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2009/05/30

ミシェル・ファイファー主演「シェリ」のインテリアにびっくり

Chéri
ミシェル・ファイファー主演の映画「シェリ」の動画が公開されています。IMdbの評価はイマイチ?ですが、インテリアに驚いたので動画貼ってみました。

コレット原作の「シェリ」は1920年代(1894年に生まれたエドメが18歳なので、1912年のようです。)のパリを舞台にした49歳の元高級娼婦と、シェリ(いとしい人)と呼ばれる24歳の美貌の青年との恋愛を描いた作品です。

まずはこちら
パリ近郊ヌイイにあるシェリの母マダム・プルーの屋敷、ガラス張りの広間。

いや~、この毛皮のソファーにびっくり。毛皮を敷いたソファーと読むと、ムートンや虎皮を想像してましたが、こんなご婦人の外套のような立派な毛皮を敷いたのは見たことがなくて驚きました。
さすがシェリを産んだとたん一財産築いたマダム・プルーさん。すごい成金趣味ですね。
ソファーやシャンデリアの形式はアンピール様式です。
オルモル(ブロンズに金メッキした、家具の金具や装飾)の椅子、シャンデリアは鎖やガラス玉を連ねたひもを円錐台形に吊るしたのが特徴的ですね~。
Chéri

アンピール様式(フランス語発音からアンピール様式、英語読みでエンパイア・スタイル、帝政様式) ナポレオン1世の時代に起こった様式で、ナポレオン権威の誇示のため古代エジプトやギリシャの装飾様式を取り入れています。全体的に重々しく武骨な感じで金メッキのブロンズ金物が代表的です。月桂樹、スイカズラ、唐草、羽根を付けた人物像、輪をくわえたライオン、柱頭につくエジプトのスフィンクス、脚部の動物の足首などが特徴です。ナポレオンの衰退と共にすたれています。
Empire Empire


Chéri
右端の人が着ているのはキモノを意識したデザインのドレスですね。キャラクターそれぞれの性格を反映したデザインで面白いです。
オレンジのドレスのマダム・プルーは流行に無頓着ですし、紫のマリ=ロールは冷淡で、その娘のエドナは慎み深い白を着ています。

恋のはじまりの場面です。
友人マダム・プルーの息子でしかなかった19歳のシェリとキスして43歳のレアが動揺してるのが可愛いですね。映画ではシェリの年齢設定変わってるかもしれません。どうみても19歳に見えないので…。
ルパート・フレンドはキーラ・ナイトレイのBFとして有名ですが1981年生まれの27歳。綺麗なんだけどね19歳じゃないですよね。


キャシー・ベイツが品がないマダム・プルーをやりすぎなくらいくらい熱演してます。
ダイニングはガラス張りの部屋に比べたら普通(笑)の落ち着いたインテリアですね。


シェリがレアの行き先を使用人に聞くレアの屋敷場面。原作では門番のエルネストと話してましたが、映画ではマルセルが窓を磨いています。
この枠に張ったレースのカーテン素敵ですね~!パネル式でうち開きに開閉するのかな?縁取りのフリルも女性らしい優雅な雰囲気です。カーテン生地も見るからに高級そうです。部屋の内側からも見てみたいですね。


レアの寝室とバスルーム。グレーがかった白い大理石に緑の大理石でデザインされています。窓ガラスはステンドグラス。
室内にはアールヌーボーのランプとピンクのシェードのランプ。女性らしいエレガントで趣味の良い寝室です。色遣いが良いですね。

いや~、それにしてもミシェル・ファイファーが若いですね。今年51歳。
同じ1958年生まれのマドンナといい、驚異的ですね。自分とは元の素材が大きく違いますが、若さを保ってる部分を見習いたいです。
インテリアをもっと見たいので日本公開あったら良いですね~。

