2009/11/07

「ある愛の風景」のリメイク映画”Brothers ”予告篇

スサンネ・ビア監督の「ある愛の風景(原題:Brodre) 」をナタリー・ポートマン、トビー・マグワイア、ジェイク・ギレンホールでハリウッドリメイクした”Brothers ”の予告です。

昨日、アメリカ軍の基地で13人死亡の銃乱射事件があり、兵士たちの心的外傷後ストレス障害(PTSD)の問題がニュースになっていました。
「2008年時点でイラク駐留米兵の約6割が2回以上の戦地赴任を経験し、このうち3度目の派遣となった兵士では約4分の1がPTSDの症状を抱えていた」という米軍の調査結果を聞くと、戦地でのトラウマが引き起こすPTSDというのは深刻な問題です。
「遠い国の戦争にかり出された兄の訃報がそれまで家族の厄介者だった弟を真面目に立ち直らせるが、奇跡的に一命を取り留め帰国した兄は捕虜時の過酷な経験から別人のようになっていた」というストーリーの「ある愛の風景」は脚本も素晴らしい映画でした。
兄嫁役コニー・ニールセン、兄役ウルリク・トムセン、弟役ニコライ・リー・コスの演技がリアリティがあり、それぞれの苦悩がどれもよく分かりますが、ラストは残酷な運命から家族が再生に向けて歩み出す希望があり、見ごたえのある作品でした。
また前半の出来の良い兄がいなくなった事で家族を支えるように頑張り出す弟の姿に、出来が良くない妹である自分を重ねてしまい、胸に迫るものがありました。

ハリウッドリメイクする必要ない完璧な作品と思うのですが、予告編のトビー・マグワイアの鬼気迫る目を見たら、かなり楽しみになってきました。

トビー・マグワイアはスパイダーマン3のぽっちゃり体型とは打って変わり、過酷な捕虜生活をおくり、精神的にもダメージを受けているのが一目でわかりますね。
「ある愛の風景」では表面上は見えない兄の内面ががらりと変わっていた驚きがありましたが、見た目も変えちゃったのでより分かりやすくなってそうです。


心的外傷後ストレス障害(PTSD)を克服するというのは簡単な事ではないでしょう。
wikiにも、PTSDの深刻さ困難さが書かれていました。
この家族がそれにどう立ち向かうのか、スクリーンで見てみたいですね。

賞狙いしやすい時期の12月公開ですが、トビー・マグワイヤがもっとも賞を狙いやすい役でしょう。

クレジットでは三番目のジェイク・ギレンホールもハリウッドリメイクではもう少し積極的になっちゃうのかもしれないですね。原作の兄嫁と危ない雰囲気になった後の気まずい感じや仲直りするあたりの微妙な心情がすごく良かったので、出来たらあのまま展開は変えずにやって欲しいです。

監督は「マイ・レフトフット 」「父の祈りを」のジム・シェリダンです。




多忙の為しばらくコメント欄は閉じさせていただきます。

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映画の紹介
2009/11/06

「ヒックとドラゴン」予告篇

ドラゴンを訓練する方法"HOW TO TRAIN YOUR DRAGON"という原題のドリームワークスの全米2010年5月26日公開・立体3Dアニメ映画「ヒックとドラゴン」の予告篇です。

クレシーダ・カウエルの同名の児童書が原作で、ジェラルド・バトラーとアメリカ・フェレーラが声を担当、「リロ&スティッチ」のディーン・デュボアと「ムーラン」のクリス・サンダースが共同監督します。

それにしてもジェラルド・バトラーの声ってこんな声でしたっけ?

洋の東西を問わず、ドラゴンは人間に迷惑をかける存在ですが、その竜をバイキングの少年が手懐け一緒に冒険に行くストーリーと聞いただけで、「竜に乗るのか」と気になってしまいます。(私は惑星パーンで糸胞と戦う竜騎士を描いたアン・マキャフリィ「パーンの竜騎士」シリーズ ファンなのです。)

