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2009/02/07

映画「フェイクシティ ある男のルール」感想

「フェイクシティ ある男のルール」を試写会で見てきました。
ジェームズ・エルロイが書き下ろした脚本をキアヌ・リーヴス主演で映画化したクライム・アクションですが、とても面白かったです!
制作費はおよそ$20,000,000の低予算映画ですが、意外な拾い物でアクション好きなら見て損のない1本です。ちなみに地球が静止する日の制作費は4倍の$80,000,000です。

キアヌ演じるロス市警のラドロー刑事は、事件解決の為に手段は選ばないし証拠は捏造するし飲酒運転するしかなりダーティな警官。もともと鉄砲玉のような性格だったのが、妻の死以降拍車がかかり暴走しまくりですが、上司のワンダー警部(フォレスト・ウィッテカー )だけは彼を理解しかばってくれてます。
そんな時ラドローは、かつてコンビを組んでいたワシントン刑事が彼の違法捜査を密告していることを嗅ぎつけ、コンビニ店内で捕まえようとしたその時、覆面強盗が店に押し入り、ワシントンは銃弾を浴びて死んでしまいます。ワシントン殺しに関与していると疑われ、警察の中でも四面楚歌になりながら事件を解決しようとするが・・・というストーリーです。

キアヌは社会の汚れた部分を自分なりのルールで処理するダーティな警官です。しかもかなり頭弱で、見てるこっちは「志村~!後ろ後ろ~」状態で「あいつが黒幕や~」とキアヌに言いたくてたまらない感じです。
でも、ストーリー展開が上手く、それに合ったアクションが次々展開しますので飽きずに最後まで楽しめます。
脇役も皆良かったですね。特にTVドラマでお馴染みのヒュー・ローリー(HOUSE)やアマウリー・ノラスコ(プリズン・ブレイクのスクレ役)が良い味だしてます。ハウス先生が「相手はプロ」ってのには、苦笑いです。
またディスカント役のクリス・エヴァンス(セルラーの主演・ライアン役)は、相変わらす爽やかでした。クリス・エヴァンスは全米2009年2月6日公開の遺伝子操作で超能力者となった人間たちの戦いを描くSF映画”Push”で主演してます。このPush も楽しみです。
スクリブル役のセドリック・ジ・エンターテイナー、コモン、ザ・ゲームもぞれぞれ味があり役に嵌ってましたし、恋人グレイス役のマルタ・イガレータ、ワシントンの妻役ナオミ・ハリスも綺麗で華を添えてますね。

この脚本には「リベリオン」のカート・ウィマーが参加してます。その辺がアクションとストーリーの絡みが上手い所以でしょうか。

邦題の”ある男のルール”の部分は、高潔さと必要悪の割合を決めるルールという意味でしょうね。
最後までみて「正義が行われたか?」というとちょっと疑問です。
ネタバレになるので1行だけ白文字です。
結局Aの手駒からBの手駒になっただけ。黒の割合が少なくなっただけで真っ白ではないんですよね。
法で裁けない部分はどうするんだという問いに対してラドローは「俺が必要だ」と言います。でも日本人の私は「それでも法で裁こう」と思ってしまいます。
自治意識が強く西部劇の保安官が悪漢を縛り首にしてハッピーエンドなアメリカと、貧乏旗本の三男坊の活躍や、お代官様がお白砂で桜吹雪の入れ墨見せるのに拍手喝采する日本の違いでしょうね。

監督: デヴィッド・エアー
脚本・原案: ジェームズ・エルロイ
脚本:カート・ウィマー 、 ジェイミー・モス
出演:演: キアヌ・リーヴス 、 フォレスト・ウィッテカー 、 ヒュー・ローリー 、 クリス・エヴァンス
原題:Street Kings
日本公開日:2009年2月14日
映時間:109分
公式サイト http://movies.foxjapan.com/fakecity/

フェイク シティ ある男のルール<特別編>  [DVD]フェイク シティ ある男のルール<特別編> [DVD]
発売日:2009年06月05日
キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィテカー

商品詳細を見る

予告はmore...>>以降に置いてますが、公式サイトの方が日本語字幕付なのでおすすです。
ついでにクリス・エヴァンス主演ダコタ・ファニング共演のSF映画”Push”の予告も置いてます。香港の雑踏が近未来っぽくてSF映画にぴったりですね。

関連記事:
警察の腐敗と戦った一人の母親の映画「チェンジリング」感想
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予告
フェイクシティ ある男のルール(原題:Street Kings)予告

Push予告
映画の感想 | Comments(4) | Trackback(11)
Comment
トラ&コメありがとうございます!
はじめまして!『コンスタンティン』もそうですが、必要悪はどこまで汚ければ正義が果たせるのか、どこまでの濃度なら許されるのか、という問いかけがされてますね。
ただ、この作品の場合は多分にアイロニカル。そういう意味でキアヌ独特の無表情さが諦めにも見え、逆に怖さにもなっている。
ラストも一種の“悪魔との契約”に見えたのは私だけではないはず。

あ~、ここではネタバレされてるのでスッと書けました。感謝いたします。
ちなみに私は信長ほどに濃い必要悪が大好きです。
これからもよろしくおねがいいたします。
>よろ川長TOM様
コメントありがとうございます。
確かにあのラストは更なる地獄の始まり、”悪魔の契約”ですね。
普通の刑事ドラマならあのラストは無いですよね。ジェームズ・エルロイらしい脚本だったと思います。
こちらこそ、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。



こんにちは!

アクション映画大好きのCOO!
これは見逃すことのできない映画のひとつですね!
封切が楽しみです!
>永田やCOO様
コメント有り難うございます。
アクション好きでいらしたらオススメの一品でございます!
キアヌが久しぶりにアクションで頑張ってます。
記事中でネタバレしちゃったのが申し訳ないですが、是非お楽しみ下さい。

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Trackback
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最期に頼れるのは、魂か。弾丸か。
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