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2009/05/09

映画「ウォーロード/男たちの誓い」感想

warlords
「ウォーロード/男たちの誓い」見てきました。スケールが大きい戦闘シーンやCGやワイヤーに頼らないアクションシーンが迫力あって素晴らしかったです。男達の友情、裏切りを描いてる物語部分も俳優の熱演が光ってます。
ストーリーは「清朝末期の中国を舞台に、義兄弟の契りを交わした3人の男たちの熱き友情と彼らが辿る悲劇的な運命が、圧倒的スケールの戦闘シーンと三者三様の葛藤が交錯する感動の人間ドラマで描かれてゆく。」というものです。

warlords監督は「君さえいれば/金枝玉葉」「ウィンター・ソング」のピーター・チャン、出演はジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武ですが、この3人の魅力が活かされた映画だと思います。特にジェット・リーはアクションスターのイメージでしたが、演技もなかなか良かったです。

warlordsとは言え、ワイヤーや特別な武器を使ったアクションではなくジェット・リーの身体能力の高さを活かしたアクションシーンが凄い迫力です。
戦闘シーンは沢山のカットと、兵士の目線・馬上からの目線・高いところからの目線をスピーディーに切り替えながら進み、兵同士の戦いもしっかり見せつつ、全体の戦況もちゃんと分かります。
ここの戦闘はピンチになった義兄弟を助けに行ったり、進退窮まって死を覚悟し一人でも道連れにしようぜっと決意したりと戦闘アクションだけじゃない熱い男のドラマがあって、ここだけで一本の映画になりそうです。
画面いっぱい人、カメラ引いてもずっと人、そこから横にどんどん移動してもまた人・・・一体どれだけエキストラ使ったんだろうかと余計な心配するくらい人が沢山出てきます。CGに頼らない絵作りをしているので、リアルな迫力ある画面になっています。(残酷シーンや血はそこまできつくない表現でしたので、苦手な私でもどうにか正視できました。2ヶ所程ギャッとなりましたが・・・)

warlords蘇州城主ホアン(グオ・シャオドン→の写真参照)とアルフ(アンディ・ラウ)のやりとりも凄く良かったです。アンディ・ラウはやっぱり格好良いですね~。蘇州の戦い部分はアンディ・ラウの見せ場がいっぱいです。
またウーヤン(金城武)は純粋なキャラでファンの人には溜まらないんじゃないでしょうか?

ただ蘇州の戦い迄は凄く良いのですが、その後の脚本がスッキリしません。
後半の重要な戦いをすっぽり抜かして、いきなり褒美の場面なので混乱しました。
その後も数年飛びますがセリフだけで説明せず画面でもわかるようにしてくれたら、私も混乱しなかったのにちょっと残念です。
多分中国では演劇やドラマに何度もとりあげられた有名な事件なので、省かれているんだと思いますが、日本人で歴史オンチの私には時間の飛躍があると付いていけません。
実は途中まで「太平天国の乱」と十字架の関係も思い至らず、「あ、そう言えばキリスト教がらみの内乱か~」と気づいたので、見る前に時代背景など予備知識をいれておいたほうが良いですね。

warlordsまたパンの夢を持ってる部分は良く描かれているのですが、野心持ってる部分をもっと描かないと結末に至る心情が分りにくいです。
自分より仲間の信頼が厚く尊敬を集めるアルフへの嫉妬と羨望がその野心と相まってラストに繋がるので、そこをもう少し丹念に描いてあれば分かりやすいのになぁと思いました。
でも舞台裏でもっと画策してそうな大臣達が面白かったです。最後の場面など狸っぷりに苦笑いです。

後半の脚本が残念な作品ですが、ゴールデンウィーク最後を「ウォーロード/男たちの誓い」のアクション堪能で締めるのも良いんじゃないでしょうか。

「ウォーロード/男たちの誓い」は太平天国の乱と馬新貽の暗殺事件を題材にした1973年の『ブラッド・ブラザース/刺馬』のリメイクです。
太平天国の乱(たいへいてんごくのらん)は中国清代に起きた大規模な反乱。洪秀全を天王とし、キリスト教の信仰を紐帯とした組織太平天国によって起こされました。

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※清朝末期に実在した両江総督の馬新貽の暗殺事件(1870年4月18日)
暗殺の実行犯、張文祥は事件直後に逮捕され、西大后は調査を命じたが、張文祥は殺害の動機を語らず死刑となった為、謎が謎を呼び、清の末期の四大怪奇事件として名高くTV、舞台などで繰り返し題材となっています。



ウォーロード/男たちの誓い
原題: THE WARLORDS/投名状
監督: ピーター・チャン
キャスト:
  龐青雲(パン・チンユン):ジェット・リー
  趙二虎(ツァオ・アルフ):アンディ・ラウ
  姜午陽(チャン・ウーヤン):金城武
  蓮生(リィエン):シュー・ジンレイ
  蘇州城主ホアン : グオ・シャオドン
上映時間 113分
「ウォーロード/男たちの誓い」ビジュアルブック
公式HP:http://www.warlords.jp/

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