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2009/04/30

痴呆症を考える映画3本

昨日ちょっと名前が出た「愛はさだめ、さだめは死 (ハヤカワ文庫SF)」を書いたジェイムズ・ティプトリー・Jr.はアメリカのSF作家ですが、彼女は1987年老人性痴呆症が悪化した夫を、前々からの取り決め通りにショットガンで射殺し、みずからも頭を撃ちぬき自殺しました。

当時そのニュースを聞いて非常にショッキングでしたが、心中という方法=死に方が印象強く、理由=老人性痴呆症はあまり注目していませんでした。

今自分の親が高齢になり、ひょっとしたらいつか介護をする日が来るかもしれないと考えるようになって、介護のニュースを見聞きすると、色々考えさせられます。

誰も老人性痴呆症になりたいと思ってる人はいませんし、ならなくて済むなら回避したいと誰でもが思うでしょう。

ニュースや本や映画でこんな感じかなぁと想像することはできるけど、実際介護してる現場は肉体的、精神的、金銭的にもそんな生やさしいものじゃないと思います。色んな制度や施設を使っても家族の負担は大きいです。
自分だったらどうするだろうと考えても、その時は介護するしかないとしか言えません。
とりあえず、ウチの親が呆ける前に劇的に効く薬が開発されないかな~とほのかな期待はしております。

見たら暗くなるけど痴呆症を考える映画3本。

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27歳のサラ・ポーリーが監督。結婚44年の老夫婦の妻がアルツハイマー型認知症にかかり老人介護施設への入所するストーリー。もの忘れが酷くなっていく妻の様子がホラーよりも怖かったです。接触の悪い電化製品のように時々普通に戻る描写がなんとも言えません。
そういえばアメリカ連邦最高裁判所のサンドラ・オコナー判事がこの映画の夫と似た経験をしているというのを読んだ事がありますが、夫婦の愛についても考えさせられます。

監督・脚本:サラ・ポーリー
出演:ジュリー・クリスティ 、ゴードン・ビンセント 、オリンピア・デュカキス 、マイケル・マーフィー
上映時間:110分
原作:アリス・マンロー 短編小説『クマが山を越えてきた』(短編集「イラクサ」に収録)

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49歳の渡辺謙が発症するこの映画は、もの忘れが酷くなるところから診察など丹念に過程を追うので認知症が人ごとじゃない、もし自分だったらと考えさせられます。邦画だとどうしても身近に感じてしまい深刻になっちゃうのですが、最後の二人の表情がいいですね。でも号泣しちゃいますが。

監督: 堤幸彦
製作総指揮:渡辺謙
出演:渡辺謙、樋口可南子
上映時間:122分
原作:荻原浩「明日の記憶」

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きみに読む物語
アウェイ・フロム・ハーと対照的に明るい最後に救われます。ラブストーリー仕立てなので気軽に見られますね。ちなみにジェームズ・マーズデンがここでも当て馬です。

監督:ニック・カサヴェテ
出演:ライアン・ゴズリング、 レイチェル・マクアダムス
原作:ニコラス・スパークス「君に読む物語」

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映画の紹介 | Comments(4) | Trackback(2)
Comment
心中もMurder-suicide?
と、時々思いますねー。

22年も前のことですから、社会資源があまりなかったとおもうのです。いまだともっとサポートがありますね。アメリカも変わりました。

そういう最悪の事態になる前に、Adult Protectionなどが介入できるとよいのですが。

私が怖いのは、自分で自分の世話が出来なくなったときに、どこでリタイヤすればいいのか見当もつかないところです。おそらく英語の能力は痴呆によって失うので、日本語の話せる環境でリタイヤしたいのですが…。

ポチ

>LimeGreen さん
それまでにはボケ防止する薬が出来ている方に期待をかけたいと思います。
このケンさんの映画、日本に帰ったときにやってて、観たかったんですよねー。

介護の問題では、『Savages』という、ローラ・レニーとフィリップ・シーモア・ホフマンの映画がすごく良かった。日本で出たのかな?是非観て欲しいです!
>chuchu さん
ご紹介有り難うございます。
『The Savages』はまだ日本公開決まってないようで、残念です。
ローラ・リニー好きなのでDVDだけでもでないかなぁ~と思ってます。

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AWAY FROM HER 二人きりで仲良く暮らす年老いた夫婦、グラントとフィオナ。読書をしたり、クロス・カントリー・スキーをしたり、充実した老後を...
The Savages 「野蛮人」と名付けられ、主演がローラ・リニーとフィリップ・シーモア・ホフマンと来ちゃあ観ないわけには行きません。 Produced: ...

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