原題:Chéri
監督:スティーヴン・フリアーズ(「クイーン」)
脚本:クリストファー・ハンプトン(「危険な関係」)
原作:コレット『シェリ』
出演:ミシェル・ファイファー、ルパート・フレンド、キャシー・ベイツ
IMDb: http://www.imdb.com/title/tt1179258/
シェリ (岩波文庫)シェリ (岩波文庫)
(1994/03)
コレット
文庫: 270ページ
ISBN-10: 4003258525
ISBN-13: 978-4003258521
商品詳細を見る

関連記事:
ミシェル・ファイファーとルパート・フレンドの「シェリ(Cheri)」の予告篇
衣装が素敵な映画「ある公爵夫人の生涯」感想
年下男性との恋愛映画「僕の美しい人だから」とハンバーガーショップ
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2009/05/03

ソフィア・コッポラ監督の新作『サムフェアー』はホテル「シャトー・マーモント」で撮影

ソフィア・コッポラ監督が、新作コメディ映画『サムフェアー』(原題)をハリウッドの名物ホテル「シャトー・マーモント」で撮影することになったと言うニュースがシネマトゥデイにありました。

このホテルはハリウッド・セレブたちが多く滞在してきた豪華ホテルで、グレタ・カルボやヴィヴィアン・リーら往年の大女優たちやリンジー・ローハンらが長期滞在したり、ジョン・ベルーシはこのホテルのバンガローで薬物の過剰摂取により死亡しているそうです。

ほお~っと思ったので検索してみました。
wiki http://en.wikipedia.org/wiki/Chateau_Marmont
シャトーマーモンホテル、(住所:Hollywood, US 8221 SUNSET BLVD HOLLYWOOD CA US 90046CAHollywoodUS90046 )
CHATEAU MARMONT
お値段が1 室 1 泊あたり ¥38,689 - ¥81,786、
JUNIOR SUITE 1 室 1 泊あたりの料金¥47,565 、
PREMIER 1 BEDROOM SUITE 1 室 1 泊あたりの料金 ¥76,302
CHATEAU MARMONT
一番安い4万円弱のはメイドさんやお付きの人用なので、普通に泊まるなら5~6万円ってとこですね。三つ星ホテルにこの値段はセレブ御用達という付加価値がついた価格でしょう。
CHATEAU MARMONT CHATEAU MARMONT

でも、グレタ・カルボやヴィヴィアン・リーなんて名前を聞いたら1泊くらいしてみたいのも分ります。
ソフィア・コッポラ監督といえば、『マリー・アントワネット』でガーリー映画の頂点を極めたので、この『サムフェアー』も完成したらこのホテルに泊まりたいという日本人女性がわんさか出そうですね。
映画はコメディでスティーヴン・ドーフ(すまん、正直顔が思い浮かばない。『ワールド・トレード・センター』に出演)がホテル暮らしの役者、エル・ファニングがその娘役だそうです。
CHATEAU MARMONT

実際海外のホテルを予約する場合、代理店の人のお薦めか写真や評判を見て判断するしかないので、セレブが使ってたとか聞いたことがある名前を出されると、ちょっと値段が高くても折角行くんだしと奮発しちゃう気持ちもわかります。だって旅行満足度の半分は宿泊ホテルで決まりますものね。

昔、四つ星以上のホテルに泊まるイタリアツアーに行ったのですが、値段は普通のツアーの1.5倍だったのに、設備も古いホテルが多く、更にメイドさん用の部屋に2回もあたったためイタリアの印象は最悪でした。
その上、寒くて毛布を頼んで欲しいとツアーガイドに言ったら、「イタリアでは頼んでも無駄、我慢して下さい」と言われたり、帰りに同じツアーの半数が飛行機に乗り遅れ帰国が1日延びたり、トランクが行方不明になったり最低最悪のツアーだったのでイタリア旅行のイメージは良くありません。
今思えば頼んだ旅行会社とガイドが悪かったのですが、そんなこんなでイタリアの素敵なホテルが映画に出ると、モヤモヤした気持ちになってしまいます。
いつか宝くじが当たったらこのモヤモヤを晴らすべく、五つ星ホテルに泊まってbuonoを連発する旅をしたいですね。
コモ湖ではヴィラ デステ(wiki)に泊まりたいわ~と検索してみたら1泊20万円で酷い部屋だったというクチコミありました。(年間平均780ユーロ=1泊10万円くらいのホテルです。)あまりの値段にびっくりしました。クラスが違いますね~。
う~ん、宝くじ100万円くらいじゃbuono連発の旅は無理かもしれません。というか一泊に2万円以上出すと考えただけでくらくらしちゃう貧乏性をまずどうにかしないと5つ星ホテルに泊まれませんね。

