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2010/09/18

映画「トイレット」感想

映画「トイレット」見てきました。
所謂森ガールが好きそうなほっこりさせるTOTOウォシュレット宣伝映画でした。もたいまさこありきの映画だけど、「ば~ちゃん」の背景や気持ちが私には見えず、腑に落ちないもやもやが残りました。

ストーリーは「プラモデルオタクのレイ、引きこもりピアニストのモーリー、勝ち気でわがままな女子大生リサの3兄妹は、お互いに干渉せず、それぞれマイペースに暮らしていたが、母親の死をきっかけに家にやってきたナゾの祖母“ばーちゃん”との四人暮らしが始まる。」というものです。

母を亡くした三兄妹と祖母という関係なのですが、「ば~ちゃん」は日本から来たばかりで英語が話せない設定かと思いきや、日本語すら話しません。話さなくても仕草や目線や佇まいで愛情表現があれば昔の頑固爺さんのようにむっつり寡黙なおばあさんという設定かとも思えるのですが、そういうシーンも全くなく、一体何を考えているかさっぱり分かりません。
コミュニケーションを取ろうともせず、部屋に引きこもってる祖母に孫達への愛情があるのかさっぱり分からないまま物語は進みます。
笠智衆みたいに突っ立ってるだけで絵になる俳優なら似合う役だと思うのですが、もたいまさこにはもっと表情を活かしたキャラにしたほうが良かったんじゃないでしょか?

兄弟のキャラ設定も冒頭ではこんな人間だと言ってるわりに、すぐにまともな人間に変わっていきます。別に母の死や祖母との暮らしで変化したという感じがしないんですよね。設定が脚本に活かされてないので、ちぐはぐな印象でした。
また三兄弟の物の考え方が日本人チックな気がしました。日本人の母に育てられたからと言われればそうなんですけどね…。
でもピアノの音楽は良かったです。良い曲でした。
あとはインド人の同僚が良いキャラでなかなか良かったです。

人には合う合わないがあるものです。私には合いませんでしたが、受けてる層には受けると思うので、これはこれで良いと思います。

監督・脚本:荻上直子
撮影:マイケル・レブロン
音楽:ブードウー・ハイウエイ
美術:ダイアナ・アバタンジェロ
編集:ジェームズ・ブロックランド
上映時間:109分
HP:http://www.toilet-movie.com/
出演アレックス・ハウス、タチアナ・マズラニー、デビッド・レンドル、サチ・パーカー、もたいまさこ


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2010/09/18

映画「瞳の奥の秘密」感想

「瞳の奥の秘密」見てきました。
25年前と現在という2つの時代にまたがったミステリーでありながら恋愛ものという複雑な作りなのに、ちっとも難しくないのは脚本が良いからですね。
台詞によらず、視線や仕草だけで物語の重要な場面を見せてくれる映画らしい映画で、良いもの見たな~という満足感で一杯になりました。流石に2010年アカデミー外国語映画賞受賞作ですね!劇場でもリピーター多いというのも頷けます。何度でも見たい映画です。


ストーリーは「刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、25年前に担当した未解決の殺人事件についての小説を書くことを決意する。事件当時の職場を訪れ、元上司の検事補イレーネと再会したベンハミンは、当時の捜査を振り返りながら、殺人事件の裏側に潜む謎に迫っていく……。」というものです。

実は見る前にうっかりネタバレを見てしまい、鑑賞を躊躇していたのですが、見始めたらそんな事気にならないほど引き込まれました。確かにオチを知らない方がもっと楽しめたとは思いますが、俳優さんの熱演、確かな演出、素晴らしいセットと時代を巧く捉えた衣装・小物、撮影、音楽、そして肌のハリ・シワ・体型の変化などのメイクアップも登場人物の25年という歳月を感じさせてくれ、物語に厚みを与えていていました。映画というのは総合芸術っていいますが、沢山の職人さんの技術の結晶というのが実感できる作品でした。

よくよく見たら主演のリカルド・ダリンは1957年生まれの53歳、主演女優のソレダ・ビジャミルは1969年生まれの41歳と決して若くはないし、初対面の場面などはちょっと無理があるのですが、ベンハミンの恋する瞳越しにイレーネを見るので、美しく眩い若い上司に見えてしまいます。また被害者妻がすっごい美女なので、夫も他には目もくれずずっと愛し続けるのね~と妙に納得してしまいました。

