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2010/04/25

映画「月に囚われた男」感想

「月に囚われた男」見てきました。子供の頃読んだハインラインやアシモフのような懐かしさのあるSFで、とても面白かったです。低予算・出演者1人なのが逆に良い味わいを出していますね。通信機器の故障で地球との直接通信もできない月でたった一人仕事に励む男(サム・ロックウェル)と、彼をサポートするロボット・ガーディー(ケビン・スペイシー)だけが出演者なのに、愛や人間性・尊厳・友情まで描かれていて見ごたえがありました。デヴィッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズが初監督と言うことでも話題になっていますが、スタイリッシュな演出がサム・ロックウェルの素晴らしい演技を更に引き立てています。

ストーリーは「地球に必要不可欠なエネルギー源を採掘するため月の基地にたった一人滞在中のサムは、愛する家族との再会を待ちわびながら、孤独な生活に耐えていたが、ある日不注意から事故を起こしてしまう。診療室で目を覚ましたサムは、奇妙な出来事に遭遇する。」というものです。

ストーリー自体はシンプルで予告を見ただけでもほぼ推測できるとおりの展開ですが、その謎よりも、サムの苦悩や葛藤・孤独感などが巧く描かれていて、話に引き込まれてしまいました。後半はタイムリミットが設けられハラハラするサスペンスも加味し、飽きさせない展開はお見事です。

またケヴィン・スペイシー声を当てているロボット・ガーディの気持ちを表すスマイルマークがだんだん表情豊かに見えてくるのも不思議です。CG全盛のこのご時世に、ミニチュア撮影という古典的手法が逆に新鮮でした。このあたりは監督のこだわりなんでしょうね!
ネタバレになりますが最後彼の体調が悪化するのは放射能被爆が原因なんですね。それが3年という契約期間に繋がってるのは巧い設定だと思いました。

「第9地区」といい低予算SF映画に良い作品が続いていますが、良い脚本の映画はほんと楽しめますね~。おすすめです。





原題:Moon
監督・原案:ダンカン・ジョーンズ
脚本:ネイサン・パーカー
撮影:ゲイリー・ショー
美術:トニー・ノブル
編集:ニコラス・ガスター
音楽:クリント・マンセル
上映時間:97分
出演:サム・ロックウェル、ケビン・スペイシー、ドミニク・マケリゴット、カヤ・スコデラーリオ、ベネディクト・ウォン、マット・ベリー、マルコム・スチュワート
公式HP http://moon-otoko.jp/

関連記事:
デヴッド・ボウイの息子が監督した映画"Moon"予告編と動画
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映画の感想 | Comments(7) | Trackback(3)
2010/04/25

「小さな命が呼ぶとき」の予告で気になるカンジ

ハリソン・フォード、ブレンダン・フレイザー、ケリー・ラッセル出演、難病のわが子を救う治療薬の開発のため製薬会社まで設立した父親の奔走を描く「小さな命が呼ぶとき」。
題材は感動的だし人気俳優も出てるけど、製作会社が米TV局のCBSで、2010年1月22日に2,549館で全米公開し3100万ドルの制作費に対し2100万ドルしか稼げず、よもや日本公開があるとは思ってなかったので、映画館で予告見てへぇ~と思いました。

これ簡単すぎて覚えにくい邦題ですね。劇場窓口では「小さな命が」「叫ん」だり「泣い」たりしそうです。ちゃんと呼んでもらえたら良いですが・・・。しかも公式サイトのURLは、 http://papa-okusuri.jp/ っと邦題と無関係。URLの方が映画の内容をストレートに表してますけどこれも覚えにくそうです。

その予告の中で「会社を起こした」という文字が出てきて、あれ?っとなってしまいました。会社って「興」こすものかと思ってました。goo辞書みたらどっちでも良いみたい。確かに「起業」とも言いますね。ただイメージとして同じ会社をおこすでも「興す」だと複数の人間がかかわってる組織だけど「起こす」だと一人って感じがします。基本的に父親主体の起業なのであえて「起」なのでしょうか?
最近は漢字を書くことが減ってしまい、変換候補からあまり意味を考えず選んでいますが、本当にその漢字が適切なのか吟味するのも大切ですね。ちょっと漢字の練習でもやろうかな~と思った予告でした。

