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2009/03/17

映画「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」感想

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を試写会で見て来ました。

原作もとても良い作品でしたが、それを“動物モノのドタバタコメディ”にせず、きちんと夫婦や家族の人間ドラマにしていて非常に良かったです。さすが「プラダを着た悪魔」の監督ですね。「犬の映画」じゃなく「犬と一緒に成長した家族の物語」として笑えて泣ける映画に仕上げています。

逆にマーリーの描写はあっさりしていて、どんなに頑張ってもしつけ出来ないタイプの犬で、血統や優生学上では子孫を残してはいけない遺伝子の持ち主だというのを映画では描いていませんし、加齢によって体が弱っていく様も感傷的には描いていません。この辺りをあっさり描き、お涙頂戴にしなかったのは英断だと思います。邦画だったらこのあたりのエピソード+子供たちとの交流で上映時間の半分は使うでしょう。

夫は華やかな社会派記者として活躍してゆく同僚を見て葛藤し、育児疲れで鬱になってる妻の元に帰るのを躊躇し、妻はストレスで家族や犬に当たったり、育児のために仕事を辞めたのを切なく思ったりと、夫婦間の苦悩や衝突をちゃんと描いていてリアルな人間ドラマになっていました。

これを引き立たせるためのジョンの同僚で社会派記者として活躍していくセバスチャン役のエリック・デインとの対比が良かったですね。女性だけでなく男性も仕事と家庭(子供)どちらを選ぶか、家族のために意に染まない仕事をするか迷ったり、仕事で行き詰ったりと生きている内に色々あるんだというのをほのぼのドラマの中にさらっと暖かく描いていて好感が持てました。
また上司のアラン・アーキンの夫婦関係へのアドバイスも毎回味があってなるほどっと思う楽しいセリフでした。この二人はとても魅力的なキャラで演技も光ってました。お留守番役のデビー役ヘイリー・ハドソンも出番少なかったけどコミカルな演技で可愛かったです。

逆に主演のオーウェン・ウィルソンとジェニファー・アニストンは、ごく普通であまり魅力がありませんでした。普通の家族の物語だからそれでいいのかも知れませんが・・・。また原作を読んでなかったらマーリーのおバカさが単なるしつけの悪さと誤解されそうなので、一言二言説明を入れても良かったのではないでしょうか。

とは言え、日本版公式サイトの予告にも使われている、「マーリーは普通の犬じゃないんだ」と医師に訴えるシーンと長男が赤ちゃんの頃のビデオを見るシーンはもう号泣でした。マーリーという犬と一緒に成長する家族の映画なので最後の方は分かってる展開だけど、盛大に鼻をすする音が会場中から聞こえてきました。犬を飼ってる人も飼ってない人も、家族のある人もない人も、ハンカチ必携の映画です。

原題:Marley & Me
監督:デビッド・フランケル
原作:ジョン・グローガン
脚本:スコット・フランク、ドン・ルース
出演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、アラン・アーキン
上映時間:1時間56分
日本公開日:2009年3月27日
公式HP:http://movies.foxjapan.com/marley/
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映画の感想 | Comments(8) | Trackback(3)
Comment
絶対泣くと
分かっているので観れません!!!

ポチ
犬の映画は(*´ο`*)=3 可愛い~ですよね
猫の映画は、ないですね(´艸`*)  ポチポチ!!
初めまして
いつも読み逃げですいません(汗)

実は私も昨日の試写会行ってました。
2回目だったので、なんとか泣いてしまう状況は阻止できましたけど(笑)

アメリカではクリスマス公開でしたが、安易な気持ちでワンコをプレゼントする人が増えないか心配でした。

ぽち!
こんにちは(^o^)

今、見たいなぁと思っている映画の一つだったので、とても参考になりました。
ありがとうございますm(__)m
>LimeGreenさん
うむ。それは賢いかも。
私も絶対泣くと分かっていたのでアイメイクはしないでメリハリの無い顔で出かけました。
>ママ美さん
猫に演技をさせるのが難しいんでしょうか?この映画でも30匹近く使ってマーリーを演じさせてるそうです。文太ちゃんみたいな芸達者なネコもあまり居ないし数集めるのも大変そうですね。
昨年「ネコナデ」というのがありましたが、主演の大杉漣さんがネコと離れがたくなり撮影終わったあと貰い受け家で飼ってるそうですよ~。
>ティブロンさん
コメント&応援有り難うございます。
泣かずにすむなんて偉い!私は本編始まる前の「リリィ、はちみつ色の秘密」予告から泣いてしまいました。涙腺弱すぎ・・・。
クリスマスやバレンタインにプレゼントし、その季節が過ぎると捨てられるペットが後を絶たないニュースを以前見て驚きました。またファインディング・ニモが流行ったあとはクマノミが乱獲され、動物のお医者さんが流行った後にはシベリアン・ハスキーの捨て子が多かったと聴くと本当に残念です。
10年・15年絶対一緒だという覚悟と責任を持って買って欲しいですよね。
折角動物を飼うことの大変さも描いている映画なので安易に買う人がでないといいですね。
>とまとさん
うひゃ~、そう言っていただけると面はゆいです。思いつくまま適当に書いてる文章なので読んで頂けるだけで有り難く、お礼までおっしゃっていただけると逆に申し訳ないです。
私もとまとさんみたいに温かな文章が書けるように頑張ります。(時々本性がでて意地悪な事書いてしまうので反省です。)

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