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(2006/06/23)
ジョン・キューザックケイト・ベッキンセール

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偶然出会った男女の恋の次第を描くラヴ・ストーリー。NYのウォルドルフ アストリア ホテルが登場します。このホテルは「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」「星の王子ニューヨークへ行く」など沢山の映画に出てます。
セント・オブ・ウーマン 夢の香り [DVD]セント・オブ・ウーマン 夢の香り [DVD]
(2006/06/23)
アル・パチーノクリス・オドネル

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アル・パチーノとガブリエル・アンウォーがタンゴを踊ったのはNY Fifth Avenueの ピエール・ホテルです。
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(2008/11/19)
マコーレー・カルキン、ジョー・ペシ

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マコーレー・カルキンが一人で豪遊するホテルがNYのプラザ・ホテル。1泊$700~$1000くらいらしい。ひゃ~、お高いですね。
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(2006/06/08)
ダン・ブラウン

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原作通りならローマの「ホテル・ベルニーニ」が映画に出てくるはずです。IMDbのロケ地にはアメリカの地名しか載ってないので出るかどうかは不明ですね。


エル・ファニングのPhoebe in Wonderland予告
ロケ先のホテルは素敵な映画「デュプリシティ~スパイはスパイに嘘をつく~」感想
美術館を丸ごとセットで作ったザ・バンク 堕ちた巨像 (原題:The International)
美しいロケ地いっぱい「落下の王国」
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2009/04/30

映画「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~」感想

duplicity
「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~」見てきました。
脚本もひねってあるし編集もおしゃれに仕上げているけど、キャラクターに魅力がない映画でした。ローマの街やホテル、海辺のコテージなどは素敵なので、「週刊ホテルレストランHOTERES」を毎週読んでる人が見たら楽しめるかもしれません。

ストーリーは「業界トップをめぐって激しく競合する2つのライバル会社からそれぞれ産業スパイとして雇われた元CIAと元MI6の2人が、思惑を秘めながら巧みに繰り広げる諜報合戦を繰り広げる」というクライム・エンタテインメント映画です。

一生懸命小粋なセリフにオシャレな舞台、素敵な小物をちりばめ、かっこいい音楽いれて作ってるのが伝わってきますが、キャラクターに全然感情移入できず、応援したい気持ちにならないんですよね。

これがルパン三世と峰不二子ちゃんだったら、ハラハラドキドキするんだろうなぁと残念に思いました。
不二子ちゃんならどんな事しても許せるキャラなのに、ジュリア・ロバーツが何かやる度、「性格悪いな~」「嫌な女だな~」と思うばかりでモヤモヤしました。

「プリティ・ウーマン」や「ノッティングヒルの恋人」の頃輝いてたジュリア・ロバーツの大ファンだったら彼女がスクリーンに出てるだけで嬉しいのかもしれません。そういえば「ノッティングヒルの恋人」の女優も決して良い性格じゃなかったし、この手の性格悪い役が上手すぎて嫌な感じがしてしまうのかもしれません。

ポール・ジアマッティとトム・ウィルキンソンの大人げない喧嘩シーンから始まる前半はそれなりに面白いのに、時間軸をひねりすぎて途中からテンポが落ちてしまい、125分の上映時間がとても長く感じました。