製作総指揮もつとめている主演のハリソン・フォードはここ数年急激に老けてちょっと寂しいですが、1942年生まれなので本当は年相応なんですね。ハン・ソロやインディを思い出すと、時の流れを見せ付けられた気がしてがっくりきます。まぁ自分もそれだけ年取ったんだけどさ・・・。自分より年下の女優さんが白髪染めのCM出てると微妙な気持ちになるのと一緒です。そのうち元モー娘。が白髪染めCMに出たりするんでしょかね。想像しただけで恐怖ですなぁ…。

ハリソン・フォードは2009年公開の「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」では真面目一本気な老捜査官を渋くていい感じに演じていたので、この作品もちょっぴり期待してます。
監督は「ベガスの恋に勝つルール」のトム・ヴォーンか…。う~ん、期待出来ない感じ。予告を見ると確かにちょっとベタかもしれません。



原題:Extraordinary Measures
監督:トム・ボーン
原作:ジータ・アナンド
脚本:ロバート・ネルソン・ジェイコブス
上映時間:109分
出演:ブレンダン・フレイザー、ハリソン・フォード、ケリー・ラッセル
公式HP:http://www.papa-okusuri.jp/
映画の紹介 | Comments(2) | Trackback(1)
2010/04/25

映画「プレシャス」感想

映画「プレシャス」見てきました。これは見ようと思う人が少ない上に、見る人を選ぶ映画ですね。原作小説よりは判りやすくなっていますし、虐待や文字で自分を表現することの素晴らしさを描いているので、そのテーマが好きな人には受けると思います。難しいテーマを重く描いていないのは巧いと思いましたが、暗いエピソードばかりで見ていてどんよりしてしまいました。

4309463320原作はサファイアの同名小説。
ストーリーは「1987年のニューヨーク・ハーレムで、両親の虐待を受けながら希望のない日々を生きる黒人少女プレシャス。レイン先生に読み書きを習い、つたない文章で自分の心情を綴り始めたプレシャスは、ひたむきに人生の希望を見出していく。」というものです。

プレシャス (河出文庫) (文庫)
文庫: 249ページ
出版社: 河出書房新社 (2010/4/10)
ISBN-10: 4309463320 ISBN-13: 978-4309463322


2009年のサンダンス映画祭でグランプリ、第82回アカデミー賞で助演女優賞と脚色賞を受賞していますが、モニークの熱演は素晴らしいです。
愛ゆえに傷つき・無学で自信が持てずわが子を虐待をする女を熱演していました。
日本でもニュースで見る事がありますが、虐待する母親というのは、誰かを愛し相手からも尊敬と愛を得たいと思いつつも、魂を痛めつけられた状態なんでしょうね。
ニュースを見る度そんな男別れればいいのにと思いますが、当人はそこから抜け出せないのも現実にありそうなストーリー展開でした。
またレイン先生役のポーラ・パットンも凄く綺麗でした。他の作品も見てみたい女優さんですね。

非常に重い展開のなか主人公のプレシャスは空想に逃げ込んでいるのを実写化した描写は新鮮味がありました。
でもヘレン・ケラー「奇跡の人」のwaterに匹敵する「あ!そうか」とヒロインが理解するシーンがあるのに、そこから始まるめくるめく「学ぶこと」の喜び、教室ではずっと黙っていたヒロインが自分の言葉で自分を表現できる嬉しさ、赤ちゃんへの愛などはあっさりとしか描かれません。もっとそこを見たかったです。出産後の看護士とのやりとりなんかより赤ちゃんへの愛をもっと描けばいいのにとイラッとしてしまいました。

