--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
2009/06/29

アイアンマン2でスタン・リーはラリー・キング役でカメオ出演

スパイダーマンやハルクなどマーベル・コミックの作品にゲスト出演するスタン・リーが、次回作アイアンマン2ではCNNの看板トーク番組『ラリー・キング・ライブ』(Larry King Live)の番組ホストとして知られるラリー・キング役で出演するそうです。

スタン・リーは、アメリカン・コミックスの原作者で、代表作に、『スパイダーマン』『X-メン』『ハルク』などがあるアメコミ界の第一人者です。またそれらが実写映画化された際によくゲストとしてカメオ出演するのでも有名です。
私が初めて気づいたのはスパイダーマン3の時。非常に意味ありげに映っていたので誰だろうと不思議に思ったら原作者だったわけです。
そのほか以下の作品にも出演しています。

X-MEN (2000)ニューヨークの路上のホットドッグ売り
スパイダーマン (2002)サングラス売り(カットシーン)
デアデビル (2003) 交差点の老人
ハルク (2003) 警備員
スパイダーマン 2(2004)銀行の外で叫ぶ人
ファンタスティック・フォー(2005)郵便配達人のウィリー・ランプキン役
X-MEN ファイナル・デシジョン(2006) 芝生に水をまく人
スパイダーマン3 (2007) タイムズスクエアの男
アイアンマン (2008)パーティの客スタン・リー本人役
インクレディブル・ハルク (2008)ブルースの血液入りジュースを飲んで倒れる人
TVドラマTVドラマHEROES / ヒーローズ(2006)ヒロが乗る長距離トラックの運転手

スタン・リー原作のスパイダーマンはブロードウェイでミュージカルとして2010年3月上演予定ですが、X-Men2に出演していたアランカミングがグリーンゴブリン役、エヴァン・レイチェル・ウッドがM・J役と発表されています。(ピーター・パーカー役はまだ発表になっていませんがリーヴ・カーニーと噂されているそうです。)こちらも楽しみですね。

Heroesまでの感じでは長い台詞は無理な気がしましたが、今度はトークショーの司会役なんですね。
左がスタン・リー右がラリー・キングですが、外見もあまり似てませんよね?
ガセの方が良いニュースですが、どうなんでしょう。
そのアイアンマン2は全米公開2010年5月7日です。

スタン・リー ラリー・キング

アイアンマン2
原題:Iron Man 2
監督:ジョン・ファヴロー
出演者: ロバート・ダウニー・Jr、ドン・チードル、グウィネス・パルトロー 、ミッキー・ローク、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソン
全米公開:2010年5月7日

関連記事:
「スパイダーマン」が作詞作曲U2、衣装デザイン石岡瑛子でミュージカルに
ミッキー・ローク主演映画「レスラー」感想
ロバート・ダウニー・Jr.主演映画「路上のソリスト」感想
ロバート・ダウニーjr.主演「シャーロック・ホームズ」の予告編

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト
映画のトリビア | Comments(2) | Trackback(0)
2009/06/28

危険物処理班を描く「ハート・ロッカー」"The Hurt Locker"は全米4館で6月26日公開

The Hurt Locker
2009年6月26日全米4館で公開の「ハート・ロッカー(原題)」"The Hurt Locker"は2008年9月のヴェネチア国際映画祭でも評判を呼んだキャスリン・ビグロー監督によるイラクでのアメリカ軍の危険物処理班を描くドラマです。

ストーリーは「2007年、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍の危険物処理班は、仕掛けられた爆弾の解体、爆破の作業を進めていた。だが、準備が完了し、彼らが退避しようとしたそのとき、突如爆弾が爆発した。罠にかかり殉職した隊員に代わり、また新たな“命知らず”が送り込まれてきた。地獄の炎天下、処理班と姿なき爆弾魔との壮絶な死闘が始まる―」というもの。

予告見ただけで骨太の男臭い戦場映画って感じですが、監督は「ハートブルー」を撮った女流監督のキャスリン・ビグローです。

ドキュメンタリーっぽい手持ちカメラで画面が揺れる臨場感あふれる映像に、砂まみれの風景・戦闘で破壊されたビルが、ニュース画面で見る実際の戦場にいるような錯覚を起こさせ、死に直面した兵士の心理状態を疑似体験させる映画になっていそうですね。
ロケはイラクの隣国アンマン、クウェートなどで行われています。
どこに爆弾があるか・誰が敵かわからないバクダッドで、危険物の処理という高い能力を要求されるのはストレスも多く、さらに灼熱の気候と、設定だけ聞いても暑苦しく汗臭そうな映画です。
hurt locker
地味な戦争映画なのですが、キャスティングもジェレミー・レナー、アンソニー・マッキーなど軍人っぽい感じではまってますね。
「愛を読むひと」「ある公爵夫人の生涯」としみじみした作品続いてるレイフ・ファインズは請負チームのリーダー役との事ですが、予告見たかぎりどこにいるのか判りませんでした。ここ最近ヒットに見まわれてないガイ・ピアーズも出演してます。
今週末はトランスフォーマー・リベンジの全米公開が4234館で公開され話題でしたが、4館公開の"The Hurt Locker"がどのくらい奮闘するか楽しみですね。
ムービーアイ配給で、2009年日本でも公開予定だそうです。
The Hurt Locker The Hurt Locker

原題:The Hurt Locker
監督:キャスリン・ビグロー
脚本:マーク・ボール
出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デイヴィッド・モース
公式HP:http://www.thehurtlocker-movie.com/
日本公開:2009年(ムービーアイ配給)
(追記:2009年8月5日(水)ムービーアイが倒産したため、日本公開はどうなるか不明です。続報があればまた追記します。)
2010年3月6日(土)より、TOHOシネマズ みゆき座、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー決定しました。
公式HP http://hurtlocker.jp/

予告編

携帯電話


関連記事:
映画「ハート・ロッカー」感想
ムービーアイが倒産したニュース
レイフ・ファインズ出演映画「愛を読むひと」感想
とっても男性的な映画「レスラー」感想
事実を元にした戦争映画「ディファイアンス」感想

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(8) | Trackback(1)
2009/06/26

「(500)日のサマー」"500 Days of Summer"のロザンゼルスは素敵な建物いっぱい

500day-1.jpg500day-1.jpg500day-1.jpg
「(500)日のサマー」という邦題で日本公開が決まった"500 Days of Summer"のロケ地ロサンゼルスの動画です。

「(500)日のサマー」は真実の恋が信じられない女の子サマー(ズーイー・デシャネル)と、そんな彼女に恋したトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の500日間のロマンチックコメディで、本作が長編映画デビューとなるマーク・ウェブ 監督作品です。トレーラーの音楽はオーストラリア出身4人組バンド、The Temper Trap(ザ・テンパー・トラップ)の”Sweet Disposition”です。

先日見た「路上のソリスト」でもロスの街の魅力が一杯でしたが、「500日のサマー」も街がとっても素敵に描かれているようですね。
「ブレードランナー」でも有名なブラッドベリー・ビルディング(Bradbury Building)、「恋愛小説家」のロケに使われたBarclay Hotel、市庁舎、ウェスティン・ボナベンチャー・ホテル( Westin Bonaventure Hotel )など素敵な建物がいっぱい写ってます。

トムがサマーの腕にパースを書くところや、次第に暮れなずむ街で一人建物をスケッチするシーンも街の美しさをとらえていてハッとします。

500day-1.jpg500day-1.jpg500day-1.jpg


Matthew Gray Gublerマシュー・グレイ・ギュブラーの出演がきっかけで予告をチェックしてた映画ですが、出演者も画面も音楽もキュートだし、日本公開が決まって本当に嬉しいです。
ところで先日膝の手術をしたマシュー・グレイ・ギュブラーも6月24日に行われたプレミアに松葉杖で出席しています。
固定してるバンドが痛々しいけど、元気な顔が見られて一安心です。「クリミナル・マインド FBI行動分析課 」の第4シーズンの撮影も始まる頃だけどどうするのか気になりますね。




原題:(500) Days of Summer
邦題:(500)日のサマー
監督: マーク・ウェブ
撮影: エリック・スティールバーグ
音楽: マイケル・ダナ
出演: ズーイー・デシャネル、 ジョセフ・ゴードン=レヴィット、クラーク・グレッグ 、 ミンカ・ケリー 、マシュー・グレイ・ギュブラー
全米公開:2009年7月17日
日本公開:2010年1月9日

追記:二人が行く家具店はやっぱりイケア(IKEA)でした。イケアは映画「ファイト・クラブ」でも登場するスウェーデン発祥の大手家具店で、日本でも関東関西に5店舗展開しています。店舗にはイケア商品を使ったテーマ別モデルルームがあり、その商品を使った場合のトータルイメージが判りやすく展示され、また組み立て式家具のためデザインの割に比較的安価なのが特徴です。(っと、褒めまくってますが、近所にないので実際行った事はないのです。カタログ見ていいな~と思ってるだけでございます。)この予告で見た時、売り場のアルファベットが母音の上に点が2個ついててスウェーデン語っぽいな~と思ったのですが、なにぶん行った事無い店舗なので判断できませんでした。
というわけでイケアが近所にない私には、イケアってこ~なってるのねと言うのが分かり嬉しい動画でしたので追記させていただきました。


関連記事:
サブカテゴリー:「(500)日のサマー」の記事
サブカテゴリー:建築・インテリアの記事

マシュー・グレイ・ギュブラーが登場した"500 Days of Summer"の予告
"500 Days of Summer"と"Precious"の予告篇
"500 Days of Summer"の予告篇
「路上のソリスト」の舞台、ロサンゼルス「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」
ソフィア・コッポラ監督の新作『サムフェアー』はL.A.のホテル「シャトー・マーモント」で撮影

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(2) | Trackback(3)
2009/06/25

ヴォーグ編集長のドキュメンタリー映画"The September Issue "「ファッションが教えてくれること」の予告

The September Issue「プラダを着た悪魔」のモデルとも言われている、米国版VOGUEのカリスマ編集長アナ・ウィンターのドキュメンタリー映画の予告です。

もう画面の編集がおしゃれ、洋服もおしゃれ、出てる人もおしゃれ…っと、くらくらするくらいモードだぜ!って感じです。
ユニクロで買ったら外出着としてOKと思ってる私とは住む世界が違いすぎるので、見ても全然判らなそうです。きっとモード好きな人がみたら、「あ、あの人」「あのブランド」と興奮する内容だと思います。

失礼ですが映画の内容より彼女が1949年生まれで今年60歳というのには驚きました。
お注射とかお化粧とか手術とか色々秘訣はあるのかもしれませんが、それでも凄いですよね…。ほんのちょっぴりでも見習いたいものです。

アナについては「活字中毒R。」さんの記事に詳しく載ってました。表紙に載るためにオプラ・ウィンフリーに15kg痩せさせ、ヒラリー・クリントンにクローゼットの中味を総入れ替えさせたなんて聞くとホントにびっくりです。
もっと詳しくアナを知りたい人は英語版wikiで(http://en.wikipedia.org/wiki/Anna_Wintour)でどうぞ。

全米公開は2009年9月11日です。

追記:日本公開は2009年11月7日(土曜日)です。
原題 :The September Issue
邦題:ファッションが教えてくれること
監督 :R.J.カトラー
出演 :クロックワークス
公式HP: http://www.fashion-movie.jp/




プラダを着た悪魔〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)プラダを着た悪魔〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)
(2006/10)
ローレン ワイズバーガー

商品詳細を見る

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(2) | Trackback(0)
2009/06/24

彫刻家イサム・ノグチの母を描く映画「レオニー」香川でロケ

彫刻家イサム・ノグチの母レオニー・ギルモアの生涯を描く日米合作映画「レオニー」(松井久子監督)の香川ロケのニュースが四国新聞に載っていました。
イサム・ノグチが日系人とは知っていましたが、父が英米で詩人として人気を得た日本人だった事や、婚外子だった事などはこのニュースで初めてしりました。