ただ、脇役は皆良いですね。特に旅行会社社員役のリサ・ジランはいかにもロマンスに飢えてる女性っぽくて笑ってしまいました。二人のCEO(ポール・ジアマッティとトム・ウィルキンソン)も、パム役のキャスリーン・チャルファント はじめ脇のスパイ達もキャラがたっててぴったりでした。
関係ないですがポール・ジアマッティの方がクライヴ・オーウェンより3歳年下なんですね。
クライヴ・オーウェンが若いのか、ジアマッティの毛根が・・・いや、関係ない話でした。

これは劇場じゃなく家で酒でも飲みながら吹替えを見るほうが合ってる気がします。
字幕を追ってたら俳優の演技や伏線を見逃すし、素面だったらジュリア・ロバーツのいい年こいて我が儘言ってるのにむかつきますから。
DVD出たらシャンパンとピザを準備してご覧になると、小粋な会話も素敵なロケ先も幾層にも重なったストーリーも十二分に楽しめる作品だと思います。

原題: DUPLICITY
監督・脚本:トニー・ギルロイ
出演:ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーウェン
上映時間: 2時間5分
公式サイト:http://duplicity-spy-spy.jp/


この記事によると映画の中で二人が会ってたホテルはセットらしいですね。それでも下の4箇所はロケです。
One and Only Bahamas,(バハマ、ワン&オンリー・オーシャンクラブ)
ここはピザの話をしてた場所です。007カジノ・ロワイヤルでも出てきたホテルですね。
One and Only Bahamas


Atlantis Resort, (バハマ、ホテル アトランティスリゾート)
薬を発明した若者が滞在していたカジノのあるホテルです。
Atlantis Resort


The Ritz-Carlton Central Park(NY、リッツ・カールトン)
これがどこに出ていたか良くわかりません。バーの場面かなぁと思ったのですが、違ってたらすみません。
The Ritz-Carlton Central Park


St. Regis Grand Hotel(ローマ、セント レジス グランド ホテル )
映画の設定ではチューリッヒ?
St. Regis Grand Hotel

世界のホテル&インテリア
最高のホテル 極上の部屋 世界のスイート厳選61


関連記事:
クライヴ・オーウェン出演、映画「ザ・バンク 堕ちた巨像」感想
5月1日公開、映画「GOEMON」感想
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2009/02/19

ザ・バンク 堕ちた巨像 (原題:The International)のセットは凄い

theinternational

ザ・バンク 堕ちた巨像 (原題:The International) はインターポールのエージェント、ルイス・サリンガー(クライヴ・オーウェン)とマンハッタンの地方検事補佐エレノア・ウィットマン(ナオミ・ワッツ)が、世界を舞台に暗躍する銀行の不正行為を暴くアクション映画です。2009年2月6日に全米公開され、日本でも4月4日に公開されます。

さて、全米ポスターの背景にも映ってるとおり、この映画にはNYのグッゲンハイム美術館が登場します。
正式にはソロモン・R・グッゲンハイム美術館(Solomon R. Guggenheim Museum)というのですが、フランク・ロイド・ライトが1943年に委託され翌年1944年に設計し、1959年完工した個性的な外観の美術館です。
Guggenheim-01
設計案が施主に承認されるまで5年、NY市当局が建築の許可をだし竣工するまでに更に10年かかっています。
天才のやることは一般人に理解されにくいものなんですね。そこらへんがよく分るフランク・ロイド・ライトをモデルにしたアイン・ライドの小説「水源」の感想はココに書いています。確かに1944年と言えばまだ第二次世界大戦中ですからかなり奇抜なデザインだった事でしょう。

ニューヨークロケ地ガイドさんによると他に『メン・イン・ブラック』『誰かに見られてる』『シー・デビル』、2000年作の『ハムレット』にも登場しているそうです。
Guggenheim-02guggenheim04

