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2009/08/23

映画「宇宙(そら)へ。」感想

Rocket Men
「宇宙(そら)へ。」見て来ました。
米国の宇宙開発の栄光とその陰にある失敗が描かれたドキュメンタリーで、人が宇宙を目指す勇気と熱意に胸を打たれました。

ガリレオが望遠鏡で宇宙をみてから400年、NASA設立から50年、人類初の月面着陸から40年、宇宙とかロケット好きには堪らないテーマの映画です。NASAの未公開映像が使われ、あまり知られていなかった宇宙飛行士達まで取り上げているのは良かったです。

自分はアポロの月面着陸を生中継で見ていた世代なので、当時の映像を見てあの時のワクワクした気持ちを思い出しました。当時は「人類は宇宙に行くんだ!」という高揚感、いつか人類はSF小説のように宇宙旅行をするという明るい展望がありました。
逆に40年経ち「ぼくらの生まれてくるずっとずっと前にはもうアポロ11号は月に行ったっていうのに」宇宙開発は後退、人類は地球に縛られてしまってる今、当時のフロンティア精神を見るのはなんだか切ないです。

むろん今だって宇宙に憧れる人はいっぱいいるけど、当時のような二大大国によるメンツを賭けた開発合戦は無理だし、宇宙開発に掛かる費用に比べ得られる実利的メリットは少ないのですから仕方ありませんけどね。

映画はNASAからの視点のみで、当時アメリカと宇宙開発でしのぎを削っていたソ連については全く描いていないので時代背景がイマイチ伝わりません。またアポロ13号の事も描かれず、物足りない内容でした。
原題のRocket Menのとおり、宇宙開発史ではなくあくまでNASAの宇宙飛行士達を描いた作品ならば、その後の彼らにインタビューし宇宙に行きどう感じたかなどをもっと入れても良かった気がします。また彼らを支える技術者の試行錯誤や葛藤なども入れてあったらもっと厚みが出たんじゃなかろうかと残念でした。

当時の映像なので、映像の状態もあまり良くないし、見た事ある映像が多く、公開初日と二日目の21日22日500円で鑑賞したのなら納得の値段ですが、それ以上だったら高いと思います。
商業映画として公開するならサービスシーンとして現在の技術で撮影した「宇宙の映像」や「宇宙から見た地球」などを入れて欲しかったです。
最後に日本語で唄ってるテーマソングに日本語字幕が出るのは意味不明というかしつこく感じました。



原題:Rocket Men
監督・脚本・製作総指揮:リチャード・デイル
製作:マイケル・ロビンス、マイク・ケンプ、ティム・グッドチャイルド、ピーター・パーナム
音楽:リチャード・ブレア=オリファント
編集:ピーター・パーナム
翻訳監修:毛利衛
日本語版ナレーション:宮迫博之
上映時間:1時間38分
公式HP:http://www.we-love-space.jp/

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映画の感想 | Comments(9) | Trackback(3)
Comment
タイトルを見て
何故か、逆に「地球へ」(テラへ)を思い出してしまいました(笑)。

私が育ったころが丁度「宇宙ブーム」。Giant Leap for Mankindこそ覚えていませんが(さすがに小さすぎた)、子供の頃はキューブリックやアポロ計画に影響されたと思われる(笑)絵本を読み、太陽系の絵を描くのが好きでした(恐竜の絵本も好きでしたけど)。

NASAのプロモ映画、と思っておけばよいのでしょうか?

ポチ3
なるほど。
テレビで宇宙スペシャルみたいなのがあると必ず見るほうなのでちょっと気になってたのですが、こちらを読んでやめることにしました。
たしかにこの映画のために撮影した素材があるとも思えませんしね。
『ディープ・ブルー』みたいな映像詩的なものでもないんですね。
こんばんは
今日は「96時間」を観てきました。
お父さんすごい。
(でも不満もちょっと残りましたが)

アポロ11号の乗組員で、月から帰還した後、
精神に異常をきたしたオルドリンは、
マスコミとの接触をNASAに禁じられていると、
聞いていましたが、映画ではどうだったでしょうか?
>LimeGreen さん
あ、「NASAのプロモ映画」そんな感じです。
よく考えるとあの当時の宇宙飛行士はみんな詩人ですね「人類の偉大な一歩」とか「町のみんなに明かりのお礼を言ってくれ」とか素敵な一言を言ってます。

>toto さん
TVのスペシャル番組をそのまま上映しちゃった感じでした。

>『ディープ・ブルー』みたいな映像詩的なものでもないんですね。
はい。そういうのはないですね~。せっかくの宇宙題材なのだから少し入れても良かったのにと残念でした。
>ふぉうさぎ さん
>マスコミとの接触をNASAに禁じられている
エドウィン・オルドリンってうつ病だったとは聞いていましたが、そこまでとは知りませんでした。
映画では昔の映像だけで、乗り込む所や帰ってきた所だけだったと思います。
No title
これは、是非観たいです!
詳しく、ご紹介して頂き有難う御座います。
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>moon-rainbow さん
宇宙好きの人には堪らないテーマの映画だと思います。

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Trackback
『ディープ・ブルー』『アース』に続き、イギリスBBCがアメリカの NASAの50年に及ぶ、宇宙開発への歴史をNASAに眠る オリジナルフィルムをもとに作られたドキュメント映画。
2009年:イギリス映画、リチャード・デイル監督・脚本・製作総指揮。 ≪日本語ナレーション版≫
 公開初日の8/21と22はなんとすべての映画館で500円という超低価格設定。記事にするのが遅くなっちゃいましたが、初日の8/21に宇宙(そら)へ。を観てきました。低価格設定にもかかわらず映画館のスタンプカードには押印してくれました。スタンプの値段を考慮すると実質3...

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