもよく考えると想像以上に多くのメッセージが込められているんですよね。
ほんとにすごい映画だと思います。
私もブログで感想を書いてますので、よければー。
>mapiroさん
いらっしゃいませ、こんばんは
確かに王道のストーリーでベタですが、それを飽きさせずに描いているのが凄いですね。細かな伏線、設定と演出があればこそです。
No title
昨日観てまいりました。思いの外、目が疲れませんでした。映像が美しくて、ここまで映画は進化したのか・・・と目から鱗でした。戦闘シーンが多くて、そこは残酷で好ましく(個人的に)ありませんでしたが、新時代を築く映画、と云うのが私の感想です。やはり映像美が一番印象に残りました。

仰る通り、ナヴィ族の笑顔が何とも不気味で怖かったです。ナヴィ族もヴィジュアル的に、もうちょっと爽やかさを加味して欲しかったですね。映画を観るのを躊躇した一番の理由は、ナヴィ族の顔だったので・・・。

>りゅうちゃんママ さん
猫科動物の顔ですよね…。
唇から歯をむき出して威嚇するとことかもろに動物っぽい感じでしたし。
でも仕草が結構アメリカンじゃなかったですか?
ちょっとツッコミいれたくなりました。(笑)
でもあの自然の美しさ、幻想的な風景はCGならではですよね。
3Dでこんな事ができるんだよ~というのをしっかり見せてくれた映画でした。

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