パーンシリーズが出た当時、「竜は空を飛んでいいのか?」「竜に人が乗っていいのか?」という論争(?)が私と友人の間でありました。
友人曰く「西洋の竜の翼は太った体を支えられないので、飛行できない。だから人を乗せて飛んではいけない」のだそうです。
確かに一理あります。でも蛇のような体型の東洋の竜だって翼はないのでどうやって飛んでるのかは謎です。翼に頼らず觔斗雲(きんとうん)神通力で空を飛ぶ東洋と、空を飛ぶなら翼(=理由)が必要な西洋の違いも文化の差で面白いですね。

少し先の話ですが2012年が次の辰年なので、2011年末にはドラゴン関係の本やグッズがわんさか出ると期待しています。



邦題:ヒックとドラゴン
原題:How to Train Your Dragon
監督・脚本:ディーン・デュボア、クリス・サンダース
原作:クレシーダ・カウエル「ヒックとドラゴン」
製作:クリスティン・ベルソン
原作:クレシーダ・コーウエル
配給:パラマウント(日本公開:2010年)
声の出演:ジェラルド・バトラー、アメリカ・フェレーラ、ジェイ・バルチェル

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映画の紹介
2009/11/05

アンジェリーナ・ジョリーの「ソルト(原題:Salt)」予告篇

ロシアの二重スパイの罠により米大統領暗殺を狙うロシア側スパイの嫌疑をかけられたCIA捜査官イブリン・ソルト(ジョリー)が、真犯人を突き止めようとするスパイスリラー「ソルト」の予告篇です。
「ウォンテッド」の予告を見た時のような、「うぁ〜こんなの見た事無い」という映像でもないしあんまりわくわく期待出来る感じはしませんが、様々な変装をする様子やかっこいいアクションもありサマームービーらしい予告ですね。

昨年ヒットした「ウォンテッド」のように列車の屋根に飛び乗ったり、「トゥームレイダー」のようにゴシック建築のアーチ型天井が出てきたりと、アンジーの過去のヒット作を意識したシーンが多いのはファン対策でしょうか?
映像的には新鮮味はないですが、脚本は良作と駄作の差が激しいのでちょっと心配な「リベリオン」のカート・ウィマーと「ROCK YOU! <ロック・ユー!>」のブライアン・ヘルゲランド、監督は「今そこにある危機」や「ボーン・コレクター」のフィリップ・ノイスです。

キウェテル・イジョフォーがCIAの対敵諜報部門の捜査官、リーブ・シュレイバーがソルトの上司で友人のロシア担当捜査官を演じるそうですが、このメンツだと真犯人は×××じゃなかろうか…と、クレジット4番目が真犯人という2時間ドラマの定理をつい当てはめたくなってしまいます。まぁ、まさかそんなキャスティングで犯人が分かるような安易な脚本ではないと思いますが…。

というわけでアンジーが真犯人捜しをする「誰がソルトか?」というURL(http://whoissalt.com/)のsaltは全米2010年7月23日公開です。


最近多忙のためイラついてるのか、褒めるより貶す文章が増えてます。う〜む、反省。
アンジーは好きなのでそれなりに楽しみなんですよ〜。
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2009/11/04

ヴィゴ・モーテンセン主演映画の原作「ザ・ロード」感想

ヴィゴ・モーテンセン主演で映画化される「ザ・ロード」読みました。
心理描写がなく読点もなく淡々と終末世界を旅する父子を描いた作品で、とてもアメリカらしい話でした。でも日本人には宗教や文化の違いから理解しづらい本だと思います。というか、私にはさっぱりこの本の主張が分かりませんでした。

ザ・ロードザ・ロード
(2008/06/17)
コーマック・マッカーシー

人類の大半が死に絶え、生き延びた人間たちもわずかな食糧を求めて非道を繰り返す終末世界で、寒さを逃れて南へと宛のない旅を続ける一組の父子を主人公に、飢えや他の生存者の襲撃から愛する我が子の命と人間性をただひたすらに守り通そうとする父親の絶望的な運命への抗いを、冷徹な描写で描ききった衝撃のサバイバル・ロード・ノベル。



核戦争後の荒廃した世界では生き残ることこそが目的となります。そんななかで人間性を失わず「善」であろうとする父親は激しく「悪」と対立します。

でもこの対立する「悪」ってそんなに「悪」なんでしょうか?
「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや。」と親鸞さんは言ってますが、この「悪人」とは悪行を働く犯罪者ではありません。
普段私たちは自分が正しいと思う事を主張しますが、相手もまた相手が正しいと思うことを主張しているだけです。善と善がぶつかり喧嘩になり戦争をおこしているのです。そんなつもりじゃなくても、存在自体が相手に不快な思いをさせているかもしれません。私たちは毎日他の生命を食べることで生きています。
そう考えると自らを一辺の曇りなく善であると言い切れる「善人」はいないのではないでしょうか。