イサム・ノグチの父・野口米次郎は1893年(明治26)年、17歳で単身渡米、放浪生活のあと英語で詩を書き、英米文壇にセンセーションを巻き起こしました。
在米中に知り合ったアメリカ人女性レオニーが身ごもると、1904年(明治37年)に帰国、慶応大学の英文学の教授になり別の女性と家庭を持ちます。帰国後も英文著作を多く書き、日本文学・文化を西欧に紹介、日本語による著作では西欧文学・文化を日本へ紹介し、「国際詩人」「東西両洋の懸け橋」として活躍しました。当時、「日本人でノーベル文学賞を受ける人があるとすればヨネ・ノグチだ」と言われていたそうです。
1906年レオニーと2歳になったイサム・ノグチが来日しますが、米次郎は一切会うことをせず野口の姓を名乗ることを固く禁じ、以後も会いに来ないよう厳命しました。米次郎との関係は短期間に終わりました。
1918年、13歳のイサムがアメリカに帰国、二年後1920年にレオニーと娘のエールズ・ギルモア(イサムの異父妹、1912年生まれ)が帰国しています。

そして1947年(昭和22年)7月、73歳の米次郎は妻子に子供の存在を告白、後を頼み亡くなります。米次郎の墓は、イサム・ノグチの設計だそうです。

もう、ここだけ聞いたら野口米次郎って女性をもて遊んだ酷い男としか思えません。
1904年にはワシントンポスト紙の記者エセルと婚約し日本に呼び寄せるつもりだったり二股男ですよね…。
レオニー・ギルモア可愛そう過ぎ。イサム・ノグチも太平洋戦争中は強制収容所に入ったり色々苦労したはずなのに死に瀕した米次郎に遭おうとしてるんですよね。なんだか理解不能です。

yon noguchiまぁ明治時代なので、家名や戦争や世間体など米次郎にも色々あったんでしょう。写真見たら結構格好いいし、モテモテだったのかもしれません。
そういえば森鴎外も追ってきたドイツ人女性を追い返してますね。明治時代留学先で恋した日本人男性は多かったと思いますが、それを貫き通せた人は少なかったのかもしれません。多分映画ではそのあたりやレオニーの運命を受け入れた芯の強い生き方が描かれていくのでしょう。

映画のレオニー役はエミリー・モーティマー、米次郎役は中村獅童です。
エミリー・モーティマーは「Dearフランキー」でも夫のDVから逃げるためフランキーと転々としながら暮らしている母親役でした。あれも子供思いの母親役で、見る度泣いてしまう良い映画です。

明治から昭和にかけて女性が仕事を持つことも困難だった時代に、シングルマザーとして生き、世界的彫刻家イサム・ノグチを育てた母の物語 「レオニー」。どんな映画になるか楽しみですね。

2009年4月にアメリカでクランクインし、6月に香川、明治村とロケし、7月には札幌モエレ沼公園でロケの予定とのこと。マイレオニーという応援サイトも色々情報満載です。

レオニー・ギルモアLéonie Gilmour(1872-1933)の生涯について詳しく知りたい方は英文ですが(wiki)へどうぞ

Leonie
監督:松井久子(『ユキエ』『折り梅』)
出演:エミリー・モーティマー、中村獅童、クリスティーナ・ヘンドリックス、原田美枝子、ジャン・ミリガン、吉行和子、柏原崇、中村雅俊、竹下景子
IMDb http://www.imdb.com/title/tt1426328/




イサム・ノグチ〈上〉―宿命の越境者 (講談社文庫)
Casa BRUTUS特別編集 イサム・ノグチ伝説 (Magazine House mook)



にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(6) | Trackback(1)
2009/06/23

ジョニー・デップ"Public Enemies"パブリック・エネミーズの動画&メイキング

いよいよ全米7月1日公開の"Public Enemies"のパブリシティ動画が大量にUPされてました!
主要キャストや監督のインタビューの他メイキング動画があったので貼ってみました。

どうやって撮影してるのが分かる別撮り映像(B-Roll)って大好きです。
客観的に見たらこんな演技・場面なのが、カメラマンや照明そして編集の手を経て、見てる私たちに登場人物達の人生を疑似体験させてくれる素晴らしい映画の画面へと変わるんだな~と感心してしまいます。

フレームの外にいるプロ達の技が映画を作り上げ私たちを楽しませてくれているのがよく分かるB-Rollを、本編より先に見るのって私たちファンも一緒に作品を作ってる気分にさせてくれますね。

B-Roll 2 で撮影したのがこの前の銃撃戦になってるし、B-Roll 1でデップとベールの牢越しの対面シーンですね。

そういえば先週18日木曜日に映画の舞台となったシカゴで行われたプレミアでもジョニー・デップがファンにサインしてる写真が一杯出ていてやっぱりいい人だなぁ~としみじみ。
Public EnemiesPublic EnemiesPublic Enemies

日本公開は約半年後ですが、投票数少ないながらもIMDbの評価もとても高いのですっごく楽しみですね!


B-Roll 1

B-Roll 2


映画のシーンとデップとベールのインタビュー動画は、続きを読む...>>をクリックしてご覧下さい。

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
>>続きを読む
映画の紹介 | Comments(10) | Trackback(0)
2009/06/22

映画「蟹工船」感想

蟹工船
「蟹工船」見てきました。
涙があふれて困りました、あくびのしすぎで…。いや~、脚本も演出も編集も酷いです。これ良く公開する気になりましたね…って出来でした。
エンドロールの主題歌NICO Touches the Wallsの「風人」聞いた時には、やっと苦行が終わった安堵で良い曲だとしみじみ思いました。

小林多喜二の同名小説が原作で「カニの缶詰を作るために船に乗せられた労働者たちが、劣悪な環境の中から立ち上がる姿を描く。」作品です。

この『幸福の鐘』『疾走』のSABU監督作品は初めて見ましたが、ともかく脚本が酷いです。
小林多喜二が草葉の陰で泣いてると思います。
また演出も酷い。貧乏描写やロシア語通訳のコテコテギャグは滑りまくってました。
俳優も滑舌が悪くて台詞も聞き取り難いので字幕を付けて欲しいくらいです。
画面も舞台をそのまま撮影したような構図ばかりで、汗や蟹や重油の臭いが全然してきません。何日も航海してるならもっと髭もじゃドロドロ髪だってベトベトのはずなのに、俳優さん達も妙に綺麗でした。
髪型も現代的だし、重労働・過労・寝不足ならあるはずの隈もなく痩せてはいるけど元気そうで全然リアリティがありません。
劣悪な環境で酷使され疲弊した中から、「自分たちが変わること」で世界を変えようとする話なのに、その悲惨さが描かれてないから労働者の蜂起にも胸がすっとする感じがないです。

無理して褒めるなら高良健吾の顔が良くて目の保養になったのと、最近の映画にしては時間が1時間49分と短めなのが救いでした。
また今まで読んだ事の無かった「蟹工船」を読む気になったのはこの映画のお陰です。
今年のワーストNo.1映画が決まり年末迷う必要がなくなりすっきりしました。

どんな映画にも美点を見いだせる人か、どんな駄作か自分の目で確かめたい人向けです。


監督・脚本: SABU
原作:小林多喜二 (青空文庫より無料でダウンロードできます
出演:松田龍平、 西島秀俊 、 高良健吾、 新井浩文
公式HP: http://kanikosen.jp/pc/
主題歌:"NICO Touches the Walls"「風人」の試聴

関連記事:
松田龍平出演映画「劔岳点の記」感想
映画の感想カテゴリの他の記事

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の感想 | Comments(24) | Trackback(5)
2009/06/21

レオナルド・ディカプリオ主演「シャッターアイランド」予告と歌舞伎の話

シャッターアイランド
クリストファー・ノーラン監督の新作"Inception"(インセプション)撮影で来日したレオナルド・ディカプリオは、20日土曜日に歌舞伎座で門出祝寿連獅子(かどんでいおうことぶきれんじし)と極付幡随長兵衛(ばんずいちょうべえ)を楽しんだそうですね!
生ディカプリオに遭った歌舞伎役者・梅之さんのblogによるとオーラ凄かったそうですよ。歌舞伎役者も唸らすオーラを直に見てみたいですね。

というわけでレオナルド・ディカプリオ主演の映画「シャッターアイランド」の予告編です。
デニス・ルヘインの小説が原作で「1954年、失踪した女性患者の謎を探るためにボストン沖の孤島に建つ犯罪者用精神病院を訪れた米連邦保安官テディ・ダニエルズ(ディカプリオ)に次々と不可解な出来事が起こる。」というストーリーです。
予告を見るとかなりゴシックホラーしてますね。嵐に閉ざされた島、密室、精神病院と設定だけでも怖いです。
ディカプリオ演じるテディは事件解決のため島を訪れますが、実は彼の妻を殺した凶悪犯がこの島に収監されていたという役で、単なる謎解きじゃなく複雑な心理も演じているんでしょうね。
原作読んだ人の感想を読むと、最後はどんでん返しがあるそうです。(ちなみに「どんでん返し」は歌舞伎の強盗返・龕灯返(がんどうがえし)から転じた言葉だそうです。)
日本公開も今年秋らしいのでそれなら先に映画を見てから原作読んだ方がいいかなぁ~と迷ってしまいます。


原題:Shutter Island
監督:マーティン・スコセッシ
原作:デニス・ルヘイン シャッター・アイランド (ハヤカワ・ミステリ文庫)
脚本:レータ・カログリディス
配給:パラマウント
出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングズレー、エミリー・モーティマー、ミシェル・ウィリアムズ、パトリシア・クラークソン、マックス・フォン・シドー
全米公開:2009年10月2日
日本公開:今秋 全国ロードショー



関連記事:
ディカプリオ主演「ワールド・オブ・ライズ」 感想
クリストファー・ノーラン監督の次回作”Inception”に渡辺謙出演
クリストファー・ノーラン監督の新作Inceptionの主演はレオナルド・ディカプリオ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(2) | Trackback(1)
2009/06/20

「Vフォー・ヴェンデッタ」のトリビアとアート&インテリア part.2

「Vフォー・ヴェンデッタ」のトリビアとアート&インテリア、長くなったので2分割してます。
Part.1は→こちら

こうしてまとめて見るとVの好みが見えて来ますね。
まず家具はアンティークとモダン両方好き。
美術品はイギリスだけじゃなく欧米中から盗んで来ている。
そしてラファエル前派やロマン主義の作家や水彩画が多い。逆に静物画は少ない。
どうやらVは物語性のある絵画がお好みなのね。やっぱりロマンチストなテロリストなんですね~。

