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2009/07/31

映画「HACHI 約束の犬」感想

「HACHI 約束の犬」見てきました。とてもシンプルな脚本に押さえた演出で、人と犬の間の愛情や信頼関係が描かれ、後半はハンカチが手放せませんでした。
でも最後は温かな気持ちで見終わり、心地良い余韻が残りました。
hachi

ストーリーは「迷子の秋田犬の子犬を偶然保護したパーカー・ウィルソン教授は、妻の反対を押し切りその子犬を飼うことにする。ハチと名付けられたその犬はパーカーの愛情を受けてすくすくと育つ。いつしか夕方5時に帰宅するパーカーを駅前で待つのが日課となったハチ。誰もがその幸せな光景がいつまでも続くものと思っていたが…。」という日本人はよく知っているハチ公の物語です。

ハリウッドで「忠犬ハチ公(1987年)」リメイクと聞いた時は、またヘンテコな日本やあざとい演出で泣かせようとするのかと案じていましたが、予告編のとおりとてもシンプルかつ丁寧に作られています。

時間も1時間33分と短めで、前半は犬好きって万国共通だな~と思わせる笑えるシーンや、子犬の愛らしいシーンが沢山ありほのぼのします。
駅でお出迎えするハチの様子がもうパーカーを好きで好きで堪らず、パーカーもそのハチを愛おしんでいるのが伝わってきてほほえましいです。
監督も主演のリチャード・ギアも愛犬家だそうですね。モノクロでハチの目線が所々入るのもそんな監督ならではの演出ですね。
また、さりげなく秋田犬の性質の説明や名前の由来を、パーカーの同僚で日系人教授のケンに言わせるのも原作への敬意が感じられて良かったです。

泣かせようという演出はないのに、前半の小さな伏線が後半涙腺を刺激しまくりです。
ともかく秋田犬(子犬は柴犬)の目が可愛くて表情が哀愁があり堪らない。これは泣いてしまう~と最初は我慢してましたが、前後左右の席の人が皆泣いてたので、私も安心して洟をすすりました。
男性も結構泣いてる人多かったです。

教授が倒れるところから葬式までのシーンや、妻が駅を訪ねるシーンなど、あっさりと描写しながらも、登場人物の気持ちが伝わって来てどどどと涙が溢れて来ました。
そして悲しい物語なのに、ラストには希望があり、素直に良かったね~と思えます。さすがドラマ作りに定評がある監督の作品です。

無粋な話ですが、元のハチ公物語は戦前のため放し飼いされてますが、ハリウッド版ではどうするのか心配してたら、全く説明もなくスルーでした。
現代の日本でも放し飼いは無理だし、アメリカなら尚更でしょう。それを変に理由をでっち上げて説明するより、そういう設定だとしてしまったのは清々しいです。
また娘や駅の周辺の人々がハチを見守る行動も、野犬を野放しにするはずがないので本当は無理ですが、そこに時間をとらず、人の犬の交流だけを描いるのは正解ですね。
ただそれはこの物語が有名な日本での事。アメリカではハチ公は有名なんでしょうか?やっぱり無粋な突っ込みされそうでちょっと心配です。

私は字幕版で見ましたが急に日本語吹き替えが入るシーンがあり、ここだけ違和感がありました。口とも合ってないしなぜ入れたのか不思議でした。

この夏、すっきり泣きたい人、犬が大好きな人にお勧めです。


HACHI 約束の犬
Hachiko: A Dog's Story
監督: ラッセ・ハルストレム
撮影: ロン・フォーチュナト
音楽: ジャン・A・P・カズマレック
出演: リチャード・ギア、ジョーン・アレン、サラ・ローマー 、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー、エリック・アヴァリ、ダヴェニア・マクファデン
上映時間:1時間33分
日本公開:2009年8月8日

おまけ(CNNで放送された撮影中の様子&インタビュー)



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Comment
設定は?
現代に置き換えているのですか?それとも「ハチ公当時」の話ですか?