中央部は巨大な吹き抜けになっています。
実は昔NY観光に行ってここも見たのですが、螺旋状の通路を下から上ってしまいとても疲れました。最上階までエレベーターで行き、螺旋状に歩いて降りてくるのが見学のコツだそうです。一緒に行った建築ゼネコンOLのBちゃんは建築の歴史や構造に明るく非常に感動している様子でしたが、当時の私は設計の背景など全く知らず展示作品もテーマ展の現代美術でチンプンカンプンでした。今考えると勿体無かったです。やはり歴史や建物について知ってるのと知らないのでは感動に大きな差が出てしまいますね。

そのグッゲンハイムでの銃撃戦のために精密なセットを10週間かけて建てている動画がCIA☆こちら映画中央情報局ですさんで紹介されてました。
Behind-the-Scenes of the Guggenheim Shootout in The International

すごいですね!こうして苦労して建て、即座にアクションシーンで破壊していくというのは、確かに映画作りの醍醐味ですね。
この「ザ・バンク 堕ちた巨像」(原題:The International)の日本公開は2009年4月4日です。

ザ・バンク 堕ちた巨像
原題:The International
監督:トム・ティクヴァ(パフューム ある人殺しの物語 )
出演: クライヴ・オーウェン 、 ナオミ・ワッツ 、 アーミン・ミューラー=スタール 、 ブライアン・F・オバーン
上映時間 :117分
公式HP http://www.sonypictures.jp/movies/theinternational/

予告は公式HPでどうぞ。
more...>>以降に「最初の5分間の動画」を置いています。

関連記事:
映画「ザ・バンク 堕ちた巨像」感想
アイン・ライドの小説「水源」の感想(映画「摩天楼原作」)
建築・インテリア

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2009/02/16

「落下の王国」のロケ地インドに行きたい

映画「落下の王国」のDVD・ブルーレイは2009年2月11日発売でしたが、それから毎日見るくらい好きな映画です。
失恋した上、撮影中の事故で脚を負傷したスタントマンのロイは人生に絶望し、入院中の病院で知り合った無垢な少女アレクサンドリアに、薬剤室から自殺用の薬を取ってきてもらうおうと、彼女の気を引くために壮大な物語を語り始めます。
少女は冒険物語を聞きながら、自分の周囲の人や物を使って空想し、それを映像化した体裁の映画となっています。13箇所の世界遺産・24カ国以上でロケを行った色鮮やかな映像は壮大で美しく、どこを切り取ってもCMにして良いくらいハイクオリティです。
fall-map
CGはほぼ使っていないのに風景はとても美しくて、こんな綺麗な場所がまだ世界にはあるんだ!と、びっくりしました。
特にインドの建物が素晴らしいですね。ピラミッドを逆さにして地中に埋めたような形の階段井戸の美しさは、人間が作った建築物の中でトップクラスじゃないでしょうか?

下にロケ地・撮影場所を一部リストにしましたが、インド共和国だけでもこの多彩さ。地図みたらインド全土に広がってて一回や二回観光に行ったくらいじゃ全部網羅出来なさそうです。「インドは面白いよ」と言ってたバックパッカーの友人の話が、やっと腑に落ちました。この映画のお陰でインドは私のいつか行ってみたい国No.1です。

インドの観光誘致用に作られた映画ではありませんが、結果として私のようにロケ地を巡りたい人が大勢でたと思います。観光誘致にお国が大枚はたいた割にイマイチな評判をとった某豪州映画にも見習って欲しいですね。