一方、自らの正義を疑わず「世界の警察」であるアメリカで「善」であることにこだわった父親が「善」そのものの無垢な息子と旅を続け、自分とは違う主張をしている「悪」と戦います。
世界が崩壊し他の人は違う価値観で生きているだけなのに、そこにのこのこ出ていって自分の正義を押しつける父親は実にアメリカらしいです。

また、心理描写もなく会話が淡々と綴られるため子供にリアリティがなく、理想の父親像を書くために作り上げた理想の息子という感じがします。
多分この無垢な息子に神の子=キリストを重ね合わせんでしょうが、こういう理想的な子供描写って嘘くさくてたまりません。
こんな核戦争後の荒んだ世界を旅するのですから、注意するにこしたことはないのに、この息子はアホちゃうのかと突っ込むくらい無垢です。まるで小公子のセドリックのような理想的な子供っぷりに違和感ありすぎでした。
そのせいで酷い目にあう父親は自業自得、これは無垢じゃなくて無知ですよね?しかも最後はそんなオチかい…とますますモヤモヤしてしまいました。

また、本には読むべき時期があるのですが、私はちょっと外してしまった感じです。

グルメ絶賛のフランス料理だって、胃腸が弱って苦しい時は食べられないし、飢餓状態なら不味いと評判の社食だってご馳走です。
また凄く美味しいラーメン食べた直後にいつもは美味しいと思うラーメン食べても物足らなく感じてしまうものです。

私にとってこの「ザ・ロード」はちょうどそんな本で、面白い良い本だと思うけれど、核戦争後の世界はマンガで散々読んだりアニメで見慣れたものだし、クールで個性的な文体はノリが合わず読みにくかったです。

多分2〜3歳までの息子をもつ父親が読んだら、あぁ自分もこういう理想的な父子になりたいと思えるのかもしれません。クールな文体もいかにも男性が好みそうです。
またSF好きにはありふれたプロットでも、善と悪の戦いを描いた文芸書と思えば新鮮かもしれません。なにせアメリカではピュリッツァー賞も受賞し、巨匠の代表作と評価も高いのですから。
終末世界を描いたSFを読む前の10代の時期に、イラン戦争にアメリカが出しゃばる以前にこれを読んだらそれなりに感動しそうな本だと思いました。

おすすめ度:★★★☆☆
ハードカバー: 270ページ
出版社: 早川書房 (2008/6/17)
言語 日本語, 日本語, 日本語
ISBN-10: 4152089261
ISBN-13: 978-4152089267
商品の寸法: 19 x 12.8 x 2.6 cm



映画は監督はジョン・ヒルコート、主演ヴィゴ・モーテンセン、コディ・スミット=マクフィー、シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアース、ロバート・デュヴァルが出演します。
灰色がかった終末世界の描写、ヴィゴの父性愛などがどんなふうに描かれるか楽しみです。

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2009/11/02

ハロウィンといえばハイディ・クルム!!

ハロウィンと言えば毎年楽しみなのがハイディ・クルムの仮装です。

ドイツ出身のスーパーモデルで、女優として「シャンプー台のむこうに」や「ズーランダー 」にも出演しています。
ヴィクトリアズ・シークレットではセクシーな姿も見せているとても美しい女性なのですが、ハイジ主催のハロウィンパーティでは毎回個性的な仮装を見せてくれます。

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2004年の仮装。スタイル良いから映えますね!
 
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2005年。まぁ、まだ可愛いですよね。しかし頭が重そうです。
 
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2006年。ご夫婦ともにつきぬけたものを感じます。

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2007年。わりと大人しめ

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2008年。インドの女神カリ。結構細かいところまで凝っています。


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そして2009年はカラスでした。今年は地味でしたね。
10月9日に4人目のお子さんを出産したばかりだし、ちょっと出産ぶとりなのかな?
来年に期待してますよ〜。(今年の分だけクリックで拡大します)

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