SHADOW GALLERY
sg_02.gifsg_02_01.jpg
refrigerator①イタリア・SMEG社製冷蔵庫 smeg スメッグFAB30 冷蔵庫
価格 420,000円 (税込)
サイズ:W600 × D680 × H1680mm
SHADOW GALLERY②名前:SHINE TABLE
デザイン: ヴィコ・マジストレッティ
ブランド: カッシーナ・イクスシー
価格: \457,800[税込](ホワイト)
サイズ:W1500
sg_03.gifsg_03_01.jpg
03mildred-pierce02.jpg①作者:ジョーン・クロフォード主演映画
題名:ミルドレッド・ピアース (Mildred Pierce ) のポスター
制作年:1945年
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt0037913/
SHADOW GALLERY作者:ジェームズ・キャグニー主演
題名:「白熱」White Heat (1949)のポスター
制作年:1949
美術館:http://www.imdb.com/title/tt0042041/
07fc-bubble.jpg②テーブルランプ
品名:Bubble Table Lights 500mm
デザイナー:Valerio Bottin
Table Lights by Valerio Bottin for Foscarini(Valerio Bottin's Bubble Lamp.)
07_01_003.jpg③調査中
SHADOW GALLERY④フランシス・ベーコンっぽい気がするんですが見つかりません。
SHADOW GALLERY雑誌で見たことあるテーブルです。
sg_05.gifオフィス
05god-created-adam.jpg①作者:ウィリアム・ブレイク(William Blake, 1757年 - 1827年)
題名:アダムを創造するエロヒム
制作年:1804-1805
美術館:テート・ギャラリー
サイズ:
05sebastia.jpg②作者:アンドレーア・マンティーニャ(Andrea Mantegna、1431年-1506年)
題名:聖セバスティアヌス
制作年:1459-60
美術館:ウィーン美術史美術館
サイズ:68×30cm
sg_06.gifsg_06_01.jpg
06herman-miller_eames.jpg①名前:イームズ ラウンジチェアー The Vitra Lounge Chair by Eames and
ブランド:ハーマンミラー社イームズ(アメリカ)
デザイナー: イームズ / Eames
サイズ: W845×D845×H835/SH380mm
SHADOW GALLERY作者:アイリーングレイ
題名:サイドテーブル Adjustable Table E1027
ブランド:ClassiCon (クラシコン)
サイズ:φ51xH62-101cm (高さは10段階)
・材質(クローム):強化ガラス/スチール・クロームメッキ仕上げ
sg_07.gifsg_07_01.jpg
SHADOW GALLERY①作者:ジャクソン・ポロック(Jackson Pollock, 1912年 - 1956年)
ポロックにまず間違いないんですが、似た作品多いので作品番号がわかりません。
07turner-burn-parliament.jpg②作者:ウィリアム・ターナー(Joseph Mallord William Turner, 1775~1851年)
題名:The Burning of the Houses of Parliament,
制作年:watercolour 1834
美術館:Clore Gallery, London
サイズ:
SHADOW GALLERY③絵が輪郭ぐらいしか見えず判断できません。う~ん難しい。
07flos_arco.jpg④名前:FLOS(フロス) ARCO アルコ
価格:\ 257,250
ブランド: フロス / FLOS (イタリア)
デザイナー:アッキーレ カスティリオーニ / Achille Castiglioni
サイズ:H2300(MAX)×D2200(MAX)×W310mm
sg_08.gifsg_08_01.jpg
08sir-john-everett-millais.jpg①作者:ジョン・エヴァレット・ミレー(1829~1896)
題名:オフェーリア
制作年:1851-1852年
美術館:テート・ブリテン
サイズ:76.2×111.8cm
SHADOW GALLERY②作者:ポール・ドラローシュ画
題名:レディ・ジェーン・グレイの処刑
制作年:1833年
美術館:ロンドン、 ナショナルギャラリー 蔵
サイズ:
SHADOW GALLERY③調査中
sg_09.gifsg_09_01.jpg
09venus_arles.jpg①作者:プラクシテレス(紀元前4世紀)
題名:アフロディテ 通称《アルルのヴィーナス》
制作年:前360年頃
美術館:ルーブル
サイズ:H1.94 m
09-2300model.jpg②ジュークボックス
品名:ワーリッツァー 2300
メーカー:Wurlitzer
製造年: 1958 年
サイズ:W 865 ×D 710×H 1310mm
タイプ:45回転レコード
曲数:200
09nefertiti.jpg③作者:
題名:王妃ネフェルティティの胸像
制作年:アマルナ出土 紀元前1354年頃
美術館:ベルリン美術館原型所蔵
サイズ:高さ50cm
sg_10.gifsg_10_01.jpg
10caravaggio_bacchio01.jpg①作者:カラヴァッジオ(Michelangelo Merisi da Caravaggio、1571年 - 1610年)
題名:病める少年バッコス
制作年:1593年頃
美術館: ボルゲーゼ美術館(ローマ)
サイズ:67×53cm
10el greco view of toledo②作者:エル・グレコ
題名:トレドの風景
制作年:1597
美術館:ニューヨーク メトロポリタン美術館
サイズ:121.3 x 108.6 cm
SHADOW GALLERY③よく見たら額が違いました。調査中
SHADOW GALLERY④調査中
ホールの写真に同じ⑤題名:王妃ネフェルティティの胸像
SHADOW GALLERY作者:ディエゴ・ベラスケス(Diego Velázquez 1599-1660年)
題名:鏡を見るヴィーナス(ロークビーのヴィーナス)
制作年:1648年頃
美術館:ロンドン、ナョナル・ギャラリー
サイズ:122.5×175cm
SHADOW GALLERY作者:フィンセント・ファン・ゴッホ Vincent van Gogh(1853-90)
題名:ガッシュ医師
制作年:1890年
美術館:個人蔵
サイズ:67 x 56 cm
SHADOW GALLERY作者:フィンセント・ファン・ゴッホ Vincent van Gogh(1853-90)
題名:オーヴェールの聖堂
制作年:1890年
美術館:オルセー
サイズ:94x74cm


V For Vendetta - Deluxe 13 Inch Collector Figure: V
イメージを読む (ちくま学芸文庫)



関連記事:
「Vフォー・ヴェンデッタ」のトリビアとアート&インテリア part.1
gyaoで「Vフォー・ヴェンデッタ」が放送
「ボーン・アルティメイタム」のトリビア
建築・インテリアの他の記事へ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画のトリビア | Comments(6) | Trackback(0)
2009/06/20

「Vフォー・ヴェンデッタ」のトリビアとアート&インテリア part.1

先日、「ボーン・アイデンティティ」のトリビアが、思いの外好評だったので第二弾「Vフォー・ヴェンデッタ」のトリビア書いてみます。

ストーリー
独裁国家と化した近未来の英国。TV局で働くイヴィー(ナタリー・ポートマン)は外出禁止時間令を破り、秘密警察ザ・フィンガーの警察官に見つかり危険に見舞われたところをVと名乗る仮面の男(ヒューゴ・ウィービング)に救われる。
国家を相手にひとりテロ活動を続けるVは、クラシック音楽の調べに合わせて中央刑事裁判所を爆破。国の圧制を糾弾し、11月5日の“ガイ・フォークス・デー”に国会議事堂前に集結するよう市民に呼びかける。その一方で自分自身の怨念を晴らすため、有力者を次々と殺していくV。そんな彼と出会ったことで、イヴィーは人生を大きく変えていく。

Vフォー・ヴェンデッタ
原題:V for Vendetta
監督:ジェイムズ・マクティーグ
製作年:2005年
製作国:アメリカ=ドイツ
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:132分
出演 : ナタリー・ポートマン 、 ヒューゴ・ウィービング 、 ジョン・ハート


・Vのズボンの縫い目が破れ下着が見えるシーンがある(過呼吸で倒れたイヴィーをVが支える場面)
・ジュークボックスに872曲入ってる設定だが、実際は200曲しかはいらない機種
・Vの好きな映画として出てくる『巌窟王』は、 The Count of Monte Cristo (1934年 アメリカ) 主演:ロバート・ドーナット
・最後の地下鉄駅のシーンは、オルドウィッチ(1994年廃止)駅で撮影された
・イヴィーがシャドーギャラリーで目覚めた時流れている曲は「Cry me a river」
・ダンスシーンで流れた曲は 「Bird Gerhl」
・フィンチのアラーム曲は「Long Black Train」
・エンドロールの2曲目はEthan Stollerの「BKAB」
・フィンチが使う盗聴防止装置はポケット読書灯のLEDライトを赤いランプに交換したもの
ledbooklight.jpg写真のはクリップが付いてるので少し形が違いますね。

…っと、トリビアというにはあまりに少なかったのでVの住まいSHADOW GALLERYに付いて調べてみました。

HPの画像を見て、イメージ検索し探したので多少間違ってるかもしれないです。またどうしても探しきれない部分も多かったので、地道に追記していきたいと思います。
言い訳すると西洋美術史詳しくないのでめちゃくちゃ時間かかりました…。コレを調べるのに時間とられてここ数日気の抜けた更新してしまい、知ったかぶりでblogやっちゃいけないなぁ~と反省してます。
sg_07_0101.jpg特にキッチンのケトルは4時間以上検索したけど結局分からず、とっても残念です。万一知ってる方はどんどん教えて下さいね。
って、そんなとこ気にする作品でもないから無理かなぁ…。
ちなみにコレです!



SHADOW GALLERY
sg_01.gifsg_01_01.jpg
01bacco-e-arianne.jpg①作者:ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(Tiziano Vecellio, 1490年頃 - 1576年)
題名:バッカスとアリアドネ
制作年:1523-24
美術館:ロンドン、ナショナル・ギャラリー
サイズ:176.5 cm × 191 cm
01shalott.jpg②作者:ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス(John William Waterhouse, 1849年 - 1917年)
題名:シャロットの女 The Lady of Shalott
制作年:1888
美術館:テイト・ギャラリー
サイズ:153×200cm 
01shisyunki.jpg③作者:エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch 1863年1~1944年)
題名:思春期
制作年:1893年
美術館:オスロ国立美術館蔵
サイズ:
SHADOW GALLERY④調査中
SHADOW GALLERY⑤間違ってました。
調査中
01scene-from-dantes.jpg⑥作者:ウィリアム・ブレイク(William Blake, 1757年~1827年)
題名:聖職売買の法王
制作年:1824-7年
美術館:テート・ギャラリー
サイズ:52.7×36.8cm
SHADOW GALLERY⑦調査中
01claude lorrain⑧作者:クロード・ロラン(Claude Lorrain, 1600年頃 - 1682年)
題名:海港 シバの女王の船出
制作年:1648年
美術館:ロンドン、ナショナル・ギャラリー
サイズ:149 × 194 cm
01sandro_botticelli.jpg⑨作者:サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli, 1444or1445年 ~1510年)
題名:ヴィーナスの誕生
制作年:1483年頃
美術館:ウフィッツィ美術館(フィレンツェ)
サイズ:172.5 cm × 278.5 cm (67.9 in × 109.6 in)
01_06_01_10.jpg⑩調査中
01jan_van_eyck.jpg⑪作者:ヤン・ファン・エイク (Jan van Eyck、1390年~1441年)
題名:アルノルフィーニ夫婦
制作年:1434年
美術館:81.8×59.7cm
サイズ:ロンドン、ナショナル・ギャラリー

長くなったので2記事に分割します。part.2は→コチラ

カラー版 西洋美術史
Vフォー・ヴェンデッタ [DVD]
Vフォー・ヴェンデッタ [DVD]
(2008/06/11)
ナタリー・ポートマン,ヒューゴ・ウィーヴィング

商品詳細を見る


関連記事:
「Vフォー・ヴェンデッタ」のトリビアとアート&インテリア part.2
gyaoで「Vフォー・ヴェンデッタ」が放送
「ボーン・アルティメイタム」のトリビア
建築・インテリアの他の記事へ

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画のトリビア | Comments(0) | Trackback(0)
2009/06/19

外国人が見た日本の風景"Beetle Queen Conquers Tokyo"の予告

beetlequeen

またまたドキュメンタリー映画の話題ですみません。
"Beetle Queen Conquers Tokyo"という作品でJessica Oreck監督の作品です。

う~ん、この予告見たら「日本人ってちょっと変」と思ってしまいます。たかが虫に17000円も支払うなんて信じられません。
そして夜景はとってもファンタジックで綺麗です。普段見慣れた日本の景色なんだけど、まるで映画のセットみたいです。これだけ見たら、日本って訳がわからない国のように思えます。

それにしてもカメラと編集が上手い予告編ですね。
映画として¥1800払うかというと躊躇しますが、TVでやったら絶対見てしまいそうです。
これも色々賞を取ってる作品なんですね。
ドキュメンタリー映画って今まで興味無かったけどこうして見ると面白いですね。

公式HP:http://beetlequeen.com/
IMDb http://www.imdb.com/title/tt1339635/



にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(2) | Trackback(1)
2009/06/18