それによっても「放し飼い」の是非は変わると思います。たとえアメリカであっても。

予告をみた限りでは郊外の町の風景だし、大都市ではないから特に問題ないのでは。今こそ街中ではリードなしに散歩できませんが、うちの前はリードなしで散歩している犬、よくいますよ。

ポチ3
>LimeGreenさん
それが1990年代後半から2008年までという、現代の話です。
町並みや駅舎が古めかしいので、もっと昔と思ってたら、教授の墓が1998年死亡となってました。「もうあれから10年…」という妻の台詞もあるので、1998~2008年に野犬だった事になります。
おはよう
アメリカでも都市部でなければ、ある程度の放し飼いが
容認されているのかも知れません。
日本犬はアメリカでブームになっていると聞きます。

そうですか、あざとくなかったですか(笑)。
リチャード・ギアは実生活でも愛犬家だそうですから、
自然な演技になったのでしょう。
No title
良さそうな出来上がりですね。見るのが楽しみです(*^_^*)
BS-TBSで入った「あすなろ学校」という聴導犬を育成している学校のドラマを昨日見たのですが、
 聴導犬を育てよう!
とか
 犬と触れ合うことで社会に出れるように
とかが、良い施設だし、良い取り組みなのは分かるのですが、お涙ちょうだい的に描かれているように思えて、不満が残ってしまいました。
まあ、オイラがひねくれて捉えてしまったのかもしれないけど(^_^;)
なので、この「ハチ公」には期待してしまう♪
早くDVDにならないかなぁ♪(って、上映したばっかりだってv-356
>エリアンダーさん
リチャード・ギア来日時のインタビューで、「12時間犬を撮影したから、そろそろ俳優を30分撮影しようという感じ」と言ってましたが、犬中心に撮影したそうです。
ハリウッドの犬映画だと絶対ある、怒られてしょぼ~んとした顔や、キュ~ンと鳴いて甘えたり、不思議そうに首をかしげる演出は一切ありません。
顔もポーカーフェイスだし、しっぽ振るのも控えめなのに、教授を大好きなのが伝わってきます。
プロダクションノートによると『ハチを演じた秋田犬の1頭レイラのことを、駅員のカールを演じたジェイソン・アレクサンダーは「犬界のメリル・ストリープ」と呼んでいる。』そうですよ~。
>サイズ君さん
8月公開ですからDVD出るのは早くても年末でしょうね。
でも家の方が周囲を気にせず泣けるので良いかもしれません。
私は試写会の帰り道目が腫れてて下向いて帰ってきました。
吹き替えシーンについて…
はじめまして。
私も字幕版で見てきましたが、吹き替えシーンはケンが日本語でハチに語りかけている部分ですよね。
あれ、俳優さんは実際に日本語を喋っていて、口はちゃんと吹き替えの台詞の通りに動いてますし(だから他のシーンとは逆に、英語で字幕が出る)、その前にも字幕には表示されませんが「どうしたハチ、元気か」と日本語で声をかけているシーンがありますよ。
ケン役のタガワヒロユキさんは、アメリカ育ちの純日本人で、日本語ペラペラだそうです。
理由は分かりませんが、音声を後からかぶせたせいで(もしかしてここだけタガワさん本人の声ではなく吹き替え版の声優さんの声を使ってる?)不自然に見えてしまったんでしょうね~(^^;)
>ナナコ さん
俳優さんご本人の声だったのですね~。
とても違和感があったので、吹き替えかと思い込んでました。
情報ありがとうございます。
それじゃぁ音声と画面のタイミングがあって無かったんでしょうねぇ~。
そうだったの!?
日本語吹き替えのシーンは俳優さんが日本語喋れないから・・と書いてあるブログを見たのでそうなのかと思っていたらそうではないかもなのですね。
それから、試写会一緒に行った方が「リチャード・ギアってほんとは犬が好きじゃないらしいよ」って言ってたのでそれもそう思ってました。
どちらにしろ、lifeonmarsさんのこの記事やコメント読んで良かったと思います。
>栄子さん
え?そうなんですか。ますます分からなくなって来ました。でも違和感はあったので、タイミングなり吹き替えなり何かおかしかった気がします。

リチャード・ギアが犬好きなのは間違いないです。どこで見たかは忘れたけど、秋田犬はあまり喜怒哀楽を出さないから、もっと感情表現がはっきりした自分の犬が恋しかったみたいな記事読みました。
初めまして!
まだ見ていませんが、
見てみたくなりました。
日本に対する印象が、よくなるといいですね♪
秋田犬が欲しいアメリカ人が急増したり??
>kish さん
いらっしゃいませ
犬好きにはたまらない映画だと思います。
だた、映画がもとで秋田犬ブームになるとすぐに飽きて捨てられそうで怖いです。
大型犬だけにそれなりの覚悟をして飼って欲しいですよね~。

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