fall-01fall-02
パンゴン湖
Pangong Lake, Ladakh, India
wiki
ウッタル・プラデーシュ州アーグラ近郊
ファテーブル・シークリー
Fatehpur Sikri, Agra, Uttar Pradesh, India
wiki
fall-04fall-05
ウッタル・プラデーシュ州
アーグラ近郊アクバル廟シカンドラ
Sikandra,Agra, Uttar Pradesh, India
travel to agra
ラダック地方
Ladakh, India
wiki
fall-06fall-07
ラジャスターン州ジャイプール
ウメイド・バワン・パレス
Umaid Bhawan Palace,Jodhpur, Rajasthan, India
wiki
ラジャスターン州ジャイプール
ウメイド・バワン・パレス
Umaid Bhawan Palace,Jodhpur, Rajasthan, India
wiki
fall-08fall-09
ラジャスターン州ウダイプール
水中宮殿ホテル
Lake Palace, Udaipur,Rajasthan, India
wiki
ウッタル・プラデーシュ州
アーグラ近郊ファテーブル・シークリー
Fatehpur Sikri, Agra, Uttar Pradesh, India
wiki
fall-10fall-11
ラジャスタン州ジャイプール
シティパレス
City Palace,Jaipur,Rajasthan, India
wiki
ラジャスターン州ウダイプールジョードプル青の街
Jodhpur, Rajasthan, India (blue city)
wiki
fall-12fall-14
ラジャスターン州ジョードプル
メヘランガル砦
Meherangarh Fort,Jodhpur,Rajasthan, India
wiki
ラジャスターン州アーバーネリー階段井戸
Chand Baori, Abhaneri, Rajasthan, India
wiki
fall-15fall-16
ウッタル・プラデーシュ州アーグラ近郊
タージマハル
Taj Mahal, Agra, Uttar Pradesh, India
wiki
ラジャスターン州ジャイプール ウメイド・バワンパレス
Umaid Bhawan Palace,Jodhpur,Rajasthan, India
wiki


また石岡瑛子さんの衣装が素晴らしくて、この夢のような物語を更に幻想的で薫り高いものにしています。青山賊の着物っぽいジャケット、ダーウィンの蝶をイメージした毛皮のコート、エヴリン姫の扇子状ヴェール付帽子、敵兵達の鎧など、今まで見たこともないデザインで見る者の空想をかき立てます。
fall-20fall-19fall-17


映像だけじゃなく、アレクサンドリア(カティンカ・アンタルー)がとても自然で愛らしいのも、この映画の良いところです。
監督のコメンタリーを聞くと、病院でのシーンは監督やロイ役リー・ペイスの表に見えない努力が少女の自然な表情を引き出しているのですね。なるほど~っと合点がいきました。

大まかな緩いストーリーで病院シーンの撮影を始め、カティンカちゃんの反応や聞き間違えたり勘違いしたのに従いストーリーもどんどん変化する方式で順に撮影しています。
そうして出来上がった冒険物語を4年の歳月をかけ世界各国で撮影していったのだそうです。
また現実の子供らしい仕草や行動が空想部分にも現れ、現実と空想を繋ぐ心憎い演出でした。

冒険物語は語り部ロイの気分を反映し、次第に陰鬱なトーンに落ちていくのですが、古い映像を使ったラストシーンまで見ると、映画の先達に対する畏敬の念と愛があふれていて、私も一緒に「サンキュー、サンキュー、サンキュー」とお礼を言いたくなります。
私の中では2008年公開映画ベスト3の中の1本です。


落下の王国
原題:The Fall
監督・製作: ターセム・シン
脚本: ダン・ギルロイ 、 ニコ・ソウルタナキス 、 ターセム ・シン
撮影: コリン・ワトキンソン
プロダクションデザイン: ゲド・クラーク
衣装デザイン: 石岡瑛子
編集: ロバート・ダフィ
音楽: クリシュナ・レヴィ
出演: リー・ペイス 、 カティンカ・ウンタルー 、 ジャスティン・ワデル
ダニエル・カルタジローン 、 レオ・ビル 、 ショーン・ギルダー
ジュリアン・ブリーチ 、 マーカス・ウェズリー 、 ロビン・スミス
ジットゥ・ヴェルマ 、 エミール・ホスティナ
上映時間 118分
映画公式HP http://www.rakka-movie.com/

予告は公式HPかmore...>>でご覧下さい。撮影風景動画も置いています。

ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD]ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD]
(2009/02/11)
リー・ペイスカティンカ・アンタルー

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リー・ペイスの"Pushing Daisies"と"Possession"
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