ジョニー・デップ主演"Public Enemies"の銃撃戦の動画

Public Enemiesいよいよ2009年7月1日の全米公開まで半月ということで、ジョニー・デップ主演"Public Enemies"銃撃戦の動画がUPされてました。

“民衆の敵No.1”ジョン・デリンジャー(ジョニー・ディップ)ら一味が隠れている家を、“FBIのクラーク・ゲーブル”メルビン・パービス捜査官(クリスチャン・ベール)達が襲撃するシーンです。
撃ちすぎなくらいバンバン撃ちまくって壁も穴だらけになってますね。車のライトの飛び散り方や銃痕の形などマイケル・マン監督の銃撃戦へのこだわりが垣間見えます。
それにしてもこういう場合FBIは家主さんに補修費出してくれるのか気になります。
日本公開は2009年12月中旬と2010年正月第一弾という情報がありますね。う~ん、どっちなのかなぁ~。




「パブリック・エネミーズ」
監督:マイケル・マン
出演:ジョニー・デップ、クリスチャン・ベール、マリオン・コティヤール、ビリー・クラダップ
全米公開:2009年7月1日
上映時間:143分
公式HP:http://www.publicenemies.net/
IMDb:http://www.imdb.com/title/tt1152836/

関連記事:
ジョニー・デップ、クリスチャン・ベールらが「パブリック・エネミーズ」の主人公について語る動画
"Public Enemies"デップ、ベール、コティヤールのポスター&TVスポット
クリスチャン・ベール主演映画「ターミネーター4」感想
マリオン・コティヤール出演~クリストファー・ノーラン監督の次回作”Inception”に渡辺謙出演

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(7) | Trackback(0)
2009/06/17

日本人監督によるある夫婦のドキュメンタリー"Herb and Dorothy"予告編

Herb and Dorothy
日本人監督による"Herb and Dorothy"(ハーブとドロシー)というドキュメンタリー作品が6月5日より全米の美術館や映画祭で公開されます。
ハーバート・ボーゲル、ドロシー・ボーゲルという一組の夫婦を追った作品です。

1960年代前半、二人は自分たちの給与で買える手頃な価格で、マンハッタンのアパートに置ける大きさの現代美術の作品を買い始めました。
非常に見る目があったのでしょう。当時は無名だった作家達が今では有名になり、美術展や出版に際しこのご夫婦から作品を貸して貰うことが増え、美術関係者に知られるようになったそうです。
二人はお金持ちでもなんでもなく夫は郵便局員、妻は司書をしていて、ハーバートの給料を美術品収集にあて、ドロシーの給料で生活しています。
Herb and Dorothy

そして1992年にアパートにこれ以上収納できなくなると、何百万ドルもの価値があるコレクションの大部分をワシントン・ナショナル・ギャラリーに寄付し、また新たにコレクションを始めたそうです。
ご夫婦は今でも、19匹の亀、沢山の魚、1匹の猫と共にニューヨークの同じアパートに住んでいます。

私の現代美術に関する知識は中学の美術で習ったあたりで止まっているので、コレクションされた作家名を見てもその素晴らしさや金銭的価値はあまり分からないのですが、こういうライフスタイル素敵だなぁと思います。
何より金にあかせたコレクションじゃなく、本当に好きな作品を身の回りにおきたくて買っていた、そして1枚も売らず全部寄付したというのが格好いいですね。

監督はフリーのジャーナリスト出身の日本人女性「佐々木芽生(ささきめぐみ)」監督で、ベルリンの壁崩壊の際には読売新聞にレポートを連載したり、NHKの「おはよう日本」のニュースディレクターやレポーターを務め、この作品が初めての監督作品だそうです。
予告見ても分かるようにいくつかの映画祭で賞を受賞している作品です。
ドキュメンタリーですし日本で公開されるのは難しそうですが、素敵なご夫婦なのでこの作品も見てみたいですね。

この作品については「海から始まる!?」さんにとっても詳しく載ってます。
http://umikarahajimaru.at.webry.info/200906/article_13.html

elleanderさんより「シネマトゥデイ」にも記事あるのを教えて頂きました!こちらは監督について詳しい記事です。
http://cinematoday.jp/page/N0018299

映画公式HP http://www.herbanddorothy.com/



関連記事:
関連記事:
グッゲンハイム美術館 (Guggenheim Museum) ~ザ・バンク 堕ちた巨像 のセットは凄い
ハンガリーの老夫婦のお話~「人生に乾杯!」のHPが過剰にカワイイ
女性監督の作品~血の伯爵夫人「The Countess」の予告篇は年上女の切なさ一杯

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(4) | Trackback(2)
2009/06/16

「人生に乾杯!」のHPが過剰にカワイイ

今週末、2009年6月20日公開の映画「人生に乾杯!」。
年金暮らしの老夫婦が借金のカタに思い出のダイヤモンドのイヤリングを取られたのをきっかけに銀行強盗を始めるストーリーです。

ハートウォーミングコメディのようですが、日本のHPもポスターもハンガリー刺繍やぬいぐるみをあしらい、タイアップグッズもクッキー、初日プレゼントもチョコレートとコッテコテの「カワイイ★」っぷりでオバハンの私には多少敷居が高うございます。(ポスターの出来は日本の方が良いんですけどね~)

で、本国ハンガリーのポスターはというと何だかハードボイルドっぽいし、HPの音楽も渋い感じで、 ちょっと高齢なボニー&クライドって印象です。
konyec konyec
(左が日本、右がハンガリーのポスターで全然イメージが違うのが分かって頂けると思います。)
予告を見る限り、81歳と70歳の老夫婦がなかなか良い味だしてますね!ハンガリーの予告を見ると若いカップルも絡んだ話になってるようです。
konyec

将来年金で暮らせないだろうという不安を感じる私としましても、非常に共感出来る設定です。万一強盗する場合に備えて(?)見てみたい一本ですね。残念ながら、うちの町にくるのちょっと先のようですが。

ハンガリーというと「落下の王国」のロケでも使われていたブダペストの世界遺産をぱっと思い出すのですが、いつか訪ねてみたい国です。
ハンガリー政府観光局HPも参考までに。 http://www.hungarytabi.jp/index2.htm




人生に乾杯!
原題:KONYEC
監督: ガーボル・ロホニ
脚本: バラージュ・ロヴァシュ、 ジョルト・ポジュガイ
撮影: ペーター・サトマーリ
音楽: ガーボル・マダラース (Gabor Madarasz)
出演: エミル・ケレシュ、テリ・フェルディ、ユーディト・シェル、ゾルターン・シュミエド
上映時間: 107分
公式:http://www.alcine-terran.com/kanpai/
ハンガリー映画HP http://www.konyec.hu/

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(5) | Trackback(0)
2009/06/15

ダーウィン伝記映画"Creation"の予告編

2009年は進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの誕生200周年と『種の起源』出版150周年記念の年で、世界中で色々な催しが行われています。伝記映画も作られ2009年9月25日イギリスで公開予定となっています。
というわけでポール・ベタニーとジェニファー・コネリーの夫婦共演でも話題のチャールズ・ダーウィン伝記映画"Creation"の予告編です。

監督はジョン・アミエル(「ザ・コア(2003)」、「エントラップメント(1999) 」)です。
原作「ダーウィンと家族の絆―長女アニーとその早すぎる死が進化論を生んだ 」はよき家庭人だったダーウィンの家族生活に焦点を当てた伝記で、ビクトリア時代が舞台だし是非日本でも公開して欲しいですね~。
スキャンダー・ケインズちなみに著者ランドル・ケインズは、チャールズ・ダーウィンの2番目の息子ジョージ・ハワード・ダーウィンのひ孫にあたります。またこの著者の息子がナルニア国物語でエドマンド・ペベンシーを演じているスキャンダー・ケインズです。


ダーウィンについては(wiki)で詳しくご覧下さい。

Master And Commander

ポール・ベタニーというと「マスター・アンド・コマンダー (2003) 」↑のスティーブン・マチュリン軍医を思い出しますね~!
あの英国海軍サプライズ号の冒険は1805年、ビーグル号は1831年の出航なので25年ほど差はありますが、船の描写もあるのが嬉しいですね。
そういえば「マスター・アンド・コマンダー」で士官候補生を演じていたマックス・パーキスは、後日TVドラマ「ROME」で若き日のオクタビアヌスを演じてますが、この2作しか出演してないとは思えないほど印象深い子役でした。今何してるんでしょうか?

ポール・ベタニー、予告編では以前よりおでこが広がってる気がします。前作「リリィ、はちみつ色の秘密」のDV野郎の父役でもちょっときてる気がしたのですが役作りだと信じたいです。



ダーウィンと家族の絆―長女アニーとその早すぎる死が進化論を生んだダーウィンと家族の絆―長女アニーとその早すぎる死が進化論を生んだ
(2003/12)
ランドル ケインズ
苦難を乗り越えて19世紀を生きたダーウィンとその家族の姿を、子孫が新発見の資料もまじえて生き生きと再現した本で、在宅研究者だったダーウィンの家庭人としての内面に深く切り込んだ一冊」(内容データベース)
商品詳細を見る



関連記事:
ベタニー出演”Inkheart”原作「魔法の声」感想
ベタニー出演「リリィ、はちみつ色の秘密」原作「リリィ、はちみつ色の夏」感想
ベタニー出演「ウィンブルドン」他、6月にぴったりな映画3本

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(11) | Trackback(1)
2009/06/14

ジェームズ・ティプトリー・Jr.の映画の企画

SF作家ジェームズ・ティプトリー・Jr.の伝記の映画企画が2011年公開予定で進んでいると★究極映像研究所★さんで紹介されていました。

さっそくIMDb見てみましたが、題名と公開年しか載っていませんでした…。残念。
James Tiptree, Jr(2011) http://www.imdb.com/title/tt1418685/
でも映画化の話知らなかったので、記事読んでちょっとワクワクしてます。

James Tiptreeジェームズ・ティプトリー・Jrは1915年生まれのSF作家で、子供時代をアフリカで過ごし野生のゴリラを見た最初の白人女性の一人になったり、CIAに勤務したり、大学で講師をした後、1968年・53歳でSF作家としてデビュー。
その際覆面作家として男性名だったため「もっとも男性らしいSF作家」と評価されていました。後に女性と判明した時はSF界に「ティプトリー・ショック」と呼ばれるほどの衝撃を与えたそうです。
そして71歳の1987年、老人性痴呆症が悪化した夫を、前々からの取り決め通りにショットガンで射殺し、みずからも頭を撃ちぬき自殺しました。
作品も骨太で深い味わいを持つ素晴らしい作家ですが、その人生も非常に波瀾万丈でざっと聞いただけでもドラマチックですね。

James Tiptreeジュリ・フィリップス(Julie Phillips)による伝記「James Tiptree, Jr.: The Double Life of Alice B. Sheldon -」は2007年・全米批評家協会賞を受賞しています。
もしこの本の映画化だったら日本語翻訳が出るかもしれませんね!是非読んで見たい本なのでこの本の映画化だったらいいなぁ~

記事に載ってる映画の企画会社「Plan B Entertainment」はブラット・ピットが元妻のジェニファー・アニストンと設立した会社で、「トロイ」や「チャーリーとチョコレート工場」「ディパーテッド」を製作した会社です。
2009年製作ではキアヌ・リーブス「The Private Lives of Pippa Lee」やエリック・バナとレイチェル・マクアダムス主演で8月公開の「The Time Traveler's Wife 」があります。もしここが企画会社ならば、そこそこ大作になるかもしれませんね。
今から脚本や監督・キャストが決まると思いますが、とっても楽しみな企画です。