最後に7.8(数字不正確)になったから、高校や大学に行くんだと言ってるのもなんだかもやもやしてしまいました。小学低学年程度だったのが中学生1~2年並になったって事ですよね?子供二人抱えて、これから8~9年学校に行く間は生活保護なんでしょうか?学びたい人が学べるのは良いとは思いますが、老婆心ながら気になりました。

こういう些末な事が引っかかるのは、ヒロインにあまり感情移入できないせいです。これが見た目も子供っぽい子だったら可愛そう度が高くなって「父親鬼畜!母親非道!近隣も気付よ!」っと怒りまくったと思うのですが、いかんせん体重150kgでブスっとしているヒロインが無銭飲食したりクラスメイトに暴力振るうので、嫌悪感が先に立ってしまいます。やられている虐待からしたら可愛かろうがブサイクだろうが体が大きかろうが全く関係なく児童虐待なのに完全に偏見です。
そういう観客側の偏見を最後に気づかせる脚本の巧さ、キャスティングの良さが光ってる作品でした。
でも面白くはないので、あえておすすめはしません。


原題:Precious: based on the novel “Push”by Sapphire
監督:リー・ダニエルズ
出演:ガボレイ・シディベ、モニーク、マライア・キャリー、レニー・クラヴィッツ、ポーラ・パットン
上映時間:109分
公式HP:http://www.precious-movie.net/

関連記事:
『プレシャス(Precious: Based on the Novel Push by Sapphire)』原作「プッシュ (単行本)」 感想
トロント国際映画祭観客賞は『プレシャス!』 “Precious: Based on the Novel "Push" by Sapphire”
映画の感想 | Comments(6) | Trackback(4)
2010/04/04

Doctor Who シリーズ5 第1話Eleventh Hour放送

イギリスBBCの人気ドラマシリーズ「ドクター・フー」、11代目のドクター(マット・スミス)に交代しての新シリーズ1作目”The Eleventh Hour”が4月3日英国と米国で放送されました。

テンポ良く話が進み、不思議に満ちていて面白かったですね!
小さなエイミーとドクターの掛け合いも、良い意味で子供番組の原点に戻った感じがしました。
ここのところCG頼りのストーリーが多かったけど、今シリーズはもっと理由の分からない恐怖や不思議さに満ち、子供心や探求心を満たしてくれる内容になりそうです。
新しいプロデューサーのスティーヴン・モファットは「暖炉の少女」「Blink」の脚本家でもあり今シリーズは話の面白さに磨きがかかりそうです。
確かに予算削減のせいかCGも少なめ、エキストラも少なかったので、画面的にはちょっと寂しかったけれど、その分日常に潜む恐怖が良く出ていました。

今回から登場する11代目マット・スミスドクターのエキセントリックな容姿が、常人離れした宇宙人ぽさを醸し出しててぴったりですね。
見た目も素敵な10代目テナントドクターとは全然違うドクターだけど、この真逆のキャスティングが功を奏して違和感のない代替わりになってます。
ここで中途半端なイケメンをもってきたら、二番煎じになり見劣りするだけですが、さすが今まで10回も交代したノウハウが生かされて(?)いますね。BBCお見事です。

ヒロインのエイミーもキュートな性格で見た目もカワイイし次回も楽しみです。
ドクターの生着替えをしっかり見るヒロインにはちょっと笑っちゃいました。
しかし今回の宇宙人、有明海で獲れる珍魚「ワラスボ」みたいでしたね。

最後に今シリーズの予告が流れましたが、ビル・ナイが映ってましたね!ゲスト出演するんでしょうか?今シリーズにはダーレクやサイバーマンのほか第3シリーズのBlinkに出てきた天使の石像も出てくるようで、次回放送が楽しみです。

それにしても第3シリーズ以降日本での放送はど~なっているんでしょうか?英国版DVDはPALだけどリージョン2だからどうにかPCで見られるとはいえ、やはり日本語字幕が欲しいですよね…。トーチウッドでさえ放送されているのに、ドクターが放送されないなんてマスターの人気に嫉妬するダーレクの陰謀じゃないでしょうか?
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