伏線もみんな良いですね~。特に「怖い」のメモ。「いくじなし」な彼は自分の気持ちに向き合うのが「怖」かったんでしょうね。でも事件を小説に書く事によって、自分にも向き合いある決心する。「簡単ではない」でしょうが、すっきり心地の良い展開でした。
折り入って話があるとベンハミンが部屋に入ってきた時、イレーネがドアを締めようとするシーン。席を立った彼女の体型で色んな事が分かるのも良いですね。
どの登場人物もどんな背景がありどんな性格だというのがはっきりしてるので、そういう行動になったというのが納得できちゃうキャラクターを活かした脚本が素晴らしいですね。
ストーリーに絡んだ美術の小物使いも光ってます。伏せられた写真立て、Aが壊れたタイプライター、女を見つめる写真。どれもパズルのピースのようにストーリーの一部になっています。


殺人事件が起きた1974年、アルゼンチンは政治的に混乱し経済も悪化した時期で、1976年にはクーデターで軍事政権が誕生、国民を弾圧し3万人が犠牲になった「汚い戦争」が始まったという時代背景を知らなくても腐敗した政治情勢だというのは伝わってきます。理不尽な犯罪で愛する者を奪われた立場だったら、こんな滅茶苦茶な司法状況に憤りを感じるでしょう。
被害者家族にとっての刑罰の意味についても考えさせられる映画でした。




邦題 瞳の奥の秘密
原題 El secreto de sus ojos
監督 フアン・ホセ・カンパネラ
製作総指揮 ヘラルド・エレーロ、バネッサ・ラゴーネ
製作 マリエラ・ベスイエフスキー、フアン・ホセ・カンパネラ
脚本 エドゥアルド・サチェリ、フアン・ホセ・カンパネラ
音楽 フェデリコ・フシド
撮影 フェリックス・モンティ
編集 フアン・ホセ・カンパネラ
上映時間 129分
製作国 アルゼンチン
言語 スペイン語
公式HP http://www.hitomi-himitsu.jp/
出演:リカルド・ダリン、 ソレダ・ビジャミル、パブロ・ラゴ、ハビエル・ゴディーノ、 カルラ・ケベド、ギレルモ・フランセーヤ
IMDB http://www.imdb.com/title/tt1305806/
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2010/09/18

映画「バイオハザードIV アフターライフ」

3Dで撮影され3Dで編集された映画「バイオハザードIV アフターライフ」見てきました。最初から最後まで飛び出しっぱなしのアトラクション映画でした。
逆に言えば3Dを使いたい為に、アクションを考え、それをつなげて脚本にした感じで、ストーリーは整合性無くメチャメチャですが、このシリーズはパート1からずっとバイオハザードの世界観を楽しむ娯楽作品なのですからこれはこれでOKだと思います。

ストーリーは今回もアリスがウイルスまみれの密閉空間で戦う話なので省きます。

昨年の「アバター」ヒット以後、撮影済みの一部を3D化した映画が増えていますが、ここまで完全3Dな実写映画は初めての体験でした。
ディズニーランドや万博のパビリオンで楽しんだ3Dがアニメ以外でここまで長時間使われているのに単純に感動しました。
3Dの特性を活かした場面を考え、そこから脚本を作るという作り方は、ゲーム開発と共通する点が多く、これからもゲーム原作の3D映画は増えていくでしょうね。
とは言え、3Dもこんなに長時間だと目が疲れます。画面も眼鏡のせいで暗いし、まだまだ改善点は多いと思います。

ただプレイするゲームと違って映画は観客は受け身なので、3Dを見せたいが為のアクションシーンがストーリに関係無く繰り返され飽きてしまいました。キャラクターの個性がストーリーに活かされず、どっかで見たような(マトリックス、プリズンブレイク、ヒーローズ等々)をつぎはぎしたような薄っぺらい脚本です。ゲームのファンなら楽しめる設定や展開があったのかもしれませんが、私はゲームやらないのでよく分かりませんでした。パート1からずっと同じ話の繰り返しですよね。
でもまぁ、音楽は緊張感をいや増してくれるし、ミラ・ジョボビッチは相変わらずスタイル良いし、ウェントワース・ミラーはプリズンブレイク後半の肥満体から痩せて格好良く戻ってるし(しかも設定はアレだし)、ウェスカーは簡単にやられるわりに不死身だし、冒頭日本語で始まるので「あれ?吹き替え版だったっけ?」と「インセプション」と同じ不安感に囚われるなどそれなりに楽しめる所も多いです。

そうそう、中島美嘉が最初の感染者役で出演してました。今年のハリウッド映画は日本人の出演多いですね!「インセプション」の渡辺謙、「Scott Pilgrim vs. the World」の斉藤祥太・斉藤慶太、「プレデターズ」のルイス・オザワ・チャンチェンなどなど。急に増えたからちょっぴり不思議です。

突っ込みいれたり、真剣に整合性を考えるような映画じゃないので、期待値を思いっきり下げポップコーン買って見るのが正しい鑑賞法。アクションもスローが多くて、2Dだとインパクトなくてつまらなさそうです。3Dによる3Dの為の映画ですから、3D鑑賞を勧めます。
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