James Tiptree, Jr.: The Double Life of Alice B. Sheldon
James Tiptree, Jr.: The Double Life of Alice B. Sheldon
(2006/08/08)
Julie Phillips
全米批評家協会賞を受賞したジェームズ・ティプトリー・Jr.の伝記
商品詳細を見る
ジャングルの国のアリス
ジャングルの国のアリス
(2002/12)
メアリー・ヘイスティングズ ブラッドリー
1927年出版、冒険家でもあった母が家族で出かけた最初のアフリカ旅行の経験を、娘アリス(ティプトリー)の目を通して書いた本。挿絵をアリスが描いています。
商品詳細を見る
たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)
たったひとつの冴えたやりかた (ハヤカワ文庫SF)
(1987/10)
ジェイムズ・ティプトリー.Jr、浅倉久志
私の中では三大SF名作の一つです!
商品詳細を見る



関連記事:
痴呆症を考える映画3本
レイチェル・マクアダムス出演映画「消されたヘッドライン」感想
エリック・バナ映画出演「スター・トレック」感想

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(6) | Trackback(1)
2009/06/13

映画「レスラー」感想

レスラー見てきました。評判どおり俳優ミッキー・ロークの人生がオーバーラップして主人公ランディの不器用な生き方に泣けました。
非常に悲哀に満ちたストーリーが、ドキュメンタリータッチの画面で淡々と語れていきますが、老いや孤独・そして人間の生き方について考えさせられる映画でした。

The Wrestler


ストーリーは「人気レスラーだったランディも、今ではスーパーでアルバイトをしながらかろうじてプロレスを続けている。そんなある日、長年に渡るステロイド使用がたたり心臓発作を起こしてしまい「命が惜しければリングには立つな」と医者に忠告されるが……。」というものです。

今は金も家族も名声もなくトレーラーハウスに住みつつ、平日はバイト週末は小さなプロレスの試合をする毎日。
このバイトやトレーラーハウスで近所の子供と遊んでるランディが丹念に描かれ、非常に身につまされました。
The Wrestler


そんな彼にも容赦なく老いが訪れ、引退を決意し、仕事に就き疎遠にしていた娘との修復をはかり恋人を見つけ人生の再出発をはかろうとします。
人は誰も失敗した過去から学ぶものですが、学んだからといって未来をよりよく変えられるかというと現実はそう甘くない。結局人は変わらないものなんだな~というのが非常に切なかったです。

The Wrestler


誰もが幸福になるために生きていますが、このランディというレスラーの「幸せ」は結局リングにしかありません。
プロレスの仲間がファミリーで、ファンの待っているリングがホーム、そういう生き方しか出来ないし本人もそれを選ぶ。このあたりは女が止めても男は行く昔のヤクザ映画と同じで、非常に男性的なラストでした。

The Wrestler


この映画はなんと言ってもミッキー・ロークという俳優の波乱万丈の人生が下敷きとなって、深みが出ている作品です。監督のダーレン・アロノフスキーが、主演ミッキー・ロークにこだわったせいで予算も削られたそうですが、ニコラス・ケイジじゃこの味わいはでなかったと思います。
ランディが若いレスラーにアドバイスする場面を見て、「俺のようにはなるな」とマット・デイモンがロークからアドバイスもらった話を思い出しました。

流血苦手な私にはちょっときつい場面もありましたが、有刺鉄線やステープラーでショーアップするプロレスの裏側がよく描かれていると思いました。
老眼鏡、補聴器、公衆電話という小物使いや、スプリングスティーン、ガンズ・アンド・ローゼス、スコーピオンズといった80年代の音楽も良かったです。

主要出演者はランディ・娘・ヒロインの3人なのに娘やヒロインの心理描写が少なくて、急に会場に行く気になった心理がちょっと分かりにくかったですね。
男の気持ちは女には分からないように、女の気持ちは男には分からないという演出なのでしょうか?

プロレスファンや男性向けの映画だと思います。


原題:The Wrestler
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:ロバート・シーゲル
美術:ティム・グライムス
撮影:マリス・アルベルチ
音楽:クリント・マンセル
出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エバン・レイチェル・ウッド
上映時間:1時間49分
公式サイト:http://www.wrestler.jp/

関連記事:
映画の感想カテゴリの他の記事
第66回ゴールデングローブ賞主演男優賞はミッキー・ローク
GTA賞受賞した「レスラー」と「マン・オン・ワイヤー」予告


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の感想 | Comments(2) | Trackback(0)
2009/06/12

「ボーン・アイデンティティ」のトリビア

今夜は「ボーン・アイデンティティー」が地上波で放送されます。
今までのアクション物と違って非常に冷静で頭を使った新しいヒーロー像を造った作品だと思います。
彼の使う武術カリも動きに無駄がなくてとってもクールですね。一方で「知り合いは君だけだ」と母性本能くすぐる台詞もあって女性にも人気のシリーズです。
と言うわけでボーン・アイデンティティに関するトリビアをいくつあげてみました。


  • 主題歌は3部作全て、mobyの「extreme ways」
  • チューリッヒの銀行はパリ大学(ソルボンヌ)+プラハのセットで撮影されました。
  • ロバート・ラドラムの原作を元に監督ダグ・リーマンとウィリアム・ブレイク・ヘロンが原案を書き、トニー・ギルロイが脚本に仕上げていますが、トニー・ギルロイは原作を読まずに書いたそうです。
  • 映画脚本の草稿では、マリーは緑色の髪をしたアメリカ人でパーセルという苗字だったが、最終稿でクレウッツに変わり国籍はドイツになりました。
  • 最初ボーン役はブラッド・ピット、マリー役はサラ・ポーリーにオファーされました。
  • チューリッヒ大使館の米国海軍の大部分はヨーロッパの大使館に配属された実際の海兵隊員で、本物のユニフォームで撮影しています。
  • 非常口の雪が増えたり減ったりします。
  • ブライアン・コックスとクリス・クーパーは二人とも5日間ですべての場面を撮りましたが、ラストにアクションが追加されたため追加シーンを後で撮影しています。
  • カーチェイスの時かかる曲はサントラには入っていません。DJポール・オーケンフィールド(Paul Oakenfold)の「Ready Steady Go」です。
  • ニッキー・ノード(カステル)とのパリのアパートでの格闘シーンは2ヶ月リハーサルにかけ、スタントは使っていません。
  • クライヴ・オーエン(教授)は自身が出演しているCMと同じように、BMWを運転しています。
  • ラッセル・レヴィ(マンハイム)はボーン・スプレマシーでは別の俳優が演じています。マンハイムというコードネームは代々使われるのかもしれません。
  • マリーが電話してる後ろでジェイソンが車の窓をガムテープでふさいでいるのは窓ガラスを割って盗んだ車だからです。
  • パリのトレッドストーン本部のアクションシーンは撮り直しで追加されました。元の公開予定日は2001年9月7日から2002年5月31日に延期され、最終的に2002年6月14日に公開されました。
  • 貸し金庫からジェイソンが金やパスポートを持ち出す時使った赤いゴミ袋は、別れる際マリーに渡されますが、最後のレンタバイク屋の壁に花を活けて飾られています。
  • 映画のラストシーンはミコノス島です。
  • ジェイソン・ボーンは何カ国語か話しますが、全部マット・デイモン本人が話しています。
  • ジュリア・スタイルズ演じるニッキーはボーン・アイデンティティの最後で死ぬ予定でした。

本当にワクワクドキドキする楽しいサスペンス映画ですね!放送がとっても楽しみです。(ってのんびり書いてたら始まってしまった・・・)
おまけ;ボーン・アルティメイタム発売時の懸賞で当たった金属製DVDケース(こっそり自慢)
ケース


ボーン・アイデンティティー
原題The Bourne Identity
監督:ダグ・リーマン
製作総指揮: ロバート・ラドラム、フランク・マーシャル
製作:ダグ・リーマン、パトリック・クローリー、リチャード・N・グラッドスタイン
脚本:トニー・ギルロイ、ウィリアム・ブレイク・ヘロン
音楽:ジョン・パウエル
撮影:オリヴァー・ウッド
編集:サー・クライン
出演者:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー 、ブライアン・コックス 、アドウェール・アキノエ・アグバエ 、クライヴ・オーウェン 、ジュリア・スタイルズ


ジェイソン・ボーン・トリロジーBOX 【初回生産限定商品】 [Blu-ray]ジェイソン・ボーン・トリロジーBOX 【初回生産限定商品】 [Blu-ray]
(2009/07/08)
マット・デイモンフランカ・ポテンテ

商品詳細を見る


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画のトリビア | Comments(18) | Trackback(0)
2009/06/11

映画「劔岳 点の記」感想

劔岳点の記
「劔岳 点の記」見てきました。映像は美しく、撮影は大変だっただろう思わせる映像がいっぱいあり自然の美しさを堪能しました。
最近の邦画がTVドラマのスピンオフや安易なアイドル集合映画ばかりな風潮に対し、きちんとした物を作りたいというスタッフの情熱は感じました。
でもドラマ部分が淡々としすぎで、登山や測量に全く興味の無い私にはあまり面白い映画ではありませんでした。

実話を元に書かれた新田次郎『劔岳 点の記』が原作で「明治40年、日本地図を完成させるために、未踏峰の劔岳山頂を目指す測量手と山の案内人の情熱と尊厳を描いた」作品です。
CGや空撮を使わずすべて実写にこだわった作品で、監督は「八甲田山」「復活の日」「火宅の人」などのカメラマンとして名高い木村大作です。

自然は本当に美しく俳優陣も熱演してるんですが、全くドラマが盛り上がりません。
ハイ、ここから盛り上げますよ~という感じでクラシック音楽が入るのも昔のNHKの再現ドキュメンタリーみたいだし、脚本や演出も大昔学校で見せられた教育映画のようでした。

ドラマチックな実話なのに、どうしてこんなに淡々として盛り上がらない作りにしたのか不思議です。
後半の雪山の構図が高い山の上からのとすぐそばからの2種類が交互に繰り返されるメリハリない編集なので、ドラマの主役が自然なのか人間なのか分からなくなってきます。
足場の悪い山での撮影のみですから普通のドラマのような自在なアングルは無理なのは分かりますが、そのせいで人間ドラマが希薄になっては本末転倒です。

また周りがずっと白い雪山で、地理を知らない私には里からどのくらい登った山中にいるのか、地理上どの辺りにいるのかさっぱり分かりませんでした。

ある程度山や地理の知識があると楽しめる作品かもしれません。

山登りが趣味の人、測量士さん、真夏の暑さを雪山を見て涼みたい方と、宮崎あおいがとっても魅力的に撮られて可愛かったのであおいファンの人におすすめします。

監督・撮影:木村大作
原作:新田次郎
脚本:木村大作、菊池淳夫、宮村敏正
美術:福澤勝広、若松孝市
編集:板垣恵一
音楽:池辺晋一郎
出演:浅野忠信、香川照之、松田龍平、モロ師岡、螢雪次朗、仁科貴、蟹江一平、仲村トオル、宮崎あおい
上映時間:2時間19分

劔岳についてはwikiに詳しく載っています。
最後に発見されたアレはその後75年間柴崎家にあったというのも面白いですね。昭和34年に国の重要文化財に指定され、現在は富山県立山博物館に展示されています。

劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))
(2006/01)
新田 次郎

商品詳細を見る


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の感想 | Comments(17) | Trackback(2)
2009/06/10

マシュー・グレイ・ギュブラーが登場した"500 Days of Summer"の予告

Matthew-Gray-Gublerやっとマシュー・グレイ・ギュブラーが予告に登場した"500 Days of Summer"。
わ~!やっぱり格好いいです。
当のマシューは先日膝を怪我して10日手術したそうですが、早い回復をお祈りします。
マシューのmyspaceにもお見舞いのメッセージが並んでいます。(背景図が松葉杖姿ですが…)
また元気なメッセージを読みたいですね。

