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2008/12/11

縞模様のパジャマの少年(The Boy in the Striped Pajamas原作)

縞模様のパジャマの少年縞模様のパジャマの少年
(2008/09)
ジョン ボイン

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大都会ベルリンから引っ越してきた見知らぬ土地で、軍人の息子ブルーノは、遊び相手もなく退屈な毎日を送っていた。ある日、ブルーノは探検にでかけ、巨大なフェンス越しに、縞模様のパジャマを着た少年と出会う。ふたりの間には奇妙な友情が芽生えるが、やがて別れの日がやってきて…。
内容(「BOOK」データベースより)

第二次大戦中ナチスドイツによって行われたユダヤ人の大虐殺(ホロコースト)を題材に、アウシュビッツ収容所をモデルに描かれた本作はアイルランドで長期間ベストセラーとなり30カ国以上で翻訳出版されています。

まず後書きにもありますが、これはあり得ない話なのです。なぜならアウシュビッツは到着後すぐに労働力にならない女性、子供、老人、病人はガス室送りにしていたから、子供がいるはずがないのです。

だからこれは「寓話」なのだと分って読み進めないと、収容所に子供がいるのが不思議ですし、主人公が9歳にしては無知で現状把握のできないのにイライラします。
また戦時中の友情ものと思って読んでると最後の展開にびっくりします。

230ページ程度の薄い本で文章も下手じゃないのにあまり面白く感じられず読むのに疲れました。ラストは壮絶ですし、作者の言いたい事も分りますが、お説教臭さが苦手でした。

二人の友情についてもシュムエルたちユダヤ民族の身の上話が長すぎ、絆が強くなるまでに80%くらいページ使ってます。ブルーノが新しい土地に辟易してる以上に、私もこののろい展開に苛立ちを覚えました。あと妙にシュムエルをイエス・キリストになぞらえている部分があって、ペテロのように「知らない」と言われたり、数日後にいつもの場所に復活したり(キリストの3日後じゃなくて7日後だけど)というのも苦手です。

あくまで作者が言いたいのはフェンスや縞模様のパジャマで隔てているものについてなんですよね。すべての出来事・行動が最後のオチのための道具立てって感じです。

ホロコーストを知らない人が読んで考えるには良い本だと思いますが、道徳の本みたいで私はあまり好みではありません。


おすすめ度★★☆☆☆

縞模様のパジャマの少年
単行本: 233ページ
出版社: 岩波書店 (2008/09)
ISBN-10: 4001156237
ISBN-13: 978-4001156232
発売日: 2008/09
商品の寸法: 19 x 12.4 x 2.6 cm

映画は2008年11月14日全米公開され高い評価を受けています。日本公開は未定です。
(追記・日本公開は2009年8月、配給はディズニーです。)
軍人の父親役はハリー・ポッターでリーマス・ルーピン役のデビッド・シューリス。この人はキングダム・オブ・ヘブンのホスピタラー役やってました。
見る度印象の違う役者さんですね。

【原題】The Boy in the Striped Pajamas
【監督】 マーク・ハーマン
【出演】 ヴェラ・ファミーガ、ジャック・スキャンロン、デビッド・シューリス、ルーパート・フレンド、カラ・ホーガン
全米公式サイト
【上映時間】1時間33分
【日本公開】2009年8月
【配給】ディズニー



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