マシュー・グレイ・ギュブラーはTVドラマ「クリミナル・マインド FBI行動分析課」でIQ187の若き天才プロファイラーDr.スペンサー・リード役の俳優です。「アルビン/歌うシマリス3兄弟」で声優もしています。

クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン2 コレクターズBOX Part1 [DVD]クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン2 コレクターズBOX Part1 [DVD]
(2009/03/04)
マンディ・パティンキントーマス・ギブソン

商品詳細を見る


"500 Days of Summer"は、真実の恋を信じられないサマー(ズーイー・デシャネル)とそんな彼女に恋したトム(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)のロマンチックコメディです。
もう予告だけでも可愛いくて是非みたい映画です。日本でも公開してほしいですよね!
追記:20世紀FOX配給で2010年1月 TOHOシネマズシャンテ・シネクイント他全国ロードショー だそうです。
邦題:(500)日のサマー


主演はマシューじゃなくてズーイー・デシャネル、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットです。


関連記事:
”500 Days of Summer”と”Precious”の予告篇
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットも出演するクリストファー・ノーラン監督の次回作”Inception”に渡辺謙出演
3月9日はマシュー・グレイ・ギュブラー(Matthew Gray Gubler)の誕生日
"500 Days of Summer"の予告篇

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(7) | Trackback(1)
2009/06/09

GTA賞受賞した「レスラー」と「マン・オン・ワイヤー」予告

GoldenTrailer.Com.(http://www.goldentrailer.com/)が選ぶ第10回Annual Golden Trailer Awardが6月4日に発表になってました。
現在日本でも公開中の「天使と悪魔(感想)」や「スター・トレック(感想)」や、ここで何度が紹介した”500 Days of Summer”も受賞しています。
そのほかベストインデペンデント賞「レスラー」とベストドキュメンタリー賞「マン・オン・ワイヤー」の日本公開が6月13日です。

というわけでこの日本の予告貼ってみました。

●マン・オン・ワイヤー


1974年にニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーで綱渡りした伝説の大道芸人、フィリップ・プティの半生を追ったドキュメンタリーで、2008年度アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品です。
大道芸人とはいえこんな高い所を命綱無しですごいですね。
長いのが見たい方向けに9分の動画もありました。興味のある方は、下の>>...続きを読む をクリックしてご覧下さい。
原題:Man on Wire
監督:ジェームズ・マーシュ
製作:サイモン・チン
撮影:イゴール・マルティノビッチ
出演:フィリップ・プティ、ジャン・ルイ・ブロンデュー、アニー・アリックス
上映時間:1時間35分
公式サイト:http://www.espace-sarou.co.jp/manonwire/

フィリップ・プティとは→ IMDbへ wiki(en)へ
出演作品

<エンタメ・プライス>モンド ~海をみたことがなかった少年~ [DVD]<エンタメ・プライス>モンド ~海をみたことがなかった少年~ [DVD]
(2009/06/27)
オヴィデュー・バラン

商品詳細を見る

●レスラー
かつて栄光のスポットライトを浴びた人気プロレスラーの孤独な後半生をミッキー・ロークが熱演し賞賛されている人生ドラマ。
予告編


父ランディ(ミッキー・ローク)と娘ステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)のシーン。
まだ見てないのにこのシーンだけでなんだか泣けます。早く劇場で見たいです。

キャシディ(マリサ・トメイ)とランディ(ミッキー・ローク)の試合前のシーン。これも素敵なシーンですね。

原題:The Wrestler
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:ロバート・シーゲル
撮影:マリス・アルベルチ
音楽:クリント・マンセル
出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エバン・レイチェル・ウッド
公式サイト:http://www.wrestler.jp/

モデル(?)となったジェイク・ロバーツ(wiki)ほか出演の、プロレスの舞台裏を描くドキュメンタリー

ビヨンド・ザ・マット [DVD]ビヨンド・ザ・マット [DVD]
(2002/01/25)
テリー・ファンク、ロック

商品詳細を見る

関連記事
第10回Annual Golden Trailer Award受賞している作品
Best Animation/Family WALL-E    WALL・E ウォーリー BURN-Eのアニメ7分の動画
Best Romance 500 Days of Summer "500 Days of Summer"の予告篇
Best Thriller Angels & Demons     「天使と悪魔」サン・ピエトロ広場のセットが凄い
Summer 2009 Blockbuster Star Trek  スター・トレックが本日5月29日から公開

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
>>続きを読む
映画の紹介 | Comments(4) | Trackback(0)
2009/06/08

キャメロン・ディアス主演”My Sister's Keeper”「わたしのなかのあなた」の動画

My Sister's Keeper

キャメロン・ディアス主演、アビゲイル・ブレスリン出演で、2009年6月26日全米公開予定の”My Sister's Keeper”。先日、原作「わたしのなかのあなた」の感想を書きましたが、動画が何本か公開されていました。

ストーリーは「白血病を患う姉ケイトのドナーとして、遺伝子操作によって生まれてきたアナ・フィッツジェラルドは13歳。臍帯血の提供にはじまり、輸血や骨髄移植など姉の治療のためにさまざまな犠牲を強いられてきたが、ケイトの病状は一進一退を繰り返し、両親はついに腎臓移植を決意する。だが、アナはこれを拒み、弁護士を雇い両親を相手取って「自分の体に対する権利は自分で守りたい」と訴訟を起こす。」というものです。
題材は衝撃的ですが、家族愛のストーリーです。

4歳で白血病になり入退院を繰り返し、普通の女の子が過ごす学校生活や恋愛に無縁だったケイト(ソフィア・ヴァジリーヴァ)が、同じように病気と闘っている男の子テイラー(トーマス・デッカー)と知り合う場面。母(キャメロン・ディアス)が、耳ダンボ状態で見守っています。


ダンスパーティに出かけるケイト。発病以来常に死と隣あわせだったケイトが、普通の娘のように着飾って出かけられるという事に母(キャメロン・ディアス)も妹アナ(アビゲイル・ブレスリン)も狂喜乱舞しているところ。
もう一人写真を撮りまくってるのは叔母役のヘザー・ウォールクィストでしょうか?ケイトが父(ジェイソン・パトリック)に「綺麗?」と聞いて出かけて行きます。
もう原作読んでると、ここだけで涙がどわっっと出てしまいます。


テイラー役のトーマス・デッカーといえば、TVドラマ「Heroes」シーズン1でクレアの友達、「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」でジョン・コナー役だった男の子ですね。
My Sister's Keeper


結構豪華キャストの"My Sister's Keeper"は全米公開6月26日です。
キャメロン・ディアスはコメディのイメージが強いですが「イン・ハー・シューズ」みたいなじ~んとくる演技も上手いのでこれも見てみたいですね。
追記:ギャガ・コミュニケーションズ配給で2009年12月日本公開予定
邦題「わたしのなかのあなた」


関連記事:
「わたしのなかのあなた」My Sister's Keeper原作感想

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(1) | Trackback(0)
2009/06/08

映画「愛を読むひと」感想

「愛を読むひと」見てきました。
恋愛とは?戦争責任とは?正義とは?など見終わって色々考えさせられるとっても良い映画でした。
reader

ストーリーは「1958年のドイツ、15歳のマイケルは、年上のハンナと激しい恋におちた。ハンナはマイケルに本の朗読を頼み、いつしかそれが二人の愛の儀式となる。しかし突然、ハンナは姿を消してしまう。8年後、法学生のマイケルは傍聴した裁判で、戦時中の罪を問われるハンナを見つける……。」というものです。

第81回アカデミー賞でケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞したことでも話題の作品です。
さすがにオスカーとるだけの体当たり演技でハンナ役ケイト・ウィンスレットが素晴らしかったです。
15歳・23歳のマイケル役デビッド・クロスが瑞々しい演技で、肉体的な愛を知って有頂天になったり、相手の心が分からず不安になったり、恋が去った悲しみ、再会後ハンナの忌まわしい過去に苦しみ、法律と感情の間の苦悩などを見せてくれて、日本人の私にも非常に共感できる物語にしてくれました。
17歳で撮影(ラブシーンは18歳になってから)したそうですが、フレッシュでありながらリアルでとっても良かったです。
ハンナとの恋と苦悩が人間形成に大きな陰を落としてしまい、人と密接な関係を築けない大人となったマイケルをレイフ・ファインズが好演してました。
この人は「ある公爵夫人の生涯」でもたった1シーンで、単なる浮気男じゃない公爵を見せてましたね~。

物語は大きく3つのパートに分かれ
1958年出会い恋に落ちるがハンナが姿を消す
1966年裁判所でハンナを見つける
1995年に「1976年からテープを送りはじめ1985年の別離」をマイケルが振り返っている
となっています。
reader

二人が出会う1958年12月、マイケルは15歳、ハンナは36歳。
年の差とこの恋愛がマイケルに与えた影響を考えるとちょっと犯罪だよなぁと思いますが、二人は激しい恋に落ちてしまいます。
この時のデビッド・クロスの演技が素晴らしいです。口づけを知り、大人の唇を気にする演出や、喧嘩して涙ぐみながら愛を確認するシーンなどとっても初々しくて良かったです。
またケイトの体の線がちょっと緩んでいて、36歳らしいリアルさが出ていました。

ハンナが生まれた1922年頃、第一次世界大戦敗戦の多額の賠償金(1320億金マルク、当時のドイツGNP20年分)支払いに苦しむドイツ政局は不安定で驚異的なインフレに苦しんでいる時代です。
ハンナが11歳になった1933年アドルフ・ヒトラーの国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス党)が選挙で政権を握り軍事力の増強や周辺諸国の併合などを行うようになります。

1943年ハンナは21歳でSSに就職し看守になります。そして1945年終戦を迎えるのです。彼女が生まれ育ったのは戦争の時代です。
逆に1943年生まれのマイケルは戦後民主主義の中育ち、ナチスドイツの軍人だけじゃなく一般市民もユダヤ人虐殺に関わっていたことを青年期に知る事になる世代です。

私たちはナチスが悪い、ヒットラーが諸悪の根源だと思っているけれど、その時代に生きた一般市民で今自分の周りにいる知人・肉親・隣人も過去の戦争犯罪に関わっていたかもしれないのです。
それをどう裁くか、どう受け入れるかマイケルは苦悩します。

公判中ハンナが裁判官に聞く問いは、私たちに投げかけられています。
またゼミの教授のセリフも法律と正義について深く考えさせられる言葉です。

reader

さて1966年の裁判でハンナはある秘密を守るため不利な証拠を認めます。
なぜその秘密を守りたいか?それはハンナはプライドの他に何も無かったからですね。
家族も子供も打ち込める仕事もなく、元囚人からも知的と思われていたというプライドしか守りたいものがないのです。
1958年を思い返すと彼女がどんなに苦労してその秘密を守っていたを知り、本当に切ないです。
真実を知って苦しむマイケル。このデビッド・クロスの手が彼のおぼつかない寄る辺ない気持ちを表してて良いですね。この人は泣く演技が本当に上手いです。
reader

1976年離婚を経て33歳になったマイケルは本を朗読しテープ送りはじめ、ハンナもある事を始めます。
ここでマイケルがハンナに聞く「過去から何を学んだ?」という問いは、どんな答えを聞きたかったんでしょうか?戦争犯罪に対する謝罪?ここは世代間のギャップ、時代によって変わる正義を言いたいんでしょうか?ちょっと分かりにくいです。
また彼女のその後の行動も理由が分かりませんでした。(この時のケイトの老けメイクは瞳や頬が若々しいので少し残念ですね。)

でも翌日のレイフ・ファインズの悲しむ演技が素晴らしい。胸が締め付けられて涙があふれてしまいました。

そして1995年マイケルは元囚人女性に会い物語は終わります。
キャストも脚本も良く丁寧に作られた、しみじみと心にしみる映画でした。

私は原作が出た当時読んでたんですが、すっかり忘れてたのでこんな話だったっけ~と思いながら見ました。
彼女の決断、彼の苦悩などの細かい心理を、もう一度原作を読んで知りたくなりました。



原題:The Reader
監督:スティーブン・ダルドリー(「めぐりあう時間たち」)
製作:アンソニー・ミンゲラ、シドニー・ポラック
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン
原作:ベルンハルト・シュリンク 朗読者 (新潮文庫) 単行本もあります
脚本:デビッド・ヘア
撮影:クリス・メンゲス、ロジャー・ディーキンス
美術:ブリジット・ブロシュ
編集:クレア・シンプソン
音楽:ニコ・ムーリー
出演:ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デビッド・クロス、レナ・オリン、ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ、カロリーネ・ヘルフルト
上映時間:124分
公式サイト:http://www.aiyomu.com/
2009年6月19日公開

朗読者 (新潮文庫)朗読者 (新潮文庫)
(2003/05)
ベルンハルト シュリンク


関連記事:
映画の感想カテゴリの他の記事
映画「ある公爵夫人の生涯」感想
年上女性との恋愛映画「僕の美しい人だから」とハンバーガーショップ
血の伯爵夫人「The Countess」の予告篇は年上女の切なさ一杯

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の感想 | Comments(23) | Trackback(2)
2009/06/06

映画「ターミネーター4」感想

Terminator Salvation

「ターミネーター4」見てきました。

爆発につぐ爆発で114分爆発しっぱなしの映画でした。
一番感動したのは最初に写る映画会社のマーク、松明を掲げるコロンビアのお姉さんがPCディスプレイに映ったような映像(走査線が入った白黒画面で乱れる)になっててかっこ良かったところです。あそこはわくわくしました。

一応シリーズを全部説明しますと
ターミネーター (1984)
未来の<スカイネット>は自分たちを滅ぼしたジョン・コナー生まれる前に、母サラ・コナーを殺すべく、ターミネーターを送り込む。未来のジョンはサラを守るために部下のカイル・リースを送り込む。
ターミネーター2(1991)
未来の<スカイネット>は、10歳になったジョン・コナーを殺すために、より進化したターミネーターを送り込む。未来のジョンも自分を守るために古いターミネーターを再プログラミングして送り込む。
ターミネーター3(2003)
未来の<スカイネット>は20代になったジョン・コナーと彼の未来の妻ケイトを殺すために、もっと進化した女ターミネーターを送り込む。

という今更説明不要の人気シリーズの続編でストーリーは、
ターミネーター4(2009)
2018年、<スカイネット>に支配された世界で人類滅亡までのカウントダウンが始まった。抵抗軍のリーダーとなったジョン・コナーは最後の戦いに挑む。
というものです。

何が不満かって今回色んなタイプのターミネーターがいっぱい出てきますが、人間離れした強さでとても勝てっこないってターミネーターがいないんですよね。
ターミネーターの魅力はシュワちゃんやT-1000がやっつけてもやっつけてもゾンビのように生き返りどこまでも追ってくる恐怖だと思うのです。

ところが今回汎用殺人型ターミネーター「T-600」なんてひ弱そうなカイル・リース(アントン・イェルチン)にやられてますし、トランスフォーマーばりの巨大な人類捕獲型ターミネーター「ハーヴェスター」もマーカス・ライト(サム・ワーシントン)にやられ 、追跡型ターミネーター「モトターミネーター」もあっさり人間にやっつけられています。
シュワちゃん顔の「T-800」も出てきますがすぐ金属骨格だけになるので「T-600」と見分けつきません。で、多少手こずるけどあの絶対やっつけられない恐怖はなく、1~2作目の強さはどこに行ったのと不思議です。ターミネーターシリーズのファンじゃないですが、これじゃただのSFアクション映画だと思います。

ほかにもカイル・リースの顔やジョンとの関係をなんでスカイネットが知ってるんだよ!とか、ラジオで作戦の事をべらべらしゃべって良いのかとか、基地であんなにドンパチしたら敵に見つかるだろうとか、なんで指揮官が前線に出てるんだよとか、ともかく突っ込みどころが多い穴だらけの脚本でした。

一番モヤモヤしたのはジョン・コナーがカイル・リースを助けるのを優先するのは、「世界を救う救世主の父」というのを理由にしているところ。救世主になるのがジョンの未来だとしても、自分達親子が助かるためなら何しても良いと思ってそうで、私だったらこんなリーダーについて行きたくありません。
ラジオ使ったアジテーションが上手いだけの司令官にしか見えません。もっとジョンのリーダーシップやリーダーとしての活躍が見たかったですね。

クリスチャン・ベールはラジオで自分の名前を言うところは確かに格好良かったけど、そのくらいかな~。
McG監督は「チャーリーズ・エンジェル」の監督というのを忘れてましたが、やっぱり映画や俳優を生かすも殺すも監督次第ですね…。リベリオンやダークナイトで見せたベールの陰のある演技はどこに行ったんでしょう…。
作品全体ではマーカス・ライト役のサム・ワーシントンが見せ場も多く一番目立ってました。ほとんど主役扱いです。またケイト・コナー役ブライス・ダラス・ハワードはTVCMでも使われているマーカス・ライトの体をみて驚く顔が良かったです。
カイル・リース役アントン・イェルチンは出番は多かったけど印象が弱くドラゴンにさらわれゲオルギウスの助けを待つ姫君ポジションで笑ってしまいました。「スター・トレック」の方がキャラがはっきりしてて良かったですね。

今頃ティルダ・スウィントン(セレーナ・コーガン役から降板)やシャルロット・ゲンスブール(ケイト・コナー役から降板)が「あ~降板してて良かったっ!」ってニヤリとしてそうです。

過去の作品の名台詞などもありますが、ドラマ部分は見るべきものはありません。
音楽もエルフマンだったのに爆発音ばかり気になってよく分かりませんでした。
頭からっぽにして爆発とVFXを大画面と大音量で楽しむ映画です。火薬と爆発マニアに是非お勧めしたいです。


原題:Terminator Salvation
監督:マックG
脚本:ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス
撮影:シェーン・ハールバット
美術:マーティン・レイング
編集:コンラッド・バフ
音楽:ダニー・エルフマン
出演:クリスチャン・ベール、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、ブライス・ダラス・ハワード、コモン、ジェーン・アレクサンダー、ヘレナ・ボナム・カーター
上映時間:114分

関連記事:
映画の感想カテゴリの他の記事
「ターミネーター4」レジスタンスのビデオ
Terminator Salvationのポスターが凄い!
ダニー・エルフマン(Danny Elfman)ザ・リトル・シング(The Little Things)

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の感想 | Comments(16) | Trackback(18)
2009/06/04

6月にぴったりな映画3本

6月にぴったりな映画1本目は「ウィンブルドン」

ウィンブルドン選手権(The Championships, Wimbledon)は、テニスの四大国際大会の1つで毎年6月最終月曜日から2週間の日程で行われます。
今年のは開催日は2009年6月22日(月)~7月5日(日)です。
「全英オープンテニスを最後に引退しようと考えていた落ち目のテニス選手ピーターは、ホテルの部屋を間違えたことをきっかけに女子の優勝候補リジーと出会う。気があったふたりは接近していき、彼女の応援でピーターは勝ち上がっていく。リジーは勝利の女神。しかし、ピーターに恋した彼女は、反対に心乱され、肝心のテニスが疎かになってしまう…。」というストーリーです。

三白眼に眉なしのポール・ベタニーのパッケージ写真が人相悪くてホラーっぽいですが、内容はとっても爽やかスポーツ恋愛ストーリーで、出演者も良いしおすすめです。テニス選手の試合中の心理モノローグなども面白いです。特にカイル・クーパーのタイトルデザインは秀逸です。
試合の解説者に往年の名選手クリス・エバート・ロイド、ジョン・マッケンローなどが出てるのも見所です。ポール・ベタニーと監督の音声解説も爆笑ものなので是非お聞き下さい。
またベタニーの弟役で ジェームズ・マカヴォイが出演しかわいい弟を演じています。またドイツ人選手を演じるニコライ・コスター=ワルドーもとても格好いいです。

題名:ウィンブルドン(2004年イギリス)
監督:リチャード・ロンクレイン
出演:ポール・ベタニー、キルステン・ダンスト、ニコライ・コスター=ワルドー 、ジョン・ファヴロー 、サム・ニール、 ジェームズ・マカヴォイ
上映時間:99分
ウィンブルドン [DVD]ウィンブルドン [DVD]
(2006/06/23)
キルスティン・ダンストポール・ベタニー

商品詳細を見る



「いま、会いにゆきます」

「梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童)の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子)が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。」というストーリーです。

日本家屋など日本の風景がとても綺麗に描かれています。ストーリーはベタですが竹内結子がとっても綺麗でした。そういえば、同じ頃「黄泉がえり」(こっちは6月じゃなさそうですね)など似たテーマの映画が多かったですね。お盆に死んだ人の魂が還ってくるという日本人の精神文化が、この手の作品を好む理由でしょうか?

題名:いま、会いにゆきます(2004年)
監督: 土井裕泰
原作: 市川拓司 『いま、会いにゆきます』(小学館刊)
脚本: 岡田惠和
出演:出演: 竹内結子、 中村獅童、 武井証、 美山加恋
いま、会いにゆきます スタンダード・エディション [DVD]いま、会いにゆきます スタンダード・エディション [DVD]
(2005/06/24)
竹内結子中村獅童

商品詳細を見る


「オーバー・ザ・レインボー」
韓国映画にしては珍しく爽やかなストーリーで安心して見られます。踊る天気予報などコミカルなイ・ジョンジェも良いですね。
「交通事故で記憶の一部を喪失してしまった主人公が、愛する女性の記憶を探し求めて、女友達の助けを借りながら過去を取り戻していく姿を描いた甘く切ないラブ・ファンタジー」というストーリーです。

切ないというより大甘ですね。イ・ジョンジェは人妻との道ならぬ恋を描いた「情事」、才能はあるのに芽が出ないお笑い芸人とその妻を描いた「ラスト・プレゼント」、時を越えた文通を行なう2人の男女を描いた「イルマーレ」(2006年にキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックでリメイクされました)など良い作品が多いですね。
この中国版トレイラーしか見つかりませんでした…。

題名:オーバー・ザ・レインボー(2002年)
監督:アン・ジヌ
出演:出演: イ・ジョンジェ、 チャン・ジニョン、 コン・ヒョンジン
上映時間 109分
オーバー・ザ・レインボー [DVD]オーバー・ザ・レインボー [DVD]
(2005/03/04)
イ・ジョンジェチャン・ジニョン

商品詳細を見る


なぜかベタな作品ばかりになりました…。また思いついたら追記します。

関連記事:
カイル・クーパー(Kyle Cooper)のタイトルデザイン
痴呆症を考える映画3本
桜の映画

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(7) | Trackback(1)
2009/06/04

デヴィッド・ボウイの息子が監督のSFスリラー映画"Moon"予告編

moon

デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズ監督のSFスリラー映画 "Moon" は2009年6月12日全米公開ですが、上映予定館は少ないものの前評判が高いようです。

1月末のサンダンス映画祭で初公開されソニー・ピクチャーズが国内配給権を獲得し6月公開と時間もなく十分宣伝はされてなさそうですが、予告を見るとなかなか面白そうなスリラーです。

ストーリーは、「貴重な鉱石を採掘するために月基地に一人で滞在している男が自らのクローンと対決する恐怖を描いていくもの」だそうです。

月面に一人ぼっちで3年も仕事するというのはとってもストレスになりそうですよね。
妻のメッセージビデオを見るサムの孤独が伝わってきます。
sam rockwell主演のサム・ロックウェルは「銀河ヒッチハイクガイド」のゼイフォード・ビーブルブロックス銀河系大統領役でした。
ケヴィン・スペイシーがロボットの声を演じていますが、彼がキャスティングされているとロボットなのに何か企んでるだろ~って気がしてしまいます。
「銀河ヒッチハイクガイド」に出てくる「生命、宇宙、そして万物についての答え=42」が「ラスベガスをぶっつぶせ (原題:21)」 のちょうど2倍なのが偶然ながら面白いですね。


監督・原案:ダンカン・ジョーンズ(Duncan Jones)
脚本:ネイサン・パーカー
出演:サム・ロックウェル、ケヴィン・スペイシー(声の出演)、ドミニク・マケリゴット
全米公開:2009年6月12日

2010年1月18日追記:
邦題「月に囚われた男」 2010年4月 恵比寿ガーデンシネマ他にて全国公開
配給: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント



トレーラー


サムが妻テスからのビデオメッセージを見るシーン


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

>>続きを読む...をクリックすると他に3本動画をおいています。興味のあるかたはどうぞ
>>続きを読む
映画の紹介 | Comments(4) | Trackback(0)
2009/06/03

ブルース・ウィリス主演”The Surrogates”予告編

ブルース・ウィリス主演"The Surrogates"の予告編です。

ストーリーは「人間が自分のサロゲート(=身代わり)としてアンドロイドを利用する未来が舞台。人間たちは孤立して生活しており、彼らの外見をより良いものにしたサロゲート・ロボットという身代わりを使って互いに交流している。ウィリスは、自分のロボットを使って他のロボットの殺人事件を捜査する警官だが、久しぶりに家から外へ出て、陰謀を解き明かすことになる。」というSFアクションだそうです。

トップシェルフ・コミックス社の人気グラフィック・ノベル"The Surrogates"の映画化で、ターミネーター3 のジョナサン・モストウ監督、脚本はターミネーター4のマイケル・フェリスとジョン・ブランカトー。
酷評されているターミネーター3と4の脚本家と聞くとちょっと不安がよぎりますが、予告編はVFXもいっぱいでSFらしい世界観をよく出してて面白そうです。
主演もウィリスだし、クリスマスに毎回酷い目にあうマクレーン警部が12モンキーズの世界でラッキーナンバー7のグッドキャットさんみたいにク-ルに戦うのかなぁ~と勝手に思っております。

全米2009年秋公開。せっかくならこういうSF系はサマームービーで見たいですよね。
監督&脚本家コンビの前作はスカですが、ブルース・ウィリス主演はわりと外れがないのでちょっぴり期待したいと思います。

The Surrogates (Surrogates (Graphic Novels))The Surrogates (Surrogates (Graphic Novels))
(2006/08/30)
Robert Venditti

商品詳細を見る

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(4) | Trackback(0)
2009/06/02

ジョニー・デップ達出演者が「パブリック・エネミーズ」Public Enemiesの主人公について語っている動画

ジョニー・デップ、クリスチャン・ベール、マリオン・コティヤールら出演者達が”Public Enemies”「パブリック・エネミーズ」の主人公ジョン・デリンジャーについて話しています。
映画の映像は既出のものが多いですが、デップ映像だったので貼ってみました。もう少し鮮明だったらいいのにね…。
dillingerwantedposterジョニー・デップが演じるジョン・デリンジャーはインディアナ州インディアナポリス出身のギャングで、1930年代前半アメリカ中西部で銀行強盗を繰り返し、FBIから「社会の敵ナンバーワン」("Public Enemy No.1")に指名されました。
紳士的な立振舞いと銀行強盗の鮮やかな手口でマスコミに注目され、禁酒法や世界恐慌などが背景にある暗澹たる時代の中、義賊として当時の大衆にもてはやされました。
今でもデリンジャーのファンクラブ「John Dillinger Died for You Society」は、デリンジャーの命日にバイオグラフシアターに集まりパレードをしているそうです。
FBIのサイトにあるデリンジャーに関するページも面白かったのでURL書いておきますね。
←は実際のデリンジャー指名手配のポスター。この当時の1万ドルって今で言ったらどのくらいなんでしょうね?
http://www.fbi.gov/libref/historic/famcases/dillinger/dillinger.htm

今日はジョニー・デップがバハマ諸島に所有するプライベート・アイランドの入り江をヒースズ・プレイス(ヒースの場所)と改名したニュースもありましたが(ヴァニティ・フェア誌のインタビュー)、映画の全米公開が7月1日ですので6月はパブリシティの映像や画像が色々出そうで楽しみですね!


関連記事:
"Public Enemies"デップ、ベール、コティヤールのポスター&TVスポット
ジョニー・デップの「パブリック・エネミーズ」(Public Enemies)の予告とポスター
ジョニー・デップの2009年公開映画”Public Enemies”パブリック・エネミーズ
クリスチャン・ベール主演「ターミネーター4」レジスタンスのビデオ
クリスチャン・ベール主演Terminator Salvationのポスターが凄い!

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(3) | Trackback(0)
2009/06/02

「路上のソリスト」の「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」

The Soloist
「路上のソリスト」の重要な舞台の一つ「ウォルト・ディズニー・コンサートホール(Walt Disney Concert Hall)」
ここはクラシック音楽を専門とするコンサートホールで、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団(Los Angeles Philharmonic Orchestra、通称LAフィル)の本拠地です。
1987年に、故ウォルト・ディズニーの未亡人リリアン・ディズニーが、LAカウンティ(郡)にLAフィル専用のコンサートホールを建設する資金として5千万ドル(約55億円)を寄付して始まったプランの為、この名がついていますが、ロサンゼルス郡の公共施設です。
構想から設計、完成までに16年の年月を経て2003年10月に完成しました。

こういう建物を見ると都市は美しい建築があるから素敵なんだなぁとしみじみ思います。
光の反射で刻々と表情がかわるこの建物を、実際に見てみたいですね。

Walt Disney Concert Hallステンレススチールでできた曲線パネルを立体的に組み合わせた、巨大な彫刻のような外観の奇抜な建物は、ロサンゼルス在住の著名な建築家、フランク・ゲーリーの設計です。
また日本の永田音響設計が担当した音響も、世界的に高い評価を受けています。

Walt Disney Concert Hall客席数は2265席で、ステージを取り囲むように立体的に配置し、その段差を音響に利用した「ワインヤード」という様式を取っています。ステージ後方のパイプオルガンもゲーリー氏のデザインです。
ロサンゼルスに行くことがあったら是非このコンサートホールで音楽聴いてみたいですよね。もちろんナサニエルとロペスのように二階席で。


Wfm_stata_centeフランク・ゲーリーは「脱構築主義建築」という破片で覆ったような特徴のデザインをされる建築家なんですね。他の建物もとっても奇抜です。
これはゲーリー氏の設計した「MIT ステイタ・センター」。このデコボコした外観の部屋は部屋の角が90度じゃないから家具が置きにくそうなんていらぬ心配をしてしまいます。この手の建物を見るのは好きだけど住みたいとは思いません。

Guggenheim-bilbaoこちらは「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」。NYのグッケンハイムも奇抜でしたが、こちらも直線が全くないデザインですね。2005年にはシドニー・ポラックによってゲーリーのドキュメンタリー映画も作られています。見たいけどレンタルなさそうですね~。
映画『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』
公式サイト http://sketch.cinemacafe.net/

スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー デラックス版 [DVD]スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー デラックス版 [DVD]
(2007/11/21)
フランク・ゲーリー;シドニー・ポラック;デニス・ホッパー;ジュリアン・シュナーベル;ボブ・ゲルドフ

商品詳細を見る


関連記事:
映画「路上のソリスト」感想
「路上のソリスト」(原題: The Soloist)原作は新聞のコラム
「ザ・バンク 堕ちた巨像」 グッゲンハイム美術館のセットは凄い
建築・インテリアの他の記事へ


にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の紹介 | Comments(4) | Trackback(0)
2009/06/02

映画「路上のソリスト」感想

The Soloist

「路上のソリスト」見てきました。ジェイミー・フォックスとロバート・ダウニー・Jr.の熱演が光る映画でした。
またアカデミー賞作品賞ノミネート作「つぐない」のジョー・ライト監督らしい映像の美しさが各所に見られ、都会の美しさがよく描かれていました。
音楽と共に高架下から鳩を追ってカメラがぐんぐん上に向かい、ハイウェイを飛び越し街を遥か下に見下ろしながら飛んでいく映像などとっても素敵でした。
ただテーマはすごく良いのですが、映画としてそのテーマを上手く描ききっていません。

この作品は、LAタイムズの有名コラムニスト、スティーヴ・ロペスが書いた実話を映画化したものです。
新聞記者と路上生活をしている元天才チェリストのナサニエルとの出会いと友情を描いています。

この設定を聞くと結末を予想しがちですが、全然違います。
スター発掘番組のスーザン・ボイルやポール・ポッツのように普通の人がスターになる瞬間に立ち会う番組が高視聴率をとり彼らを瞬く間に時代の寵児に祭り上げるのは、私たちが奇跡や夢物語が好きだからです。
この素材はそんなスター誕生譚にうってつけです。元ジュリアード学院に在学していた統合失調症の路上生活者から、新聞記者の記事がきっかけで一躍音楽家に!紅涙を絞る感動作になりそうですよね。
でもそうはならない。なぜなら実話だから。そしてその部分が一番大切なテーマとなっています。

ロペスは統合失調症の治療をして、ナサニエルを音楽の世界に戻してあげたいと考えます。
芝生を荒らすアライグマのように、ナサニエルの才能も統合失調症によって荒らされていると思う彼は、病を退治してあげようとします。
しかしナサニエルは病気であることを認めたくないし、自分にとって嫌な場所には行きたがらない。路上にいるのが幸せなのです。
確かに彼の音楽がロサンジェルスの空に溶けていく映像を見ると、このままでも良いんじゃないかという気になってしまいます。
逆に幻覚や幻想にとらわれている様子を見たら、薬や治療で治して、その苦しみから解放してあげたらいいのにと思います。

私たちが誰かの為に何かをする場合、相手によかれと思っていますが、それは本当に相手が望んでいる事なのか?
逆に相手の希望どおりにしてあげる事が本当に良いことなのか?
そしてそんな善意の底に相手を対等な人間として認めず見下した傲慢さがあるんじゃないか?
そんな事を考えさせられる映画でした。

そういうナサニエルの気持ちを代弁する支援センターのデビット(ネルサン・エリス)もなかなか熱演でした。

しかし映画は無駄に統合失調症や路上支援センターの描写が長かったり、コンサートを聴いてるナサニエルの描写が、Windows media playerで音楽再生してる時出る映像のようで今ひとつ感動出来ませんでした。
あそこは横で聴いてるロペスもその様子に感動するシーンなので、もっと違った演出で盛り上げて欲しかったです。
2005年に二人が出会いコラムになった早い段階で映画化の話が出てしまい、現実の展開に従い脚本が二転三転したんじゃないかと想像します。
実話の映画化は多少時間を置いてからの方が、脚本も練れて良かったんじゃないかと残念に思いました。


路上のソリスト
原題:The Soloist
監督:ジョー・ライト
原作:スティーブ・ロペス 路上のソリスト
脚本:スザンナ・グラント
撮影:シーマス・マクガービー
美術:サラ・グリーンウッド
編集:ポール・トシル
音楽:ダリオ・マリアネッリ 映画「路上のソリスト」オリジナル・サウンドトラック
製作国:2009年アメリカ映画
上映時間:1時間57分
出演:ジェイミー・フォックス、ロバート・ダウニー・Jr.、キャサリン・キーナー、トム・ホランダー、リサ・ゲイ・ハミルトン
公式HP:http://rojyo-soloist.jp/

関連記事:
「路上のソリスト」(原題: The Soloist)原作は新聞のコラム
「路上のソリスト」の「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」
映画の感想カテゴリの他の記事

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
映画の感想 | Comments(0) | Trackback(2)
 | HOME | Next »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。